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2020年度(令和2年度)第1回金沢市統一テスト分析|平均点254点・5教科の出題傾向

2020年度(令和2年度)の第1回金沢市統一テストは、5教科合計の金沢市平均が254点でした。1教科あたりの平均は50.8点です。

教科別では、英語58点、数学49点、国語42点、理科52点、社会54点でした。英語が最も高く、国語が最も低い平均点となっています。

平均点だけで難易度を判断するのではなく、どの単元、どの問題形式で失点したかを確認することが重要です。この記事では、2020年度第1回の問題をもとに、5教科の出題傾向と復習のポイントを整理します。

2020年度第1回の平均点

教科 金沢市平均点
英語 58点
数学 49点
国語 42点
理科 52点
社会 54点
5教科合計 254点

2020年度の平均点254点は、翌年の2021年度268点より14点低い点数です。2020年度の過去問で300点なら平均プラス46点、350点ならプラス96点、400点ならプラス146点です。

年度によって問題の難易度は変わるため、過去問の点数を比較するときは、素点だけでなく金沢市平均点との差も確認してください。

英語|リスニング・会話文・長文読解・英作文を出題

英語の平均点は58点で、5教科の中では最も高い結果でした。

リスニングに加え、会話文、資料を伴う読解、長文読解、語句・文法、英作文が出題されています。文章や会話の流れをつかみ、必要な情報を探して答える問題が中心です。

英語は長文読解とリスニングが出題の中心ですが、本文中の空欄補充や語順、適切な表現の選択、英作文で得点するには、語句・文法への対応も必要です。単語や文法を単独で覚えるだけでなく、文章の中で正しく使える状態にしておくことが大切です。

英語の復習ポイント

  • リスニングは、人物・時刻・場所・数値などの要点をメモしながら聞く
  • 会話文は、空欄の前後だけでなく会話全体の流れを確認する
  • 長文は、設問の根拠となる表現を本文中から探す
  • 語句・文法は、本文の意味に合う形で使えるようにする
  • 英作文は、知っている表現を使い、主語と動詞を明確にして書く

数学|確率・連立方程式・関数・作図・平行と合同・空間図形を出題

数学の平均点は49点でした。

大問1では、正負の数、式の計算、平方根、2次方程式、多角形の角、関数yax2、度数分布表が出題されました。

大問2は2つのさいころを使った確率、大問3は登山コースの距離と速さを扱う連立方程式です。大問4では、正方形の辺上を動く2点と図形の面積を関数として考え、グラフに表す問題が出題されました。

そのほか、三角形内の条件を満たす点を求める作図、自然数を並べた表の規則性、平行四辺形と三角形を使った合同証明・角度・面積、直方体の内部にできる立体や三角すいを扱う空間図形が出題されています。

数学の主な出題単元と素材

大問 主な単元 出題素材
1 計算・2次方程式・関数・平面図形・データの分析 多角形、関数yax2、度数分布表
2 確率 大小2つのさいころ
3 連立方程式 2つの登山コース、距離、速さ、時間
4 関数yax2 正方形の辺上を動く2点、四角形・三角形の面積、グラフ
5 平面図形・基本の作図 三角形、垂直二等分線、角の二等分線
6 文字と式・規則性 自然数を並べた表
7 平行と合同 平行四辺形、三角形、合同証明、面積比
8 空間図形 直方体、八面体、三角すい

数学の復習ポイント

  • 計算、平方根、2次方程式は、途中式を残して符号や移項のミスを防ぐ
  • 確率は、条件に合う組を表に整理し、重複なく数える
  • 文章題は、未知数を決め、距離・速さ・時間の関係を式にする
  • 関数は、点の動きと面積の変化を対応させ、式とグラフを結び付ける
  • 作図は、垂直二等分線や角の二等分線が表す点の条件を理解する
  • 規則性は、小さい場合を調べてから文字を使った式へ一般化する
  • 合同証明は、等しい辺や角の根拠を図から整理する
  • 空間図形は、見取り図に必要な長さや面を書き込み、立体を分けて考える

国語|漢字・説明的文章・文学的文章・古典を出題

国語の平均点は42点で、5教科の中では最も低い結果でした。

漢字の読み書きに加え、サービス社会を題材にした説明的文章、高校生活と部活動を描いた文学的文章、古典が出題されています。語句の意味、本文からの抜き出し、人物の心情、筆者の主張、記述など、複数の読み方が求められました。

