高校受験

志望校選定ーボーダライン付近の場合どうするか?!ー

昨日、第2回金沢市統一テストと、第6回石川県総合模試の両方の結果をもとに、志望校合格可能性を色で感じる「志望校決定シート」を公開しました。今回はその志望校決定シートを用いて、ボーダーライン付近の方がどう考えるべきかを記事にしたいと思います。

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志望校決定お助けシートだ!

高校受験生の皆様。本日は私立高校入試お疲れ様でした。私立専願の方は、一足先に受験終了ですね。公立高校を受験される方は、ここから最後の追い込みです。さらに志望校の最終決定も必要となってきます。本日はその志望校の最終決定のお助けになるようなツールをご紹介いたします。

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附属・泉・二水を志望する今年の受験者の特徴

前回、第3回石川県総合模試の試験結果を各学校を第一志望としている生徒の平均点の変化という点から見てみたわけですが、今回は同じく第3回石川県総合模試の結果を過去のデータと比較し、今年の受験生の特徴を少し考えてみようと思います。全部だと大変なので…、とりあえず附属・泉・二水という金沢トップ3を第一志望とする受験者の得点を詳しくみてみました。

単純に点数だけを見ていても、毎回の模試の平均点が異なるので、しっかりとしたことはわかりません。石川県総合模試が受験者に公表しているデータでは、科目ごとの平均点と全教科の平均偏差値、そして偏差値の分布が各学校ごとに示されます。科目ごとの変化をとらえたいので、今回は公表されているデータの「科目ごとの平均点」に注目したいと思います。附属、泉、二水を第一志望としている生徒の科目別平均点がどのようになっていて、過去データと比較するとどういう変化が見られるか。こういった点に注目します。

学校別・教科ごとの第一志望者の平均点差の一覧(過去データ)は以下の通りです。

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なおこの数値は、各年度の各科目の年間平均との差をあらわしています。

表の数値を改めて紹介すると、

附属高校

英語 +28.2 数学 +27.6 国語 +18.4 理科 +24.5 社会 +23.6

泉丘高校

英語 +23.3 数学 +21.5 国語 +14.4 理科 +23.2 社会 +20.8

二水高校

英語 +13.5 数学 +11 国語 +9 理科 +13.9 社会 +12.9

となっています。

では、今年の受験生の現時点までの平均点と、過去の年間平均とを比較してみましょう。

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年間平均と比較をすると、大抵の科目で過去データよりも現時点での平均点は低いという結果になります。そりゃそうですよね。だって、年間平均は、受験直前期までのデータを含んでいますから…。

そこで、第3回の石川県総合模試の過去データに絞って比較してみます。

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学校別にデータ比較をしていきましょう。

【附属高校】

志望者のレベルは例年通り

ただ、「英語」と「社会」が過去の平均と比較すると少し低くなっています。一方で「数学」はかなり高くなっています。今年附属を志望している生徒は「数学」が得意な生徒が多いのかもしれません。

【泉丘高校】

志望者のレベルは例年以上

今年の泉丘高校は昨年以上に難化しそうです。現時点で過去平均点よりもかなり点数が上昇しています。主要科目である「英語」「数学」「国語」すべてが過去平均点よりも点数が上昇しています。夏休みにしっかりと主要科目を固めてきているようですね。現時点では理科、社会が過去データよりも低くなっていますが、これから理科・社会も固めてくるでしょうから、全体的にさらに難化すること必至です。

【二水高校】

志望者のレベルは例年よりちょっと下がるかも

今年の二水高校はさらに受験生の学力が低下しています。泉丘高校と二水高校との間には、もはや埋められないほどの差ができてしまっているようですね。ただし、二水高校志望者は例年スロースターターが多いです。第4回石川県総合模試からグイグイと成績が上がってくる人が少なくありまんので、しっかりと状況を観測していかなければなりません。

 

上記はあくまでも数値を見ただけでわかるトレンドです。これから金沢市統一テストの結果が出揃いはじめると、より現実的な志望校選択をみなさんするようになりますから、模試データの分析はより意味を持つことになります。また機会があれば、こういったデータの比較をしてみたいと思います。

 

 

附属・泉丘・小松高 突破模試って?!

本日の北國新聞のテレビ欄の下にこんな大きな広告が。

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そう!附属・泉丘・小松高突破模試

この模擬試験前まえから気になっていました。進学校受験する生徒に限定した模擬試験のようです。突破模試の特徴は次の通りです(HP参照)

1)記述式問題の添削指導つき

2)県下No.1を目指す人のオープン模試

3)「入試突破説明会」の同日開催

4)「見直し学習会」参加者に正答率別学習法を指導

この中で1)の記述式問題の添削指導が無料で受けられるのはすごいですよね。第三者が自分の答案をどう評価するのか、そしてどう改善すればより完成度の高い答案となるのかの添削指導を受けられるのは貴重です。ただし注意が必要なのは、すべての科目が添削指導の対象ではないとのことです。ホームページからの情報を引用しますと、添削指導対象は以下の通りです。

【中学3年生】

国語:課題作文 理科:長文記述問題 社会:長文記述問題

【中学2年生】

国語:課題作文

添削領域がさらに広がると、より素晴らしくなりそうですね。

ホームページに記載されている残りの特徴は、他の無料模試でもよく見られるものですが、4)の正答率別学習法の指導は興味ありますね。県下最大規模の石川県総合模試は、大問別の平均点が示されるものの、一問一問ごとの正答率や誤答率・無答率が公表されていません。この点は、突破模試が他模試よりも優れている点と言えるかもしれません。(実際どのような形で情報提供されるのかは現時点では未確認ですが…)

さて良いとこばかりの感がある突破模試ですが、本日の新聞広告を見ると一点気になることが….。

それは受験者数です。

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画像荒くて見ずらいのですが、

「昨年、難関高校を目指すのべ1,000人が受験した突破模試」

との記述が。これって中3と中2合わせた受験生なのでしょうか?

昨年までは年2回とかだったのでしょうか?記憶が定かでないのですが、仮に昨年も年3回実施していたとすると、1回あたり約334人。

附属高校・泉丘高校・小松高校の定員が附属120名+泉丘400名+小松320名=840名。

単純に考えるとカバー率は40%と多そうに見えます。ただ突破模試のQ&Aの記述にもある通り、突破模試の志望校判定の対象は、この3校以外にも二水、桜丘、錦丘、七尾、羽咋高校が含まれています。

例えば小松高校って二水高校と桜丘高校の上位ぐらいまでの受験者層と学力水準が被る学校です。さらに上記の通り志望校判定対象校が広いことを踏まえると、当然それらの学校を受験する受験者も含まれていると考えられます。となると、上記の40%という数字を額面通り受け取れないだろうなーと思います。本当に附属高校・泉丘高校・小松高校(この小松高校というのがややこしい。小松高校を含むなら、当然二水や桜丘も含まれてしまうので…)を受験する生徒がどれくらいいるのかが気になるところです。実質的に、二水・桜丘上位までの受験者層をカバーする模試と考えると、そのカバー率は20%。

この点はもう少ししっかりとした情報開示が期待されます。その点、石川県総合模試は、毎回各高校別の志望者数が具体的に数字として提供されますので、模擬試験の結果としての信頼性は高いですね。

いずれにせよ、新しい模擬試験である「突破模試」。まだ謎な部分は多いですが、今後も注目してみようと思います!

ザワナビ読者の方で、この模擬試験について何か知っている、問題持っているよ!っていう人いたら、こちらまでご連絡ください1