【徹底解説!!】石川県公立高校入試 入門 ーこれで入試のことが分かる!! ー
石川県の公立高校入試について ザワナビ 編集部が徹底解説 !! これで入試のことが分かるようになりますよ !!
どうやって合格と不合格は決まるの? テストまでに勉強以外にやらなきゃいけないことって ?
そんな受験生の「 ? 」を解決します。
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2019年度 石川県公立高校入試 のスケジュール
まずは今年度入試がどのようなスケジュールで行われていくのかを把握しておきましょう。
期日 | スケジュール |
1月7日(月)〜 | 入学願書等の配布スタート |
1月15日(火)〜1月18日(金) | 中学校の校長先生が教育委員会へ「成績一覧表」提出 |
2月15日(金)〜2月20日(水)午後3時 | 入学願書受付 |
2月20日(水) 午後3時30分 | 志願者数公表 |
2月25日(月)〜2月27日(水)午後3時 | 志願変更期間 |
2月27日(水) 午後3時30分 | 確定志願者数公表 |
2月27日(水)〜3月1日(金) | 中学校の校長先生が高校の校長先生へ「成績一覧表」、「調査書」、「自己申告書」を提出 |
3月6日(水)・7日(木) | 学力検査(6日:国語、理科、英語7日:社会、数学) |
3月14日(木) 正午 | 合格発表 |
本番の入試は、2019年3月6日・7日の2日間ですが、それまでに願書を出したり、あとは合否判定の資料となる「成績一覧表」や「調査書」といったものが学校側から高校に送られたりします。そして、本番のテストが終わった1週間後の昼に合格発表が行われます。
成績一覧表って? 調査書って? と思った人は、以下の記事で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。
どうやって合格と不合格が決まるのか?
受験生なら誰しも希望する高校に「合格」したいと思うはずです。
でも残念ながら全員が合格することはできません。必ず「不合格」という悔しい思いをする人が出てきます。
それではこの「合格」と「不合格」ってどうやって決まるのでしょうか?
本番のテストの点数じゃないの?と思っている人!
惜しい!!
それだけじゃないんです。
石川県教育委員会が公表している資料によると、合格、不合格は次のようにして決定します。
入学者の選抜については、学校がそれぞれの学科やコースの特色を配慮しつつ、その教育を受けるにふ さわしい生徒の能力、適性等を評価して、次のとおり、合格者を決定するものとする。
⑴ 入学者の選抜は、中学校長から提出される調査書及び成績一覧表による内申並びに高等学校において 実施する学力検査等の結果を資料として行う。 なお、選抜に当たっては、当初からの志願者と志願変更による志願者とは同等に取り扱う。
⑵ 調査書及び成績一覧表による内申と学力検査の結果との相互関係等を十分考慮して審査する。 なお、面接等を実施する学校にあっては、その結果も十分参考にする。
(出典:平成31年度 石川県公立高等学校入学者募集要綱 )
なんか難しい表現で書かれているのですが、要するに、本番のテストの点数だけじゃなく、調査書や成績一覧表に記載されている内容とをあわせて合否判定が行われるということです。
ここら辺もっとハッキリと言って欲しいなって思いますが、合否決定は各高校の裁量によるということです。
一般的に言われているのは、進学校(=上位校)になればなるほど、本番のテストがそのまま合否に影響し、それ以外の高校で、ボーダーライン付近だった場合は、調査書などにより本番のテストが若干高くても不合格、若干低くても合格という逆転現象が起きると言われています。
もちろん高校によっては、内申書と本番のテストをそれぞれ点数化して合否決定しているという話もありますが、いずれにせよ本番のテストでしっかりと点数を取れば逆転不合格の憂き目に遭うことはありません。
合格に向けてするべきこととは?
以上を踏まえて、志望校に合格するためにするべきことを整理していこうと思います。
合格に必要なことは次の2つです。
- 本番のテストでしっかりと点数を取る
- 内申書を出来るだけ良いものにする
本番のテストで点数を取る方法については、また別記事をアップしていきます。
内申書については、もしこの記事をご覧いただいている方が中学1年生なら、毎回の定期テストをしっかり対策していい点数をとってくださいと申し上げますが、もし中学3年生なら、内申書の3分の2はもうすでに確定しているので、定期テストはこれまで通りそれなりにして、本番のテストでしっかりと点数を取る為の対策に時間を多く割くようにしましょう。