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2022年度(令和4年度)第1回金沢市統一テスト分析|平均点264点・5教科の出題傾向

2022年度(令和4年度)の第1回金沢市統一テストは、5教科合計の金沢市平均が264点でした。1教科あたりの平均は52.8点です。

教科別では、英語50点、数学51点、国語52点、理科54点、社会56点でした。5教科の平均点は50~56点の範囲に収まり、特定の教科だけが極端に低い結果ではありませんでした。

ただし、各教科では資料の読み取り、記述、複数の知識を組み合わせる問題が出題されています。平均点に近い点数を取れたかどうかだけでなく、どの単元と問題形式で失点したかを確認することが重要です。

この記事では、2022年度第1回の問題をもとに、5教科の出題傾向と復習のポイントを整理します。

2022年度第1回の平均点

教科 金沢市平均点
英語 50点
数学 51点
国語 52点
理科 54点
社会 56点
5教科合計 264点

2022年度の平均点264点は、前年の2021年度268点より4点低く、翌年の2023年度239点より25点高い点数です。年度によって問題の難易度が変わるため、過去問の得点を比べるときは市平均との差も確認してください。

2022年度では、300点なら平均プラス36点、350点ならプラス86点、400点ならプラス136点です。志望校との距離は、この平均との差に加えて、得点分布、石川県総合模試、内申点を合わせて判断する必要があります。

英語|リスニング・対話文・資料読解・長文をバランスよく出題

英語の平均点は50点でした。

リスニングでは、絵や表、予定などを聞き取る問題が出題されています。筆記では、宇宙飛行士についての対話文、映画館の上映予定を使った会話、ペットボトル削減を扱った長文などが出題されました。

映画館の問題では、上映作品、ジャンル、開始時刻などの複数の条件を照合する必要があります。長文問題では、本文に加えて表やグラフも読み、環境問題についての英文を理解する力が求められました。

英語は長文読解とリスニングが中心ですが、正確に得点するためには語句・文法への対応も欠かせません。空欄補充、語順、代名詞や時制などの基本事項を、本文の流れに合わせて使える状態にしておく必要があります。

英語の復習ポイント

  • リスニングは、人物・時刻・場所・数値をメモしながら聞く
  • 対話文は、空欄の前後だけでなく会話全体の目的を確認する
  • 表や予定表を伴う問題は、条件を一つずつ照合する
  • 長文は、設問で問われている情報の根拠を本文中から探す
  • 英作文は、難しい表現よりも、知っている語句と文法で正確に書く

数学|関数・度数分布・作図・規則性などを幅広く出題

数学の平均点は51点でした。

大問1では、正負の数、文字式、平方根、2次方程式、1次関数、平行四辺形の角度、確率が出題されました。大問2は関数yax2で、変域、三角形の面積、点の位置と距離の関係を扱っています。

大問3は、40人の通学時間をまとめた度数分布表が題材です。表から相対度数を求める問題や、中央値が含まれる階級、累積相対度数について判断する問題が出題されました。

そのほか、映画会場の入場料金を使った連立方程式、三角形を素材にした作図、正方形の板を並べる規則性、円錐と球、2組の平行四辺形を使った合同証明・角度・面積が出題されました。

数学の主な出題単元と素材

大問 主な単元 出題素材
1 計算・2次方程式・1次関数・図形・確率 平行四辺形、硬貨
2 関数yax2 放物線、三角形、点の移動
3 データの分析と活用 通学時間の度数分布表
4 連立方程式 映画会場の観客数と入場料金
5 平面図形・基本の作図 三角形、垂線、垂直二等分線
6 文字と式・規則性 1cmと2cmの正方形の板
7 空間図形 円錐、おうぎ形、球
8 平行と合同 2組の平行四辺形、三角形

