時事問題
もうしばらくすると12月。このぐらいのタイミングから「時事問題」と言われる問題に取り組む受験生も多いと思います。
時事問題って何?と思われている方のために以下wikipediaから引用です。
時事問題(じじもんだい)とは、近年に起きた政治、経済、国際、社会一般における事象の総称である。 新聞、雑誌、テレビなどのマスメディアで取り上げられるトピックスが、入学試験・入社試験および各種資格試験の問題として取り上げられるときにしばしば用いられる。
よく受験生ならニュースよく見ておきなさいと言われるのはこういった問題への対応力を上げていくためです。
さてもう2015年も終わりに近づいてきています。今年の入試ではどういった時事問題が出題されるでしょうか?ま、実際はこれぞ時事問題だぁ!という問題が出題されるわけではないのですが、やはりその年に話題になった分野から問題が出題されることがあるので、時事問題には取り組んでおいた方がいいわけです。おそらく塾に通っている人であれば、早くて12月頃から取り組むのではないかと思います。
ザワナビ編集部では2015重大ニュース: 日能研が選んだニュースファイル (日能研ブックス)を入手してみました。いったいどういうテーマが取り上げられているのでしょうか。早速チェックしてみましょう。
[1] 戦後70年 [2] 安全保障関連法成立 [3] 選挙権が「18歳以上」に引き上げ [4] 明治の産業革命遺産が世界遺産に [5] 交通網のさらなる発達 [6] 自然災害と防災・減災 [7] エネルギー政策のこれから [8] 日韓基本条約から50年 [9] どうなる沖縄基地問題 [10] 消費税増税と私たちの暮らし [11] 大阪都構想、住民投票で反対多数 [12] 女性が輝く社会へ [13] マイナンバー制度がスタート [14] TPP交渉と日本の農業 [15] 2020年東京オリンピックに向けて [16] 伊勢志摩でサミット開催決定 [17] ギリシャ債務危機とEU [18] 中国をめぐる動き [19] 難民と中東情勢 [20] イラン、核開発制限で歴史的合意 [21] アメリカとキューバが国交回復このようなテーマが取り上げられていました。重要度は数字の順番通りです。
例えば[3]の選挙権が「18歳以上」に引き下げというテーマ。このニュースを入り口にして日本の選挙制度に関する問題が出題されるかもしれないなーと考えて欲しいわけです。
そうすると、選挙の4原則、選挙制度などについての知識事項の確認が必要になってきますよね。そしてそれを確認する。こういった形の学習をしてこれまで学習してきた内容と、時事問題集に登場してきた内容とをつなげていくことが大切です。時事問題集を使った勉強。おすすめです!
あ、ちなみに上の選挙の4原則、選挙制度大丈夫でしたか?
選挙の4原則
・普通選挙
・平等選挙
・直接選挙
・秘密選挙
選挙制度
・比例代表制
・小選挙区制
それぞれどういったものか説明できますか?