中3の秋、定期テストと高校受験の勉強はどう両立する?
中3の秋は、学校の定期テスト、模試、受験に向けた復習を同時に進める時期です。「定期テストをやると受験勉強が止まる」「受験を優先すると学校の学習が残る」という悩みには、時間を単純に半分ずつ分けるだけでは対応できません。
まず、同じ学習で両方に役立つ部分と、別に時間を取る必要がある部分を整理します。金沢市の中3生が秋の学習を組むときも、学校の予定と自分の理解度の両方から計画を作ることが大切です。
学校の学習を、受験にも使える状態にする
学校で扱っている内容は、定期テストが終われば不要になるものではありません。単語、文法、数学の基本手順、理社の知識をその場で理解して使える状態にしておくと、後で受験用に覚え直す負担を減らせます。定期テスト対策を提出のためだけに進めないことが両立の出発点です。
例えば数学のワークを解いたら、正解かどうかに加えて、なぜその式を立てるかを説明します。社会の用語なら、答えを隠して出せるか確認します。範囲の問題を終えることと、範囲の内容を使えることを区別すると、定期テストと受験の学習がつながります。
学校の範囲外の課題を別に把握する
一方で、定期テストの範囲だけでは、以前に習った全単元を復習できません。模試や過去問で見つかった抜けは、学校の進度とは別の課題として残します。方程式の文章題、関数、確率などに課題があるなら、現在の授業が別の単元でも短い復習枠を確保する必要があります。
ただし、範囲外の課題を全部同時に扱うと予定が膨らみます。繰り返し間違えている内容と、次の学習の土台になる内容から選びましょう。何を進めないかも決めることで、今週の到達ラインが明確になります。優先順位は模試の結果や確認テストを使って更新します。
提出物の締切と、確認の締切を分ける
ワークの提出日だけを見て予定を作ると、完成するのがテスト直前になりやすくなります。その状態では、間違えた問題を自力で解き直す時間がありません。計画には、最初に進める期限と、できるか確認する期限を別に置いてください。提出できることは必要ですが、そこで終わりではありません。
最初に解く段階で、解説を見た問題や迷った問題に印を付けると、後の確認が効率的になります。全部を同じ回数だけ繰り返す必要はありません。理解が安定した問題は維持の確認にとどめ、曖昧な部分へ時間を振り向けると、受験用の復習時間も残しやすくなります。
日数に応じて配分を変える
期末まで時間がある間は、学校の学習をためずに進めながら、以前の単元を復習します。テストが近づけば、範囲内の確認と演習の比重を上げます。ずっと同じ割合で進めるより、日数と理解度に合わせて変えるほうが現実的です。何対何という固定の配分を全員に当てはめないことが大切です。
今回伺った学校事情では、期末は11月末の予定です。各校の予定を確認し、範囲発表を待たずに動きましょう。ザワナビではテストまでの日数と現状から教科間の重みづけを変えています。受験勉強の枠も、今週どの課題を確認するかまで具体的に設定します。
副教科の準備を最後に押し込まない
期末では科目数が増える学校もあり、副教科を最後にまとめて準備しようとすると、主要教科の確認と重なります。科目や評価の扱いは学校の案内で確認し、授業プリント、提出物、覚える内容を早めに整理してください。内申点の具体的な換算を決めつけず、学校の評価に関わる学習として準備します。
副教科に長時間を毎日使うという意味ではありません。資料をそろえる、必要事項を確認する、提出の遅れを防ぐといった作業を、早い段階で少しずつ進めます。主要教科が終わるまで何もしない予定にしないことで、直前の負担を減らせます。
勉強時間だけでなく、できた内容を記録する
秋も学習量を継続することは重要ですが、時間の記録だけでは両立できているか判断しにくくなります。「二時間勉強した」に加えて、「英単語を見ずに答えられた」「関数の式を条件から作れた」と、できるようになった内容を残してください。終わらなかった予定も記録すると次の配分に使えます。
ザワナビでは週1回を基本とする確認テストと毎週の見直しを通じて、計画を調整します。できなかった分を翌週へ全部足すのではなく、優先度や量を再検討することが必要です。授業を増やす前に、学習の進め方と確認の時間が整っているかを見直しましょう。
一週間を三つの枠で組む
予定表に、学校の新しい内容、受験に必要な以前の内容、できたかの確認という三つの枠を作ります。学校の内容はその日の課題や授業の復習、以前の内容は模試で見つかった単元、確認は選んだ問題の再テストです。各枠には時間だけでなく、扱う内容を書きます。
日によって枠の長さは変えて構いません。学校の締切が重なる日は範囲内を厚くし、休日にはまとまった受験演習を置くなど、実行できる形に調整します。一週間を終えたら、時間を使ったかと到達ラインに届いたかを確認します。予定が崩れた分を翌日に全部追加せず、優先度から残す内容を選び直してください。こうした調整を習慣にすると、定期テストが近づいたときも配分を変えやすくなります。
今週の学習に落とし込む
学校の予定、提出物、模試で見つかった課題を一枚にまとめ、共通して進められる学習と別に必要な復習を分けましょう。それぞれ今週の到達ラインを一つずつ決めるところから始めてください。
学習の優先順位を一緒に整理したい方へ
ザワナビでは、今やるべきこと、やらなくてよいこと、どこまでやるべきかを整理します。計画を決めて終わりにせず、実行・確認・修正まで一緒に進めます。答案や普段の教材をもとに、学習の進め方から相談できます。
よくある質問
定期テスト前は受験勉強を止めてもよいですか?
範囲内の学習の比重を上げつつ、必要な範囲外の復習が長期間止まらないよう個別に調整します。全員に同じ配分を当てはめる必要はありません。
ワークを何周すればよいですか?
周回数より、自力で解けるかを確認します。解説を見た問題や再び間違えた問題を中心に反復しましょう。
副教科はいつ準備すればよいですか?
学校の予定を確認し、資料整理や提出物は早めに進めます。主要教科が完成するまで後回しにしないことが大切です。
