部活引退前後の中3生が、夏休みに受験生らしくなるために必要なこと
部活を引退しても、すぐ受験モードにはならない
中3生は、部活動を引退したら自然に受験生らしくなると思われがちです。しかし実際には、引退した翌日から一気に受験モードへ切り替わる生徒は多くありません。むしろ、時間ができたのに何をすればよいかわからない、生活リズムが崩れる、夏休み課題だけで日が過ぎる、ということがあります。
これは本人のやる気がないという単純な話ではありません。これまで部活動中心の生活だった生徒にとって、朝から自分で勉強時間を組み立てることは、かなり大きな変化です。だからこそ、夏休みを通じて徐々に受験生らしくなっていくという見方が現実的です。
夏休みの目標は、長時間勉強に慣れること
進学校を目指す中3生にとって、夏休みは学習量を一気に増やす時期です。朝から勉強し、昼に休憩し、午後も勉強し、夜も必要な確認をする。最初は大変でも、続けていくうちに1日7〜8時間勉強することが特別ではなくなっていきます。
もちろん、最初から毎日完璧にできる必要はありません。ただ、夏休みの終わりまでに、長時間勉強することへの抵抗が薄れている状態を作りたいところです。この感覚が秋以降の伸びにつながります。
最初の1週間は、生活リズムを崩さない
部活引退後に気をつけたいのは、生活リズムです。朝起きる時間が遅くなると、午前中が使えなくなります。夜更かしが続くと、日中の集中力も落ちます。
夏休みの最初の1週間は、勉強内容を詰め込みすぎるよりも、朝から机に向かう流れを作ることが大切です。午前中に学校課題や基礎復習、午後に演習、夜にその日の確認という形で、1日の型を作りましょう。
夏休み課題だけで終わらせない
中3生の夏休み前半は、学校課題に追われやすい時期です。課題を進めること自体は必要ですが、それだけで受験勉強が進んでいると考えるのは注意が必要です。
学校課題は提出するための勉強です。受験勉強は、入試に向けて自分の弱点を埋める勉強です。英語の単語や文法、数学の方程式や関数、理科・社会の既習範囲など、課題とは別に確認すべき内容があります。夏休み課題を7月中に終わらせる意識を持つと、8月に受験勉強へ入りやすくなります。
石川県総合模試は、夏の学習計画に使う
第1回の石川県総合模試を受ける場合、結果や判定だけに目を向けすぎる必要はありません。この時期の志望校判定は参考程度に見て、どの教科で何を落としたかを確認することが大切です。
数学の基本問題を落としているのか、英語の文法があいまいなのか、理科・社会の知識が抜けているのか。模試は、夏休みに何を増やすかを決める材料になります。
ザワナビでは、受験生らしくなるまでの段階を作る
ザワナビでは、部活引退後すぐに完璧な受験生になることを前提にしません。夏休み課題、現在の理解度、志望校、模試結果を見ながら、学習量を増やす段階を作ります。
朝から勉強する日を増やす。確認テストで抜けを見つける。毎週、次にやることを見直す。こうした積み重ねによって、夏休みの後半には受験生らしい学習リズムに近づけていきます。
部活引退後に何から始めればよいかわからない場合は、いきなり完璧を目指すより、夏休みの学習量と生活リズムを設計することが大切です。
ザワナビでは、今やるべきこと、やらなくてよいこと、どこまでやるべきかを一緒に整理します。決めて終わりではなく、実行・確認・修正まで進めていきます。
部活引退後、すぐ受験勉強に切り替えられない場合はどうすればよいですか?
すぐに完璧を目指さず、夏休みを通じて朝から勉強する生活リズムと学習量を作ることが大切です。
中3の夏休みは1日何時間勉強すべきですか?
目安は人によりますが、進学校を目指す場合は夏の後半に1日7〜8時間の学習が苦にならない状態を目指したいところです。
夏休み課題だけで受験勉強になりますか?
課題にも受験につながる内容はありますが、自分の弱点を埋める勉強とは分けて考える必要があります。
