第6回石川県総合模試の結果から、今年の志望校別受験者学力状況を考える
タイトルが長い!(笑
昨日、一昨日と第2回金沢市統一テストの結果を分析する記事をアップしました。本日はちょっと間があいてしまいましたが、第6回石川県総合模試の結果をもう少し分析してみよう!という記事です。タイトルの通り、志望校ごとの今年の学力状況を整理し、実際の受験難易度予測の一助になればと思っています。
第6回石川県総合模試の得点状況
以下の表は、第6回石川県総合模試の結果表から、志望校ごとに平均点との差を科目ごとにまとめたものです。過去平均は同じ第6回石川県総合模試の過去数年分の志望校ごとの平均点との差の平均となっています。
数字が赤くなっている箇所は、今回の点数(平均点との差)が、過去平均を下回っていることを表しています。
この表を見ると、各高校によって特徴があることがすぐわかります。
例えば、金沢大附属高校、錦丘高校、野々市明倫高校、伏見高校は、ほとんどの科目が、過去平均を下回っています。もちろん同じテストで比較しているわけではありませんし、標準偏差も違うわけですが、やはり、過去平均と比較して大きく点数が下回っている科目は、その学校の志望者が総じて苦手としている科目だと考えることができるかもしれません。
一方、泉丘高校、二水高校、桜丘高校は過去平均を上回っている科目が多くなっています。繰り返しにはなりますが、同じテストで比較していないわけですから、多少の差があって当然ですが、過去平均と比べて大きく得点が上まっている科目は、「まわりも点数とってくる科目」ですから、落とせない科目であると言えます。
気がつけばもう1月も終わろうとしています。入試まであとちょっとになってきました。もちろん残された1ヶ月で、点数が飛躍的に上がる方いると思いますが、現状を維持して受験に臨むことになる方がやはり多いだろうと思います。そういう意味では、この各学校ごとの得点状況も志望校選定の補助資料として使っていただけるのでは?!と思っています。