星稜中学校

中学入試における面接について

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いよいよ今年の県内の入試が始まろうとしています。金沢大附属中学校入試まであと20日となりました。今回は金沢大附属中学校入試でも実施される「面接試験」について簡単に記事にしてみようと思います。

附属中学校だけでなく錦丘中学校、星稜中学校、北陸学院中学校でも面接が実施されていることからわかるとおり、県内の中学入試における入学者選抜においては、学力検査の結果だけでなくその人物自身の評価も重視しているということなのだと思います。ただし、受験するのは小学6年生です。下手な小細工をするのではなく、ありのままの姿でしっかりと臨むのが一番だとは思います。そうは言ってもどういった点に注意しなければならなないのかは気になると思います。そこで幾つかのポイントをまとめておこうと思います。 続きを読む

星稜中学校 H27年度 入試問題分析ー理科・社会編ー

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星稜中学校 H27年度 入試問題分析シリーズ。今回が最後です。最終回は「理科・社会編」となります。
なお過去記事はこちらからご確認いただけます。

算数編

国語編

星稜中学校の入試の筆記試験では、算数・国語・理科・社会の4教科が入試科目となっていますが、理科と社会はまとめて1教科のように扱ってテストが実施されています。国語・算数は各40分の試験時間ですが、理科と社会は2教科あわせて40分ということになります。また理科・社会をあわせてテストを実施するとなると、例えば理科と社会を融合したような問題が出題されるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、そのようなことはなく、単純に理科と社会のテストが合体しただけです。ということで、まずは「社会」の出題内容を見ていこうと思います。

【社会】

大問は4つ、小問は21問です。

[1] いろいろな産業の工夫・情報

例えば(1)では、

ガソリンと電気を使って走るので、(  )の排出量が少ない自動車です。

という文があり、(   )内に適する語を、問題用紙に用意された語群から選び、さらにそのことがわかる資料を選択するといった形式になっています。ハイブリットカーやハザードマップなどに関する内容が出題されています。

 

[2] メディアと情報機器

与えられた文にはメディアを選びなさいという問題で、ラジオ・テレビ・新聞・インターネットの特徴を問う内容となっています。これは現代っ子であれば余裕なのではないかなと思います。

[3] [4] 歴史

[3]と[4]はそれぞれ歴史の問題で、[3]が前半、[4]が後半といったところです。非常に基礎的なことのみを問う内容となっています。邪馬台国の誰が中国に使いを送ったか?聖武天皇の持ち物など、多くの宝物が納められているのは東大寺のどこか?といった問題です。あと特徴的なのは、歴史上の人物の写真が与えられ、その人物名を答えなさいという問題が[3]と[4]両方で出題されています。もちろん写真だけでなく、その人が行ったことが文字で書かれていますので、難なく解けるのではないかと思います。

以上が【社会】です。お気づきの方もいらっしゃると思いますが、星稜中学校の社会は「地理」からの出題がほぼないんですよね。少なくともここ4年は出題されていません。どういう意図があるのでしょう??

さて続いて理科をチェックしてみましょう。

【理科】

理科も大問は4つです。小問数は15問となっています。

[1]  植物

花のつくりについて出題されています。問われているものは「めしべ」「おしべ」「花粉」「受粉」といった本当に基礎の基礎といったものばかりです。

[2] ものの燃焼

ろうそくを集気びんの中に入れ火をつけるという実験を通しいて、一番長くろうそくが燃えるものはどれか、その理由、そしてものが燃えるとどういう気体が発生するか、またその気体の性質はどういったものかを答えさす問題となっています。これも基本的な問題です。

[3] 電磁石

電磁石が題材として取り上げられていますが、基本的な問いで構成されています。磁石の強さを強くするためにはどのようにすればいいか2つ書きなさいといった問題がありますが、定番中の定番の問題といったところです。

[4] 太陽と月

天体の問題です。(1)や(3)はサービス問題ですね。太陽がどの方角から昇って、どの方角に沈むかが聞かれています。(2)の太陽の大きさが地球の何倍かは、知らない子は間違って「ア」を選んでしまうかもしれませんね。(4)は中学受験の天体の問題では定番の問題ですが、他の問題と比べると少し難しい問題と言えるかな?と思います。

 

以上、星稜中学校の平成27年度 理科・社会 入試問題分析でした。

基本的なことしか聞かれませんから、学校の教科書を中心とした勉強で十分対応することができると言えます。

星稜中学校 H27年度 入試問題分析ー算数編ー

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昨日星稜中学校の平成27年度入試問題分析ー国語編ーを記事にしました。今回はその続き。算数編です。

星稜中学校の平成27年度の算数の入試問題は、大問数が5つ、小問数が23問となっています。配点は非公表ですが、問題数から考えて一問あたり4点ぐらいかなと勝手に予想しています。それでは詳しく入試問題をチェックしていきたいと思います。

[1] 計算問題

簡単な計算問題です。ここは満点を確実にゲットしたいところです。どの問題も普通に計算すれば十分正解することができると思いますが、例えば(1)や(4)などは、計算を簡単にする計算法則を上手く活用して解くことができれば、スピーディーに問題に取り組めるのではないかと思います。