数学の復習ポイント

  • 大問1は途中式を残し、基本問題での失点をなくす
  • 関数は、式・座標・グラフ・面積の関係を一つの図で整理する
  • 度数分布表は、度数、相対度数、累積度数、中央値の違いを確認する
  • 文章題は、未知数を決めてから条件を二つの式にする
  • 作図は、垂線・垂直二等分線・角の二等分線が表す条件を説明できるようにする
  • 平面図形は、三角形や平行四辺形のどの性質を使ったかを言葉にする
  • 空間図形は、体積、展開図、中心角、断面を図と結び付ける

国語|説明的文章・文学的文章・古典を読み、根拠を示して答える

国語の平均点は52点でした。

漢字・語句などの基礎問題に加えて、説明的文章、文学的文章、古典が出題されています。文章量があるため、本文を読む時間と設問に答える時間の配分が重要です。

説明的文章では、文章の具体例と筆者の主張を分けて読む必要があります。文学的文章では、人物の発言や行動から心情の変化を捉えることが求められます。古典では、現代語との違いに注意しながら、人物関係と場面の流れを整理する必要があります。

国語の復習ポイント

  • 説明的文章は、話題・具体例・筆者の主張を分けて読む
  • 文学的文章は、心情が変化する前後の出来事を確認する
  • 記述問題は、設問の条件と必要な要素を先に整理する
  • 選択肢問題は、本文と一致しない箇所を特定する
  • 古典は、主語と人物関係を補いながら読む
  • 漢字・語句は、間違えた問題を短期間で反復する

理科|天気・遺伝・イオン・電熱・地震・浮力を実験や資料から考える

理科の平均点は54点でした。

天気図と気圧、溶解度と再結晶、植物のつくり、有性生殖と遺伝、酸・アルカリと中和、電熱線の発熱、地震とプレート、浮力などが出題されています。

知識だけで答える問題に加え、天気図、溶解度曲線、遺伝の模式図、実験結果の表、地震波のグラフなどを読み取る問題が多く含まれています。数値を公式へ代入するだけではなく、実験条件やグラフの意味を理解する必要があります。

理科の主な出題単元

分野 教科書単元 主な出題内容
地学 天気とその変化 天気図、前線、気圧、風向
化学 身のまわりの物質 溶解度、再結晶、析出量
生物 いろいろな生物とその共通点 植物のつくり、水の通り道、蒸散
生物 生物の成長と細胞・遺伝 有性生殖、受精、優性形質、遺伝
化学 水溶液とイオン 酸・アルカリ、中和、イオン、pH
物理 電気の世界 電熱線、電流、電圧、発熱量
地学 大地の変化 P波・S波、震源距離、プレート
物理 身のまわりの現象 ばねの伸び、浮力、水圧

理科の復習ポイント

  • グラフは、縦軸・横軸・単位・変化の規則を確認する
  • 実験問題は、目的、操作、結果、考察の順に整理する
  • 遺伝は、親と子の形質を記号で整理して比を求める
  • イオンは、液中に残る粒子と反応で減る粒子を区別する
  • 電熱線は、電力・時間・熱量・水温上昇の関係を確認する
  • 地震は、初期微動継続時間と震源距離の関係をグラフから読む
  • 浮力は、空気中と水中のばねばかりの値の差に注目する

社会|世界地理から公民まで、地図・統計・年表を横断して出題

社会の平均点は56点で、5教科の中では最も高い結果でした。

世界地理では、中国、サウジアラビア、オーストラリア、ブラジルなどを題材に、国の位置、人口、貿易、工業化、環境問題が扱われました。州の名前だけでまとめるのではなく、どの国・地域の何が出題されたかまで整理する必要があります。

日本地理では、九州地方と中国・四国地方が扱われています。九州では台風、火山、畜産、工業、中国・四国では瀬戸内、山陰、南四国の気候差、人口、交通、工業などが出題されました。

歴史は、古代から近現代まで幅広く出題されています。文化や政治制度の年代整序、武家政権、近代化、教育制度、産業、社会運動などが扱われました。テーマ史では、政治史、外交史、文化史、教育史、女性史、経済産業史、人権史、戦争・軍事史に分類できます。

