夏休みに数学を立て直したい中学生が、まず確認すべき単元と勉強法
数学は、夏休みに立て直しやすい教科でもある
数学が苦手な中学生にとって、夏休みは大きな立て直しの機会です。普段は学校の授業が進み、定期テストや提出物にも追われるため、前の単元に戻る時間を取りにくいものです。夏休みなら、1学期までの内容や前学年のつまずきを確認し直す時間を作れます。
ただし、やみくもに問題集を最初から全部解けばよいわけではありません。数学は、どこで止まっているかを見つけてから戻るほうが効果的です。
まず確認したいのは、方程式の文章題
中学生の数学で特に大切にしたいのが、方程式の文章題です。入試でも出題されやすく、数学が得意かどうかの差が見えやすい単元でもあります。
方程式の文章題が苦手な生徒は、計算そのものができないというより、何を文字で置くのか、どの数量関係を式にするのかで止まっていることがあります。解説を見ればわかるけれど、自分では式を作れない。これはよくあるつまずきです。
夏休みに立て直すなら、答えを出す練習だけでなく、「なぜその式になるのか」を言葉で説明する練習が必要です。解き方を暗記するだけでは、少し形を変えられたときに対応しにくくなります。
関数は、グラフと式をつなげて確認する
関数も入試でよく出る重要単元です。関数が苦手な生徒は、式だけ、グラフだけ、表だけを別々に見ていることがあります。
一次関数なら、傾きと切片がグラフで何を表しているのか。比例・反比例なら、式と表とグラフがどうつながっているのか。こうした基本を確認するだけでも、問題の見え方が変わります。
関数は、公式を覚えるだけでは不十分です。問題文を読んで、どの情報が式やグラフに対応しているのかを確認する必要があります。
図形は、学年に合わせて戻る場所を変える
図形の復習は、学年によって戻る場所が変わります。中3生であれば、中2内容の証明を復習しておきたいところです。証明は、図を見て何となくわかるだけでは点数につながりません。根拠を言葉で書く力が必要です。
中2生であれば、中1内容の平面図形に戻ることも有効です。角度、作図、図形の性質などがあいまいなままだと、次の図形単元で苦しくなります。
図形が苦手な場合は、難問に挑む前に、基本用語と性質を正確に言えるかを確認しましょう。
見ればわかる、から自力で解けるへ変える
数学で点数が伸びない生徒に多いのが、解説を見ればわかるけれど、自力では解けない状態です。この状態では、勉強している感覚はあってもテストで点につながりにくいです。
大切なのは、解法パターンを覚えることだけではありません。なぜそのように解くのか、どこに注目するのか、別の聞かれ方をされたらどう考えるのかを確認することです。
問題を解いた後に、「この問題は何を使う問題だったのか」「次に似た問題が出たら最初に何を見るのか」を一言で説明してみましょう。説明できない問題は、まだ理解があいまいな可能性があります。
ザワナビでは、単元と原因を分けて確認する
ザワナビでは、数学が苦手という一言でまとめず、どの単元で、どの段階で止まっているかを確認します。計算なのか、文章題なのか、関数なのか、図形なのか。さらに、知識がないのか、考え方が言語化できていないのか、自力で再現できないのかを見ます。
夏休みは、数学を戻す時間が取りやすい時期です。確認テストで抜けを見つけ、今やるべき単元を絞り、毎週の見直しで進め方を調整していきます。
数学を夏休みに立て直したい場合は、問題数を増やす前に、どの単元でなぜ止まっているのかを確認しましょう。
ザワナビでは、今やるべきこと、やらなくてよいこと、どこまでやるべきかを一緒に整理します。決めて終わりではなく、実行・確認・修正まで進めていきます。
夏休みに数学を立て直すなら、何から始めるべきですか?
方程式の文章題、関数、学年に応じた図形の復習から確認するのがおすすめです。
方程式の文章題が苦手な場合、どう勉強すればよいですか?
解き方を覚えるだけでなく、何を文字で置き、なぜその式になるのかを言葉で説明する練習が必要です。
解説を見ればわかるのにテストで解けないのはなぜですか?
解法を自力で再現できていない可能性があります。なぜその解き方をするのかまで確認しましょう。
