泉丘高校 出身 若木 良太 くん の場合
1. 今の気持ち
二次試験が例年より圧倒的に簡単になった年だったので、本番もあまり模試と大差ないメンタルで受けることができそのまま合格も掴めたので、あまりまだ実感が湧いてないです。
ただ第二志望の早稲田とは学費が三倍ほど差があったので東大に合格できてとりあえず親孝行にはなったかなと思います。
まだ入学後のビジョンもあんまないですが楽しい大学生活になるだろうとわくわくしている今日です。
2. 共通テスト
正直、国立2次試験よりも私立受験よりもここが一番緊張しました。
何より国語がクソゲーです。
一問で8点吹き飛ぶとかやばいです(笑)
冗談はさておきやっぱり受験生が最初に直面するテストだし緊張はすごいと思います。そんな共テの手応えは「まあ東大は受験できるが他のもっとすごい人とは張り合えないくらい」でした。おそらく780点くらい取りましたが最低でもこれくらいは必要だと思いました。
友達の多くが共テ対策を怠った結果爆死して志望校を下げるというパターンにハマってました。
学校の方針のせいかもしれませんがやっぱり共テをなめて12月から本気でできないんだと思います。もうセンター試験とは違ってしっかり難しいテストなのでガッツリ対策して損はなかったと思いました。
3. 2次試験
最初も言いましたが、多分2次試験は二十数年の中で最も簡単な年だったと思います。なのである意味運が良かったかもしれません。1日目までの緊張がやばかったですが国語が終わった後はあまり緊張せずにさらーっと終わりました。もう今となっては二次試験は東京行って炒飯と牛タン食べた記憶しか残ってません(笑) 当日まで努力し続けて満足いく結果でやりきれたと思います。
4. なぜ東大を志望したのか?
そもそも泉丘高校というのが東大カルト集団なので、しっかりとその洗礼を受けて東大を志望したのもあります。
あとは少し言い訳っぽくなりますが、当時付き合っていた彼女に東大に行くことをほのめかしたら別れを告げられてしまって逆に後に引けなくなってしまった感じもあります(?) 受かったので結果オーライですが。
あとは2年前にザワナビから京大医学部に合格された方がいたのでその人と実績的に並ぶには文系ならトップに行くしかないなとか、「去年東大を目指したが失踪してしまった先輩の仇討ちをしよう」とか勝手に思ってました。
ここまであまりまともな動機がありませんがやっぱり東大には進振り制度があって入学の時点で学部が決まらないというのはとても魅力的だったのでこれが決定的だったと思います。
5. 勉強法(全体と教科ごと)
まず全教科に共通してわかったことですが、根気よく毎日続けてかつ質よりも量を意識することが大事だと思いました。
高校入試が終わってからの3年間ザワナビで計画を立てて少しずつでも毎日継続してきました。
ルーティンの確立が自信に繋がった部分は大きかったです。
そして量ですが特に2次試験最終局面の時は、学校から駿台河合の模試を大量に借りまくり片っ端から解きました。東大20年じゃ足りないんで駿台河合代々木は全部解くっていう脳筋戦法はやっぱり最強だと思います。もうこれ以上やりようないしこれも圧倒的自信につながると思います。
以下教科ごとの勉強法を紹介します。
国語
正直これに限っては高校入試からやり方に悩み最後まで正解が見つかりませんでした。挙句の果てには共テ国語は運ゲーとか言ってしまう始末です。
ただ標準問題精講に関してはやって意味があったと思います。あれを2周するのは効きます。多分。
古文漢文に関してですがあの二教科は結局学校でもらえる単語帳じゃ足りないのでゴロゴを使うのをおすすめします。
あとは過去問が一番効果的なのでそれぞれ2周しましょう。直前期は模試の過去問を毎日解いて助走をつけて試験に臨めば雰囲気で点が取れると思います。
数学
こっちは単純でわかりやすいです。
とにかくフォーカスか青チャートを早期から始めて2、3周終わらせるのがマストです。
学校の4ステップとかサクシードとかはあくまで演習確保用です。
先にフォーカス系で解き方を抑えた上でサクシードをすると効果のある学習になると思います。
何もわかんないままサクシードで時間を浪費するのはあまり賢いとは思えないのでとにかくフォーカス。フォーカスです。
あと個人的にですが「超わかる高校数学」というYoutubeのチャンネルは青チャート準拠で典型問題を一通り解説しています。
この人がかなりわかりやすく一本2分程度でまとめているのでこれを見て問題を解くというのがかなり楽です。
絶対東進の講義とかより短いし無料だしスムーズに理解できます。
厚い本が終わったら一対一対応の演習を軽くやっておきましょう。と言いたいところですが文系ならここにそこまで割かなくてもいい気がします。それより過去問演習に時間を割く方が無難だと思います。
もう一つチャンネルの紹介になりますが「mathematics monster」というところではいわゆる入試頻出でフォーカスや青チャートに載ってないパターンの問題も解説してくれています。
問題もチャンネルから印刷出来便利です。僕は直前期にこれを見ながらやりました。結構効きます。
英語
シス単1年生で終わらせてください。
泉丘の2年かけて覚える方針は普通に意味分かりません。
ちなみに今の泉丘生はLEAPという単語集をやっていると思いますが合わなかったらほかの単語帳に変えるのも手です。
2冊目の単語帳は鉄壁がよく候補に上がるのですが、正直シス単とは被る単語多かったんでシス単勢にはおすすめできないです。せいぜい被らない単語あぶりだして(数十単語くらい)それを覚えれば事足ります。