公民では、日本国憲法、三権分立、基本的人権、選挙制度などが出題されています。制度名を覚えるだけでなく、図表や事例から該当する権利や仕組みを判断する力が必要です。

社会の主な出題分野

分野 地域・時代 主なテーマ
世界地理 中国・西アジア・オーストラリア・ブラジル 人口、資源、貿易、工業化、環境
日本地理 九州地方 気候、火山、農業、工業
日本地理 中国・四国地方 地域区分、気候、人口、交通、工業
歴史 縄文~平安 古代文化、政治制度、外交
歴史 鎌倉~江戸 武家政治、文化、対外関係
歴史 明治~昭和戦前 近代国家、教育、産業、社会運動、戦争
公民 憲法・人権・政治 三権分立、基本的人権、選挙制度

社会の復習ポイント

  • 世界地理は、州だけでなく国名・資源・産業・人口まで関連付ける
  • 日本地理は、地方内の地域差を地図と雨温図で説明する
  • 歴史は、時代順の整理とテーマ史の整理を並行して行う
  • 公民は、制度の名称、目的、具体例をセットで覚える
  • 統計資料は、数値の大小だけでなく変化の理由まで説明する

2022年度の結果から分かること

2022年度は5教科合計264点で、各教科の平均点は50~56点でした。平均点の差は比較的小さいものの、問題内容は単純な知識確認だけではありません。

数学では度数分布表や関数、作図、規則性、空間図形が出題され、理科と社会では複数の資料を読み取る問題が多く見られます。英語と国語では文章を読み切る速さに加えて、根拠を押さえて答える力が必要です。

テスト後は、次の4点に分けて失点を確認しましょう。

  1. 知識や計算方法を覚えていなかった問題
  2. 資料や設問の条件を読み違えた問題
  3. 記述・証明で必要な要素が不足した問題
  4. 時間が足りずに解けなかった問題

原因を分けて記録すると、次の統一テストや高校入試に向けて、優先して復習すべき内容が明確になります。

志望校の目安は平均点との差で考える

2022年度の5教科平均は264点です。学習サークル ザワナビで使用している目安を機械的に当てはめると、金沢泉丘高校普通科は、合格有望が415点前後、受験妥当が395点前後、チャレンジが365点前後となります。

目安 計算 2022年度の得点目安
合格有望 264+151 415点前後
受験妥当 264+131 395点前後
チャレンジ 264+101 365点前後

これは平均点との差を理解するための参考値です。合格を保証するものではありません。当該年度の得点分布、内申点、石川県総合模試などを合わせて判断してください。

高校別の目標点の見方は、総合記事「金沢市統一テスト対策まとめ」で詳しく解説しています。

ザワナビで金沢市統一テスト対策を進める

金沢市統一テストでは、過去問を解いて点数を確認するだけでなく、間違えた問題を単元別・問題形式別に整理し、次のテストや高校入試に向けた学習へつなげることが大切です。

学習サークル ザワナビでは、統一テストの結果や志望校、現在の学習状況を確認したうえで、一人ひとりに必要な学習内容を整理します。過去問の解き直しや苦手単元の復習、石川県公立高校入試に向けた学習計画についてもご相談いただけます。

「今の点数で志望校を目指せるか知りたい」「次の統一テストまでに何を優先すればよいか分からない」という方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

2022年度第1回金沢市統一テストの金沢市平均は264点でした。

  • 英語50点
  • 数学51点
  • 国語52点
  • 理科54点
  • 社会56点

2022年度の数学では、関数、度数分布表、連立方程式、作図、規則性、円錐・球、平行四辺形などが出題されました。ほかの教科も含め、問題を解き直すときは「どの単元か」「どの資料や素材が使われたか」「どの形式で問われたか」まで記録すると、次年度以降の出題傾向を把握しやすくなります。

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