説明的文章では、具体例と筆者の主張を区別し、段落同士の関係を整理する必要があります。文学的文章では、会話や行動、表情の描写から人物の心情の変化を読み取ることが重要です。

古典では、現代語訳や会話を手掛かりに、登場人物の関係と行動の理由を捉える問題が出題されました。国語は平均点が低いため、知識問題を確実に得点したうえで、本文中の根拠に沿って記述する力を伸ばしたいところです。

国語の復習ポイント

  • 漢字・語句は、読みと書きをセットで反復する
  • 説明的文章は、具体例、問題提起、筆者の主張を分けて読む
  • 文学的文章は、会話・行動・表情から心情の変化を捉える
  • 抜き出し問題は、字数と文末の形を先に確認する
  • 記述問題は、設問の条件に合わせて本文中の根拠を組み合わせる
  • 古典は、主語と人物関係を補いながら場面の流れを整理する

理科|細胞分裂・光・イオン・天気・電気・運動を出題

理科の平均点は52点でした。

小問では、植物の蒸散、火山灰に含まれる鉱物、石灰石や亜鉛と塩酸の反応、斜面上を動く台車が扱われました。大問では、花のつくりと細胞分裂、凸レンズ、酸・アルカリと中和、天気図、電気回路、刺激と反応が出題されています。

用語を答えるだけでなく、実験装置、観察結果、表、グラフ、イオンのモデルを読み取り、計算や理由の説明につなげる問題が多く見られます。

理科の主な出題単元

分野 教科書単元 主な出題内容
生物 生物のからだのつくりとはたらき 気孔、蒸散、瞳孔の反応
生物 生物の成長と細胞・遺伝 花のつくり、タマネギの根、細胞分裂、染色体
地学 大地の変化 火山灰、鉱物、結晶
化学 化学変化と原子・分子 石灰石・亜鉛と塩酸、発生する気体
物理 物体の運動 斜面上の台車、記録タイマー、速さの変化
物理 身のまわりの現象 凸レンズ、実像、焦点、光の屈折
化学 水溶液とイオン 酸・アルカリ、中和、イオンのモデル、濃度、発熱
地学 天気とその変化 天気図、冬型の気圧配置、梅雨前線、湿度
物理 電気の世界 直列・並列回路、電流・電圧・抵抗、グラフ

理科の復習ポイント

  • 実験問題は、目的、条件、結果、考察を順に整理する
  • 細胞分裂は、観察手順と染色体の変化を図で確認する
  • 凸レンズは、物体・焦点・レンズ・像の位置関係を作図する
  • イオンは、指示薬の色、イオンの数、中和後の液性を結び付ける
  • 天気は、気圧配置・風向・前線・湿度を資料から読み取る
  • 電気は、直列回路と並列回路の電流・電圧の規則を使い分ける
  • 運動は、記録テープの間隔と速さの変化を対応させる

社会|世界地理・日本地理・歴史・公民を資料と結び付けて出題

社会の平均点は54点でした。

世界地理では、ヨーロッパ州のイタリア、アジア州のタイ、北アメリカ州のカナダ、南アメリカ州のブラジルが取り上げられました。農産物、時差、バチカン市国、森林開発、牧畜、大豆栽培など、国ごとの特色を資料と地図から判断する問題です。

日本地理では、北海道地方、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方が扱われました。北方領土、気候、群馬県の農業、愛知県の自動車工業、リアス海岸と養殖など、具体的な地域や産業まで問われています。

歴史は、弥生時代から昭和の戦後まで幅広く出題されました。卑弥呼と魏、唐・新羅との関係、平安時代、足利義満、豊臣秀吉、江戸時代の対外関係、米騒動、満州事変、国際連盟脱退、サンフランシスコ平和条約などが扱われています。

テーマ史では、政治史、外交史、社会生活史、経済産業史、戦争・軍事史に整理できます。出来事を時代順に覚えるだけでなく、外交や政治制度など同じテーマを時代をまたいでつなげる復習が必要です。

