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【受験戦略】金沢大附属中学校 合格への道②「いつから始める」

    
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【受験戦略】金沢大附属中学校 合格への道②「いつから始める」

前回、金沢大学附属中学校合格への道①「中学受験を知る」というタイトルで、世間一般的な中学受験のイメージと金沢大附属中学校受験とを同列に扱ってはいけないという記事をアップしました。今回はこの記事をご覧いただいた前提で、いつから受験勉強を開始するべきかといったお話を。

社会は小学4年生から

金沢大附属中学校入試は12月に実施されます。志望校対策に約半年の時間を取りたいと考えると、受験生が小学6年生の6月頃から志望校対策をスタートできるようにしていくスケジュールが理想となります。そのためには、大半の教科の学習は小学4年生からスタートさせることが理想です。特に社会は、地理・歴史・公民と三分野の学習を行う必要がありますから、小学4年生になったと同時にスタートさせるのが、最も負担のない形になると思います。残りの科目に関しても、小学6年6月時点で、一通りの学習を終えておく必要がありますので、それに間に合うようにするためには、遅くとも小学4年生の6月には学習をスタートさせたいものです。そして大切なことは、このタイミングから学習をスタートさせるために、もっと前の段階で、お子様の意識を受験に向けさせていく必要があります。特に石川県の場合、中学受験をする方は少数派です。何もしなくても公立中学校に進学できるわけですし、今通っている友達の大半も公立中学校に進学するわけです。その中で、友達と別れてまであえて「受験」という選択肢を選ぶことは大変なことです。実際、お子様が本当に受験を意識し始めるのは、早くても5年生後半、6年生になってからというのが大半ですが、中学受験をすること自体は、「当たり前」であるといった雰囲気をしっかりと作っておくことが必要です。実際、保護者の方だけが前のめりになり、子供は中学受験に対しては消極的という例は少なくありません。中学受験はお子様を大きく成長させるきっかけとなりますが、大前提は、子供自身が精一杯目標に向けて頑張るということです。ただなんとなく受験を経験しましたでは、時間と労力の無駄になりますからね。

次回は、今回ご紹介したタイミングで学習をスタートさせた場合の、一つのモデルとなるようなカリキュラムや、使用する教材をご紹介していこうと思います。

 

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