それよりも速単上級や英検準1級単語集をやる。あと解体英熟語は絶対やった方がいいです。なにかと学校は熟語の対策をしないので熟語を覚えましょう。東大だとたまに全く知らん熟語が出てきて詰みます。
次に作文ですがこれは京大の入試問題を解きました。大は小を兼ねるってやつですがどの大学でも京大の練習をやっとくと効果的かと思います。自由英作はなんでもいいので受験直前に毎日やりましょう。
そして読解についてですがこれは信じてやり続けるしかないです。読めないと思う長文に出会ったらそれを毎日読み返しましょう。それを貯蓄していくのが読解高速化に役立つと思います。
最後に一応リスニングを紹介しておきます。
リスニングは3年になって対策を始めました。「キムタツの東大英語リスニング」と「鉄緑会東大リスニング予想問題」を消化しながら模試と過去問もやってted edというyoutubeチャンネルやNHKニュースの英語音声を聴いて耳をならしてました。シャドーイングを行うと半年で結構聞けるようになると思うので恥ずかしがらずにやりましょう。
僕は人が居なくなったあとザワナビで毎日シャドーイングしてました。
社会
最後社会です。まあ単語集回してれば学校のテストは点取れると思うので東大に限った話で勉強方法を紹介します。
まず世界史ですがこれは東京書籍の世界史Bを読みまくりました。
東京書籍は東大の教授がめっちゃ関わってるので入試作成で参照するなら絶対この教科書です。
この教科書の細かな記述をセットでおぼえていきます。例えばエリザベス一世の政策はなんですかという問いが出ると仮定して、教科書に載っているポイントを覚えて答えれるようにします。ちなみに「統一法制定 救貧法制定 毛織物産業の振興 ホーキンスやドレークに私掠特許状を与える。 アルマダの海戦を戦いオランダ独立を支援する」などが教科書には載っています。このように教科書を読みながら聞かれそうな部分を要点を抑え口頭で説明できるように練習します。こんな感じで教科書を何周も読めばかなり論述に強くなれます。
次に日本史です。日本史はかなり特殊な試験で正直単語暗記が全く意味をなしません。なので教科書を読みながら世界史と同様の作業をしつつ、日本史に関しては3年生に入ってすぐ過去問をといていいと思います。東大日本史は独特なパターンがあります(平安時代の帰属官僚制や江戸幕府での大名知行制など)これを先に覚えちゃいましょう。その後で模試の過去問を使って書きまくる。日本史なら駿台がオススメです。これをやりまくればパターンの補完もできるし自分の中で文章の型が出来ると思います。これで何とか行けます。
あと過去問の採点基準ですが駿台や赤本によってかなり違います。これに関しては東大がどういう採点をしているのか謎なのでどうしようもないです。できる限り色んな予備校の解答や野澤道生という先生の解答をネットで探して比較検討してみるといいと思います。
ここで日本史世界史に共通する注意点なのですが、学校の進度は絶望的に遅いので自学で先に終わらせるべきでしょう。僕は3年6月までには一通り内容を把握していました。東大は割と教科書ベースになると思うのでこれを読み込むという形で覚えていきました。
理科
一応共テ対策の理科の話ですが、これに関しては学校のテスト真面目にやってました。ある程度貯蓄がある状態で12月から一気につめる。これで理科は97点が取れました。これ結構自慢できるかなとか思ってます。
学校生活に関して
学校の宿題は基本いらんものが多いです。
特に古典の和訳と英語の分解和訳と数学の授業の予習は完全にスルーした方がいいです。
ただ週末課題のワークとかサクシードは一応やっとくといいと思います。ただ週末にやると面倒なので少しハッスルし、できる限り貯蓄を作ることで楽に出来ると思います。
僕は1、2年は勉強の軸をフォーカスと自分で選んだワークや単語帳暗記に力点を置いていたので学校の宿題はそれなりにやる程度でした。ただやっぱり先生からの信頼は人間として大事だと思うので最低限やりましょう。
これに関連して学校行事ですが文化祭や体育祭は普通に全力でやった方がいいと思います。さっきの人間としての信頼の話に繋がりますがこういう行事に真面目に取り組まない人はやっぱりしょうもない感じになると思います。
大抵の人は学校を無視して我が道を行くほどの我がないと思うのである程度学校にそった形でやるのが無難だと思います。
やる気、モチベーションを保つ
山手線の発着音を聞きながら勉強して東京での生活をイメージしてました。あとたまにザワナビに来る先輩をみて自分を奮い立たせていました。
スランプ 辛かった時期
正直共通テストの時が1番精神的に辛かったです。でもここで落としたらそっからの試験全部終わると思って気合いで乗り越えました。ここでも結局気合いと演習量が安心つながりました。
受験生活を振り返って大切だったこと
1年次からコンスタントにやり続ける。
質より量を重視して場数を踏む。
受験期でも下手に娯楽は制限しない。
相当ずぶとい人でない限り学校はご機嫌を伺いながら上手くつきあうべし。
スマホは勉強スペースにもってこない。
勉強なのか勉強じゃないのかよく分からんことをやってるのをやめる(僕はザワナビに娯楽関連は何も持ってきてませんでした)
目標にする先輩とかを1人イメージする。
仲間はみんなしょうもない勉強をしてると勝手に思い込んで自分のやってることを信じる。
次の受験生へのメッセージ
積み重ねていけば本番が模試ぐらいのテンションで楽に終わることが出来ると思います。
予備校とか学校とかどこに頼らず自学自習で身につけた力は必ず自信に繋がってそのまま自信過剰の勢いで大学入試で戦って行けると思います。とにかくやり続けることを肝に銘じてください。