公民では、少子高齢化、家族、多数決、日本国憲法、国民主権、選挙制度、連立政権、憲法改正、自己決定権、国民の義務、非核三原則が出題されました。

社会の主な出題分野

分野 地域・時代 主なテーマ
世界地理 ヨーロッパ州・イタリア バチカン市国、農産物
世界地理 アジア州・タイ 時差、米、地域の特色
世界地理 北アメリカ州・カナダ 時差、小麦、地域の特色
世界地理 南アメリカ州・ブラジル 森林開発、牧畜、大豆栽培
日本地理 北海道地方 北方領土、気候
日本地理 東北地方・近畿地方 リアス海岸、養殖
日本地理 関東地方・群馬県 農業、特産物
日本地理 中部地方・愛知県 自動車工業、国際化
歴史 弥生~安土桃山 卑弥呼、東アジア外交、武家政治、キリスト教
歴史 江戸~昭和戦後 開国、条約、米騒動、戦争、国際関係、戦後外交
公民 現代社会・憲法・人権・政治 少子高齢化、多数決、国民主権、選挙、憲法改正

社会の復習ポイント

  • 世界地理は、州名だけでなく国名・産業・農産物まで関連付ける
  • 日本地理は、地方名、都道府県名、地形、産業を地図上で確認する
  • 統計資料は、数値の大小だけでなく、その背景を説明できるようにする
  • 歴史は、時代順の整理と政治史・外交史などのテーマ別整理を並行する
  • 公民は、制度の名称、目的、具体例をセットで覚える
  • 記述問題は、資料や本文中の根拠を使って簡潔に答える

2020年度の結果から分かること

2020年度は5教科合計254点で、英語58点に対して国語は42点でした。教科間で16点の差があり、文章を読み、根拠を整理して記述する力が得点差につながったと考えられます。

数学では、確率、連立方程式、関数、作図、規則性、合同証明、空間図形が出題されました。理科と社会では、実験や複数資料を読み取る問題が多く、英語と国語では文章量に対応しながら必要な情報を正確に取り出す力が必要です。

テスト後は、次の4点に分けて失点を確認しましょう。

  1. 知識や計算方法を覚えていなかった問題
  2. 資料や設問の条件を読み違えた問題
  3. 記述・証明で必要な要素が不足した問題
  4. 時間が足りずに解けなかった問題

原因を分けて記録すると、次の統一テストや高校入試に向けて、優先して復習すべき内容が明確になります。

志望校の目安は平均点との差で考える

2020年度の5教科平均は254点です。学習サークル ザワナビで使用している目安を機械的に当てはめると、金沢泉丘高校普通科は、合格有望が405点前後、受験妥当が385点前後、チャレンジが355点前後となります。

目安 計算 2020年度の得点目安
合格有望 254+151 405点前後
受験妥当 254+131 385点前後
チャレンジ 254+101 355点前後

これは平均点との差を理解するための参考値です。合格を保証するものではありません。内申点、石川県総合模試、過去問での推移などを合わせて判断してください。

高校別の目標点の見方は、総合記事「金沢市統一テスト対策まとめ」で詳しく解説しています。

ザワナビで金沢市統一テスト対策を進める

金沢市統一テストでは、過去問を解いて点数を確認するだけでなく、間違えた問題を単元別・問題形式別に整理し、次のテストや高校入試に向けた学習へつなげることが大切です。

学習サークル ザワナビでは、統一テストの結果や志望校、現在の学習状況を確認したうえで、一人ひとりに必要な学習内容を整理します。過去問の解き直しや苦手単元の復習、石川県公立高校入試に向けた学習計画についてもご相談いただけます。

「今の点数で志望校を目指せるか知りたい」「次の統一テストまでに何を優先すればよいか分からない」という方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

2020年度第1回金沢市統一テストの金沢市平均は254点でした。

  • 英語58点
  • 数学49点
  • 国語42点
  • 理科52点
  • 社会54点

英語は長文読解とリスニングを中心に、語句・文法と英作文への対応が必要です。数学は関数・図形・確率・規則性、理科と社会は実験・地図・統計などの資料読解、国語は文章の根拠を押さえた記述が重要でした。

点数だけを見るのではなく、金沢市平均点との差と失点した単元・問題形式を確認し、次の学習内容を具体的に決めましょう。

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