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今年の私立高校入試の動向を確認しておきましょう

    
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今年の私立高校入試の動向を確認しておきましょう

第1回金沢市統一テストも終わり、中学3年生の受験生は12月に実施される「実力テスト」に向けた勉強をしていることと思います(あ、その前に定期テストもありますね…)。

この第1回金沢市統一テストの結果と12月の実力テストの結果を踏まえて、各学校で面談が実施されると思います。そこで「私立高校」の受験校が決定するわけです。面談前に今年の私立高校入試の動向を確認しておいた方がいいかなと思い記事を書いてみたいと思います。

志望者の増減はどうなっている?!

先日実施された石川県総合模試の偏差値分布表記載の志望者数から、全志望者に占める各高校・各コースの専有率(小数第4位四捨五入)を求め、昨年度と比較してみました。専有率に0.5%以上の動きがあるものはそれぞれ上昇・下降と記載しています。ちなみに今年の第4回石川県総合模試の受験者数は4019名、昨年度は3597名でした。それではこれをまとめた表をご覧ください。

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【星稜高校】Aコースは昨年とほぼ変わらず、Bコースで志願者の専有率が低下

【金沢高校】スポーツコースをのぞいて、ほぼすべてのコースで志願者専有率が上昇

【金沢高専】昨年並み

【遊学館】一般進学コースは専有率が低下。その他のコースは昨年並み

【北陸学院】特別進学コースは専有率が低下。総合進学コースは昨年並み

【尾山台】昨年並み

【金沢学院】総合コースは専有率が低下。その他のコースは昨年並み

星稜高校がボーダーラインを引き上げると発表したことが影響しているのかもしれませんが、金沢高校の志願者が増加傾向にあるようです。それでは志願者の現在の学力状況はどうでしょうか?比較してみましょう。

各高校別志願者平均偏差値

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【星稜高校】志願者専有率が低下したBコースも志願者の学力は昨年並み(若干上昇)

【金沢高校】志願者数は増加しているが、特進コースの志願者平均偏差値は低下。一方で、Sコース、進学コースは若干上昇。星稜回避組の影響なのかもしれません。

【金沢高専】志願者数が少ないので、平均偏差値の上昇・下降はあくまでも参考程度

【遊学館】特別進学コースの志願者平均偏差値が下降。一般進学コースも若干の下降傾向

【北陸学院】特別進学コースが遊学館同様下降傾向。総合進学コースは昨年並み

【尾山台】志願者数が少ないので、平均偏差値の上昇・下降はあくまでも参考程度。普通コースは下降傾向

【金沢学院】特別進学コースやスポーツコース、美術デザインコースは志願者数が少ないので、平均偏差値の上昇・下降はあくまでも参考程度。総合コースは例年並み

 

以上第4回石川県総合模試時点の私立高校の志望者動向でした。面談前に参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

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