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計算が苦手は致命的?!早期に対策を!

  
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計算が苦手は致命的?!早期に対策を!

算数も数学も、計算に始まり計算に終わると言ってもいいと思います。計算力はこれらの科目の基礎中の基礎です。計算ができないという子供は少ないですが、計算がスピーディーにかつ正確にできると自信を持って言える子もこれまた少ないのではないでしょうか。さらに「計算が遅くて…」という悩みを持つ方も少なくありません。計算が遅い子供は、そのうち「速く」なるのでしょうか?!

答えは「否」

計算の遅さは、放っておいて治るものではありません。また計算ミスが多い子供も、放っておいても計算ミスはずっと減りません。ということで、今回は計算の遅さや計算ミスの多さに悩む皆さん(特に、小学生のお子さん)のために、これら「苦手な計算」を克服する方法のヒントをお伝えしたいと思います。

計算が苦手な原因は2つだ!

繰り返しになりますが、計算の遅さはそのうち改善されるような事柄ではありません。日頃から意識して速く正確に解く「癖」をつけないといけません。

計算が苦手なお子さんは大きく分けると2パターンに分けることができます。1つはスピードはそれなりだが、ミスが多い、2つ目は計算が遅い(ミスが少ないわけでもない)。それぞれのパターンごと対策のヒントをご紹介してみようと思います。

計算がミスが多い人の特徴

計算ミスが多い人は、次の2パターンに分けることができます。

  • 自爆型
  • 練習不足型

【自爆型】

ミスをする原因が自分自身にあるタイプです。

  • 字が汚い
  • 途中式をかいていない
  • 途中式を書いていたとしても、字が小さく見づらい(字が薄いパターンもあり)
  • 途中計算がグシャグシャ

この自爆型は、これらの点をまず改善していくことが必要です。そのためには、口が酸っぱくなるほど言い続けることが必要です。ちなみに、途中式を書かない子は本当に多いですし、書いていたとしても、「=」が横につながって書いている子も少なくありません。

途中式は問題の式を書き写した後、改行して始めるのが鉄則です。上の式と下の式を見比べながら、手順を確認して計算をすることができるからです。こういったほんの小さなことに妥協せずこだわることが必要です。仮にプリントに書き込むスタイルで計算問題に取り組んでいるとしても、途中式は「=」を揃えて、改行して…が基本だと思っておきましょう。

【練習不足型】

  • くり上がり・繰り下がりの計算
  • 九九計算

練習不足型のお子さんは、これらの基本計算の練習が不十分であることが多いです。瞬時にこれらの計算を正確に本当に答えられていますか?!要確認であります。

計算が遅いパターン

計算が遅いパターンはとにもかくにも「反復練習不足」です。また、計算を工夫するという発想がない「突撃型」の特徴も併せ持つことが多いようです。分配法則や交換法則などをうまく使えない、×10,×100の計算をうまく利用できないなど、計算を工夫できない人は、どうしても計算が遅くなりがちです。例えば次のような計算を考えてみましょう。

16×25 という簡単な計算でも一目瞭然です。

(工夫しない子)そのまま筆算します

(工夫する子)

16×25

=4×4×5×5

=4×5×4×5

=20×20

=400

工夫する子は、上記のように数を分解し、順序を入れ替えて計算します。おそらくこれぐらいの計算問題なら、暗算で答えられるでしょう。逆に言えば、計算が遅い子は、意識的にこのような「計算の工夫」を自分の計算に取り入れてみるといいでしょう。

あとは反復練習ですね。

反復練習については、やはり「百ます計算」が有効だろうと思います。

毎日取り組んでいくなかで、だいぶ鍛えられるはずです。

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