中学受験生の英語学習について
中学受験を考えている人は、「算数」「国語」「理科」「社会」の4科目の学習をしなければなりませんよね。ただ、ある科目の学習をどうしようか…と悩む方は多いのです…..。そう、「英語」です。これからの時代、「英語」を使えるのは当たり前と言われている中で、「英語」の学習をしなくていいのかしら…ということなんですよね。中学受験生はどうすればいいのか?!一つの考え方をご紹介したいと思います。
英語の勉強は中学からでもOK
結論から言うと、英語の学習はしなくても大丈夫!というのが、中学受験の世界では一般的な考え方です。受験勉強を始める4年生になるまでの低学年の間、趣味として取り組むのは全くもって問題はありません。ただ、いざ受験勉強を始める!と決意されて以降は、算数・国語・理科・社会の学習に集中される方が良いでしょう。
実際問題として、小学校で英語の学習経験と、中学入学後の英語のテストの点数に必ずしも相関関係があるわけではありませんからね…。
つまり、中学生になってからでも英語は十分に間に合うということです。
ですから、中学受験生は小4〜6の受験終了日までは、算数・国語・理科・社会の学習に集中的に取り組んでみてください。
金沢市は小中一貫英語を行っていますが、高校受験で求められるような、英語を「書く」「読む」という力の養成は、小学校6年生になってから段階的に始まり、中学校2年生から「聞く」「話す」を含めた4技能を総合的に養成していくことになっています。したがって、小学生時代から、「書く」「読む」といった技能をトレーニングしていない限り、中学入学後のテストの点数にはあまり影響が出ないわけです。だから安心して4科目の学習に取り組んでもらえればと思います。
逆に言えば、中学受験をしない小学生は、小学校時代から、「聞く」「話す」「書く」「読む」の4技能のトレーニングをしっかりとしておくと、アドバンテージを作ることができるとも言えます。