公立高校入試。出題者側の姿勢が素晴らしい!

石川県公立高校入試の試験結果を以前記事で書きました。そこで平均点がどれぐらいだったといった話をしていましたね。試験結果をどのように評価するかということは、次年度の入試対策を行ううえでとても大切なことですよね。

そして当然のことながら、問題出題者側もこの試験結果を適切に評価し、次年度の問題作成に取り組むわけです。出題者はどう考えているのか!簡単にまとめてみました。

Q:総合平気点256点と、平均点が前年度を上回った点

A:ここ数年、複数の知識を結びつける問題や、データや資料を読み取って活用する問題を多く取り入れたため、全体として平均点がやや低く推移していましたが、基礎基本の問題と思考力や表現力、いわゆる活用力をみる問題のバランスに配慮したことに加え、中学校での指導改善により、活用力を意図した学習が徐々に浸透してきた結果です。

なるほど。

 

Q:来年度の入試も同じような感じ?

A:平成28年度の学力検査においても、活用力を必要とする問題の出題を通して、中学校における授業の中で身につける学力の方向性を示していきます。

ということは、来年度入試も今年度入試と同じような難易度に落ち着きそうですね。

Q:理科のテストの平均点が40.2点から48点になったけど、簡単になったのかな?数学は相変わらず50点を切っているけど、ちょっと厳しいのでは?

A:テスト問題は、中学校教育に教育委員会が求めるものを提示するためのもの。今年度も昨年度も、基本的に同じレベルを求めるという視点で作成しています。もちろん設問中のやや優しい、難しいというものがあるのは事実です。しかし平気点がたとえ厳しい数値となったとしても、教育委員会が求める中学校卒業の学力レベルというものがあり、それを要求していきます。

 

なんとも素晴らしい姿勢です。

よくテストの平気点が50点台半ばから60点台前半ぐらいまでのテストが、難易度的にも適切なテストだと言われていますが、教育委員会の方は

「下手に55点とか60点とかいう点数を求めて問題を作成すると、中学校に対する教育委員会の要請が、見えなくなってしまう」

と考えているのだそうです。

ちなみにですけど、今年度の合格者の点数分布グラフでは、450点から500点の生徒は誰もいなかったことになっていますが、全くいなかったわけでなく、パーセンテージに現れていないだけで、若干名いるのだそうです。

こういう出題者側のやりとりは新鮮で面白いです。ちなみに錦丘中学校についてのやりとりもあったのですが、、、それはまた今度!

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