2017 第1回金沢市統一テスト 志望校別平均点
2017年 第1回 金沢市統一テストの試験結果を共有し、志望校ごとの平均点や標準偏差を把握し、それを残り数ヶ月の受験勉強に活かしていこう!! という趣旨で、皆さんから金沢市統一テストの得点を募集しました。現時点で集まっているデータをもとに、各学校の志望者の得点状況をご紹介しようと思います。なお、データが十分に集まっていない学校(特に中堅以下の高校)は割愛しています。また錦丘高校と二水高校もちょっとデータ数が少な目となっていることを予めご承知おきください。
こちらから得点の投稿ができますので、特に二水、錦丘志望の方や、中堅以下の高校を志望されている方は、第1回金沢市統一テストの試験結果の投稿をお願いいたします。
附属高校
まずは金沢大学附属高校の志望者平均点です。
英語、数学、りかは平均点が85点オーバー、社会も平均点は80点オーバーとなっており、現時点の志望者平均点は413.1点となっています。今年は国語で点数を落とした生徒が少なくなかったようです。標準偏差に目を向けますと、差がつきやすい科目順に「数学」「英語」「社会」「国語」「理科」となっています。ただし、生データを見ている立場で申し上げると、「英語」はほとんどの人が90点台で、数人の受験の妥当性が疑われる方のデータにより標準偏差が高く出てしまった印象です。ですから、「数学」「社会」が差がつきやすい科目だったのではないかと思います。特に附属の社会は難しいですから、残りの追い込みで「社会」を徹底していく必要がありそうです。
泉丘高校
続いて泉丘高校。
泉丘高校を志望されている方も、なかなかの高得点をとっている方が少なく内容です。国語をのぞいて、平均点は全て80点以上となっています。標準偏差に注目すると、差のつきやすい科目は「数学」「英語」「社会」「国語」「理科」となります。附属の場合は「英語」の標準偏差を額面通り受け取らない方が良いとお伝えしましたが、泉丘高校の場合は、この通りと考えて大丈夫だと思います。理科は上位層にとっては簡単だったということが明らかですね。
二水高校
二水高校はデータサンプル数が少ないので参考程度にとどめてください。
注目すべきは社会の標準偏差。附属、泉と違い、社会が一番標準偏差が高くなっています。上位校を受験する方の場合、9月か10月をメドに、主要科目(英語・数学)の中学3年間分の学習を終え、そこから理社の比重を増やすといった学習をされている方が多いと思います。二水を志望されている方の中で、前述のような流れで学習できている人と、そうでない人で差がついたのかな?! と思いました(ただ、サンプル数が少ないので、確定的なことはお話できません)
桜丘高校
続いて桜丘高校の平均点です。
今回点数を投稿してくださった方の苦手科目が被ったのかもしれませんが、明らかに理数科目(数学・理科)で差がついています。標準偏差順に「数学」「理科」「社会」「英語」「国語」となっています。理科頑張ると見返りが大きいかもしれませんね!!(数学は点数が取りにくい…)
錦丘高校
続いて錦丘高校。錦丘高校もデータ数が少な目なので参考程度にご覧ください。
平均点は概ね50点台から60点台半ばまでとなっています。標準偏差に注目すると、「英語」「国語」「理科」「数学」「社会」の順で差がつきやすくなっています。英語はこの時期から点数が大幅アップすることはあまり期待できませんので、理科や社会を中心に総合点アップを狙っていけばよろしいのではないでしょうか ?!
その他の学校についてはデータ不足で今回はご案内しておりません。ただデータ自体はまだまだ募集していますので、データ数が一定数に達したら随時更新して行きたいと思います。
またザワナビ では、第1回金沢市統一テストの各中学校の度数分布表も募集しております。度数分布表の写真と中学校名を zawanabi@gmail.com まで送付していただけると助かります。データが集まれば各中学校ごとの動向もお伝えできるかと思います。
よろしくお願いいたします!!
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[…] ちなみに第1回金沢市統一テストの結果報告はこちらから。 […]