[2] 小問集合

様々な単元から、基本的な問題が10問セレクトして出題されています。

(1)比  (2)速さ(単位変換含む) (3)割合の基本 (4)割合(相当算)(5)数の大小 (6)数揃え (7)台形の面積 (8)複合図形の求積(半円3つ合体)(9)損益算 (10)対角線の数

どれも中学受験の問題として考えると難易度低めの基本問題ばかりです。しっかりと中学受験対策の勉強をしていた受験生であれば、満点とることは十分可能な問題です。

[3] 公約数と公倍数

(1)は最大公約数を求める問題。連除法を使えば一発。(2)は(1)で求めた最大公約数から公約数の個数を答える問題。最大公約数の約数=公約数の関係がわかっていればなんなくクリアー。(3)は公倍数で2015より小さいものがいくつあるかを求める問題。最小公倍数を求めてから、2015をその最小公倍数で割った商が答えとなる。いたって基本的な問題。

[4] 規則性の問題

規則性の問題でよく見るテープつなぎの問題。図が与えられていないので、つないでいく様子を自分でしっかりとイメージしながら問題に取り組んでもらえればと思います。問題自体はよく見る問題です。等差数列の公式なども中学受験生であれば学習済みですから(1)は難なく解けるはずです。(2)は受験生の中には難しいと感じる子もいたかもしれませんが、これもよく出る形です。

[5] 速さ

進行グラフが与えられ、それを読み取って「追いついた時間」や「歩く速さ」を求める問題です。(1)では進行グラフにおいて、グラフが平らになっている部分が何を表しているのかを説明させる問題が出題されています。(2)(3)については、よくあるパターンです。

 

以上、平成27年度の星稜中学校「算数」の入試問題を分析してきました。算数の問題はどれも基本的な問題ばかりですので、しっかりと中学受験の勉強をしておけばかなりの高得点が期待できるものばかりです。まずは教科書レベルの問題を確実に解けるような練習をしておくことが必要です。

星稜中学校 H27年度 入試問題分析ー国語編ー

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入試問題分析シリーズ。今回は「星稜中学校」を取り上げます。

県内の私立中学校といえば、北陸学院中学校か星稜中学校ということになりますが、北陸学院中学校の過去問は市販されていませんので、今回は市販されている星稜中学校の問題を取り上げていこうと思います。

なお、過去問は教英出版から出版されています。おそらく在庫は少ないと思いますので、受験予定者は早目のご購入をおススメいたします。
(この記事から購入用のページにダイレクトに飛ぶことができます)

それでは早速見ていきましょう。

平成27年度入試の国語は大問が7つ、小問数が約45問となっています。配点は公表されていません。

[1] なだいなだ「心の底をのぞいたら」からの出題

問1〜問9までありますが、漢字・語句・文法などの、いわゆる「知識問題」も多く出題されています。問1、問2は漢字、問3は部首名、問8は四字熟語(弱肉強食)の出題となっています。また読解問題についても、基本的な問題が多く、文章内容に関して深く問う問題は少ないです。適切な接続詞を選択する問題(問5)、指示語の内容を問う問題(問6・7)が中心となっています。

[2] 森下典子「いとしいたべもの」からの出題

[1]は難易度がそこまで高くない問題でしたが、もう一つの読解問題である[2]は[1]と比較すると難しい問題になっています。問4では、登場人物の気持ちについて、そのような気持ちになった出来事を25字以上30字いないで答える問題も出題されています。問1〜問7までありますが、その中で、登場人別の「気持ち」を答えさせる問題が問3、問4、問6と半分近く出題されています。最後の問7は漢字の問題で「ウタガわ」「ソソいだ」「モヨウ」「フシギ」をそれぞれ漢字に直す問題となっています。

[3] 文法

[3]以降は文法や語句に関する問題の出題となっており、知識事項を問うものとなっています。[3]は文法の問題で、与えられた文の「主語・述語」を答える問題、形容詞などがどこを「修飾」しているかを答える問題となっています。

[4] 敬語

[4]は敬語の種類を答える問題です。尊敬語と謙譲語、丁寧語の区別を問う問題となっています。

[5] 熟語

[5]は熟語の問題で、与えらえた熟語の読みについて、どのような組み合わせ(音読み+訓読み、訓読み+訓読み、音読み+音読み、訓読み+音読み)かを答える問題、熟語の組み立てについて答える問題となっています。

[6] ことわざ・慣用句

言葉の知識を問う問題です。ことわざは「石橋をたたいてわたる」「さるも木から落ちる」など基本的なものと同じような意味となるものを選択する問題、水をさす、さじを投げるなどの慣用句の意味を答えるものとなっています。

[7] 熟語

一つの漢字を入れて、4つの熟語を完成させるという漢字検定などの問題に見られる問題です。

 

ここまで、平成27年度の星稜中学校の国語の入試問題を見てきました。[3]以降は知識系の問題が中心となっています。難易度はそこまで高くありませんから、「中学受験用」の問題集ではなく「教科書準拠」の問題集で、教科書に登場するような内容に関してしっかりと学習しておくと良いと思います。

次回は算数をチェックしていきます!