泉丘高校

【総括】2016年度 石川県高校入試 結果

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中学3年生は、まもなく中学3年間の部活動最後の大会を控えています。部活動に関しては、これが中学生活最後の総仕上げとなりますので、頑張って最高の結果を目指してもらいたいと思います。そして、この部活動の大会が終了しますと、いよいよ高校受験モードに本格的に移行していくことになります。夏休みは受験の天王山と言われていますから、その夏休みをどう過ごすか、といったことも計画していかなければなりません。夏休みに塾の講習会に参加するのであれば、どの塾の講習会に参加するのかを考えなければなりません。同時に、自分の目標とする高校選択も考えていかなければなりません。忙しいですねー。

本日は、過去記事をまとめて、志望校選択の参考となる高校入試結果のまとめをお送りいたします。

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【最終版】 本当に難関大学進学に強い石川県の高校

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一昨日・昨日と月刊北國アクタスに掲載されているデータをもとにして、「難関10大学に強い高校」「医学部に強い高校」という記事をそれぞれアップしてきました。本日は、医学部の入試難易度が、難関大学のそれと同等であることを踏まえ、これら両方を加味した、「本当に難関大学に強い高校はどこだ?!」というテーマで記事をアップしようと思います。

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第4回石川県総合模試の結果簡易分析

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先日実施された第4回石川県総合模試の試験結果が受験者へ返却され始めているようです。早速ザワナビも結果表を入手。サクッとその結果分析をしてみたいと思います。

総合結果と科目別結果は?!

まずは第4回石川県総合模試の各科目ならびに5教科合計の平均点・標準偏差・最高点は以下の通りです。

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前回(第3回)の石川県総合模試と比較すると、

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となっています。ま、毎回テストの問題が違うわけですから、平均点が上がったり下がったりするのは当たり前ですので、このデータに何の意味もないわけですが…。とりあえずご紹介しておきますね。

学校別志望者数の状況

続いて志望者の動向を確認しておきましょう。ここでは各学校別にその学校を第一志望としている人の人数を表でまとめてあります。また前回(第3回石川県総合模試)との志望者数の比較も行ってみました。

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各学校とも受験者数が増加していますが、これは第3回総合模試と第4回総合模試とを比較すると、受験者数が3,551名から4,019名と468名増えているためです。ただ学校によってふえ方は違いますね。県南地区(小松や加賀)、県北 地区(能登)にある公立高校と石川高専を含めた、公立学校の数で増加した468名を割ると18名アップが平均なのですが、桜丘の30名、野々市明倫の62名、そして金沢市立工業の21名、県立工業の38名、金沢商業の33名など、平均以上の志望者増加が見られる学校があります。今回増えた受験者がこれらの学校を志望する人が多かった可能性はありますが、いずれにせよ、ここにある学校は前回に比べて志望者が増えていると考えていいと思います。

第1回金沢市統一テストの結果が出た後の次回の模擬試験になると、より現実的な志望校登録をする生徒が増えてくると思いますので、来春の公立高校入試の動向を占うことができるだろうと思っています。

今年の学校別志望者の得点状況

さて、各学校の第一志望者の平均点をチェックしていきましょう。これが一番大切ですよね!

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上表は各学校の第一志望者の平均点と、全体平均点との差をまとめたものです。そしてここ数年間の第4回石川県総合模試における第一志望者の平均点を過去平均として紹介しています。赤字になっている科目は、過去平均よりも低い科目であることを表しています。

ここから色々と見えてくることがありますね。

例えば「附属高校」や「二水高校」「錦丘高校」「伏見高校」は明らかに第一志望者の得点状況が下降しています。

また、ほぼすべての学校で、国語の点数が過去平均と比較すると低下しています。特に附属高校と泉丘高校を除いて平均点の下降傾向がみられます。

また、模擬試験で毎度毎度「標準偏差」が高い科目として「英語」が取り上げられていますよね。いわゆる中堅以上の上位校(進学校)と下位校との点数差がかなり激しいことがこの表からもわかると思います。だからこそ標準偏差の数値が高くなっているのですが….

一方で、上位校だけを見てみると、実は例年よりも英語の平均点数が全体として上昇しています。上位校を受験する方は、英語をしっかりと学習しておくのが「必要条件」になっているとも言えますね。

以上、簡単ではありますが、第4回の石川県総合模試の結果を分析してみました!

 

附属・泉・二水を志望する今年の受験者の特徴

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前回、第3回石川県総合模試の試験結果を各学校を第一志望としている生徒の平均点の変化という点から見てみたわけですが、今回は同じく第3回石川県総合模試の結果を過去のデータと比較し、今年の受験生の特徴を少し考えてみようと思います。全部だと大変なので…、とりあえず附属・泉・二水という金沢トップ3を第一志望とする受験者の得点を詳しくみてみました。

単純に点数だけを見ていても、毎回の模試の平均点が異なるので、しっかりとしたことはわかりません。石川県総合模試が受験者に公表しているデータでは、科目ごとの平均点と全教科の平均偏差値、そして偏差値の分布が各学校ごとに示されます。科目ごとの変化をとらえたいので、今回は公表されているデータの「科目ごとの平均点」に注目したいと思います。附属、泉、二水を第一志望としている生徒の科目別平均点がどのようになっていて、過去データと比較するとどういう変化が見られるか。こういった点に注目します。

