金沢高専入試【数学】傾向と対策

中学生

私立高校入試の試験問題を分析していくシリーズを本日も。数学のみではありますが、1校1校分析を続けてきました。本日が一区切りであります。金沢高専の入試問題を詳しく分析していきますよ!!(私立高校は他にもあるのですが、おそらく金沢から受験する方はほとんどいないだろうと思いますので、残りの高校は省略させていただきます)。というわけで早速始めていきたいと思います。まずは全体傾向から。

40%は数と式から

これほど特定の分野からの出題が多くなった高校はこれまでありませんでした。金沢高専の過去5年間分の出題内容を見ますと、約40%が数と式の分野からの出題となっています。先日、尾山台高校の分析記事で、尾山台高校は数と式からよく出題されてると指摘していたのですが、金沢高専の方が断然多かったです。その他の単元に関しては、概ね同じような割合で出題されていると考えて問題ないと思います。規則性などの問題は出題されていません。それでは、各分野ごとにもう少し詳しく出題内容を見ていこうと思います。

計算問題はあらゆる単元から

 

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例年[1]は計算問題、[2]は小問集合という出題構成となっています。[1]は正負の数の計算が2問、文字式の計算が2問、平方根の計算が1問の合計5問の構成となっており、年度によって多少配点は異なりますが、1問4点だとしてもここで20点となります。計算ミスせずにここはコンプリートして欲しいところです。[2]の小問集合では、因数分解や展開などの計算問題がこの分野からは出題されています。この分野の出題割合は非常に高いですから、仮に苦手な単元があるようでしたら、冬休みはまずそこから学習されることを強くお勧めいたします。それでは続いて方程式分野を見ていこうと思います。

1次方程式の計算問題は出ていない

 

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方程式分野からは[2]の小問集合で計算問題が、その後1つの大問として方程式の応用問題(=文章題)が出題されています。計算問題は、連立方程式と2次方程式の出題は見られますが、1次方程式からの出題はここ最近は見られていません。応用問題については、1次方程式・連立布袋式の文章題が大半で、2次方程式の応用問題は出題頻度でいうと少なめです。計算問題は基本的な問題が出題されていますから、ここでの失点は避けたいところです。必ず求めた答えを問題の式に代入して、成り立つかどうかのチェックをした方が良いでしょう。それでは続いて「関数」を見ていきます。

 

2次関数です。

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関数分野からは[2]の小問集合と後半の大問での出題が見られます。小問集合では1次関数、大問では2次関数というのが定番になっています。大問の2次関数についてですが、難易度は基礎〜標準といったレベルとなっています。配点が高いので、一つでも多く○をゲットしたいところです。昨年であれば2次関数だけで20点、1次関数の出題と合わせると、関数分野からは24点分出題されています。それでは続いて図形分野の出題内容を詳しく見ていきましょう。

証明でます

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[3]で立体図形の問題が出題されることが多いです。体積を求めなさいという問題の出題が複数年度で見られています。あとはやはり証明の問題が多く出題されていますね。合同証明と相似の証明。よく練習しておくといいと思います。またこの証明はとても配点が高いです。10点という年もありました。途中点があるのかどうかわかりませんが、仮に途中点があるとしたら、少しでも多く書いた方がいいに決まっています。よくトレーニングしておくことをお勧めいたします。

その他の単元からの出題は確率です。確率は[2]の小問集合の一問として出題されています。金沢高専ではまだ資料の整理からの出題は確認できていません。が、繰り返しにはなりますが、資料の整理からの出題は増えていますから、入試前までには一通り確認しておくと良いと思いますよ。

以上、金沢高専の数学の入試傾向分析でした!

 

アイキャッチ画像引用元(http://www.kanazawa-tc.ac.jp/information/profile/emblem/)

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