【2020年入試】附属高校 国公立大学 現役合格 状況分析

金沢大学附属高校の2020年大学入試の合格者数が発表されました。今回発表された数値をもとに、附属高校の国公立大学への合格状況を分析していこうと思います。

なおここで紹介する合格者数は公表されている合格者のうち、現役で合格した合格者のみ取り扱います。

それは現役合格者数こそが、その学校の指導力を反映すると考えるためです。既卒生の大半は予備校に通い受験をしますので、既卒生の合格に影響を及ぼすのは学校ではなく予備校と考えるのが適切です。

それでは早速2020年大学入試の合格状況を詳しく見ていきましょう!!

最低でも金沢大は狙っていけるレベル!!

まず今年度の附属高校の進路状況の概要は以下の通りです。

卒業者数 進学者数 就職者数 未定者数
122 83 0 39

浪人率は約31.9%です。

国立大学への合格者数は合計51人で、国立大学合格率は約41.8%、国公立大学への合格者数は合計53人で、国公立大学合格率は約43.4%となります。約40%の生徒が国公立大学へ合格していることになります。さすがですね。

では、もう少し具体的に国公立大学への合格状況を見ていきましょう。

これは公表されている合格者数を、偏差値順に並び替えたものです。

なおここで使用した偏差値は、東進衛星予備校が公表している前期C判定の偏差値で各大学の全ての学部・学科の平均偏差値となります。

大学名 平均偏差値 受験者数 現役合格者数 累積合格者数 累積生徒数
東京大学 72.86 12 6 6 12
京都大学 70.29 7 3 9 19
一橋大学 70.25 3 2 11 22
東京工業大学 68.83 5 2 13 27
東京医科歯科大学 68.33 3 1 14 30
東京外国語大学 68.33 1 1 15 31
大阪大学 66.65 6 5 20 37
名古屋大学 65.05 1 0 20 38
東北大学 64.94 1 1 21 39
お茶の水女子大学 64.60 5 1 22 44
北海道大学 64.36 2 1 23 46
筑波大学 64.35 6 4 27 52
九州大学 64.07 1 0 27 53
横浜国立大学 63.82 1 0 27 54
神戸大学 63.63 3 0 27 57
千葉大学 62.42 2 0 27 59
旭川医科大学 62.00 1 1 28 60
東京都立大学 61.25 1 0 28 61
東京農業工業大学 61.18 1 1 29 62
名古屋工業大学 60.50 1 0 29 63
金沢大学 60.00 38 16 45 101
高崎経済大学 59.50 3 1 46 104
京都工芸繊維大学 59.50 1 0 46 105
長崎大学 58.50 1 0 46 106
徳島大学 58.33 2 0 46 108
東京学芸大学 57.70 2 1 47 110
信州大学 57.20 1 0 47 111
静岡大学 56.65 1 1 47 112
富山大学 55.86 11 3 50 123
鳥取大学 55.20 1 1 48 124
福井大学 54.64 11 1 49 135
秋田大学 52.63 3 0 49 138
石川県立大学 51.00 1 1 49 139

附属高校は現役・浪人の合格者数はもちろんのこと、受験者数も公表されています。

東大・京大に合格するのは学年で約10人程ですが、実際に受験している(つまり東大・京大レベルの生徒)は学年で約20人ほどいますので、学年全体の約15%が東大・京大レベルであると推測されます。

一方で旧帝大ならびに旧帝大ならびに同等レベルの大学に合格したのは学年で約30人程ですが、同等レベルの大学を受験した生徒は全体の約70%強になると推測されます。

上記の表では、九州大学までの累積生徒数は53人と表示されており、旧帝大レベルの生徒は学年で50人程度なのでは?と思われている方もいらっしゃると思うのですが、実はこの表は各大学の全ての学部の平均偏差値順になっているのです。

附属高校特有かもしれませんが、附属高校は医学部医学科志望の生徒が非常に多く国公立大学の医学部医学科の偏差値は旧帝大レベル以上となっているため、これらの医学部医学科受験者を加味すると、学年の約70%強が、旧帝大レベルを狙える状態であることが分かります。

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