学校別・教科ごとの第一志望者の平均点差の一覧(過去データ)は以下の通りです。

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なおこの数値は、各年度の各科目の年間平均との差をあらわしています。

表の数値を改めて紹介すると、

附属高校

英語 +28.2 数学 +27.6 国語 +18.4 理科 +24.5 社会 +23.6

泉丘高校

英語 +23.3 数学 +21.5 国語 +14.4 理科 +23.2 社会 +20.8

二水高校

英語 +13.5 数学 +11 国語 +9 理科 +13.9 社会 +12.9

となっています。

では、今年の受験生の現時点までの平均点と、過去の年間平均とを比較してみましょう。

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年間平均と比較をすると、大抵の科目で過去データよりも現時点での平均点は低いという結果になります。そりゃそうですよね。だって、年間平均は、受験直前期までのデータを含んでいますから…。

そこで、第3回の石川県総合模試の過去データに絞って比較してみます。

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学校別にデータ比較をしていきましょう。

【附属高校】

志望者のレベルは例年通り

ただ、「英語」と「社会」が過去の平均と比較すると少し低くなっています。一方で「数学」はかなり高くなっています。今年附属を志望している生徒は「数学」が得意な生徒が多いのかもしれません。

【泉丘高校】

志望者のレベルは例年以上

今年の泉丘高校は昨年以上に難化しそうです。現時点で過去平均点よりもかなり点数が上昇しています。主要科目である「英語」「数学」「国語」すべてが過去平均点よりも点数が上昇しています。夏休みにしっかりと主要科目を固めてきているようですね。現時点では理科、社会が過去データよりも低くなっていますが、これから理科・社会も固めてくるでしょうから、全体的にさらに難化すること必至です。

【二水高校】

志望者のレベルは例年よりちょっと下がるかも

今年の二水高校はさらに受験生の学力が低下しています。泉丘高校と二水高校との間には、もはや埋められないほどの差ができてしまっているようですね。ただし、二水高校志望者は例年スロースターターが多いです。第4回石川県総合模試からグイグイと成績が上がってくる人が少なくありまんので、しっかりと状況を観測していかなければなりません。

 

上記はあくまでも数値を見ただけでわかるトレンドです。これから金沢市統一テストの結果が出揃いはじめると、より現実的な志望校選択をみなさんするようになりますから、模試データの分析はより意味を持つことになります。また機会があれば、こういったデータの比較をしてみたいと思います。

 

 

泉丘は附属の1.5倍【受験】に強い??!

泉丘

附属高校と泉丘高校は石川県を代表する進学校としてよくライバル視されていますよね。
例えば某雑誌では附属高校と泉丘高校それぞれで東大に何人合格したかといった比較記事が毎年掲載されます。
これが掲載されるたびに、「やっぱり最近の泉丘高校は最近すごい!」とか「いやいや、附属高校は医学部進学者多いから一概に言えないよ」とか「そもそも人数違うんだから、人数で競ってもね..」とかいう声が上がってきます。
実際どうなんでしょう?
前々から疑問に思っていたので、ついに調べてみました!!これ意外と疲れる作業でした…(そのため記事の公開がしばらく止まってしまいました…)



 

ではどうやって調べたか…。前提をご説明いたします。

1. 国公立大学の合格者を比較する
私立大学は一人で複数受験できるため、高校の実態を把握するためには国公立大学が適切と判断したためです

2.受験に強い度=(大学の偏差値×合格者数の総和)÷卒業生
大学の偏差値は医学部医学科とそれ以外の学部で区別。医学部以外の偏差値は前期・後期それぞれ公開されている偏差値すべての平均値をもとめて算出。データは河合塾の偏差値を参考にしました。附属高校は医学部医学科とそれ以外の学部との合格者数を区別して合格実績を公表しているのですが、泉丘高校はそのような公表をしていないため、泉丘高校の合格者数はすべて「医学部以外の学部」としています。そのため、泉丘高校にとっては若干不利な数字が出る可能性があります。

3.現役生の合格者を比較する
浪人生はその高校の指導にプラスして予備校による指導がプラスされているため、高校自体の指導力を比較する際には不適当と判断したためです。ただ残念なことに、附属高校は現役と浪人を区別して合格実績を公開しているのですが、泉丘は両者を合算して合格実績を公開しています。そこで、石川県のセンター試験を受験する浪人生の比率を参考に、昨年度の卒業生数にこの浪人比率をかけて算出した人数分を今年の卒業生数に加算して計算することにしています。

ま、ざっくり言うとこんな感じなのですが、これで附属高校と泉丘高校の今年度の「受験に強い度」を算出してみたのですが…..これやびっくりです!

こちらは附属高校

算出された「受験に強い度」は「25.1」
一方、泉丘高校はこちら。

算出された「受験に強い度」は「38.0」

なんと!泉丘が附属の1.5倍の数値だったのであります!!ここまで違うとは正直驚きでした。

これまで附属は人数が少ないし、医学部受験者が多いから数で比較しても…とは正直私も思っていましたが、このような別の角度から見てみると、必ずしもそれが正しくないのでは??と思ってしまいます。
逆に言えば、この受験に強い度の差が近年の泉丘人気を下支えしているのかもしれません(逆に言えば附属人気の低下の原因)。
やはり進学校に進む生徒の皆さんにとっては「出口」がどうなっているかは大切な話なんですよね。