【2019 最新版】第1回 金沢市統一テスト「 理科 」の傾向と対策

第1回金沢市統一テスト「理科」の出題傾向と対策法をご紹介していきます。

理科は「物理分野」「化学分野」「生物分野」「地学分野」の4分野から出題されますので、分野ごとに出題内容を整理していきます。それに加えて、金沢市統一テストの理科の[1]の問題は、数学の[1]と同様、比較的難易度の低い問題をいろいろな単元からピックアップして出題する小問集合的なものとなっています。この[1]は通常と切り離して取り扱おうと思いますので、先の4分野+[1]の問題の出題内容を整理し、その対策法をご紹介していきます。

[1]の問題の出題内容

まず[1]の出題内容を整理していきます。前述の通り比較的難易度が低い問題をいろいろな分野からセレクトして出題してくるのが[1]の問題の特徴です。

年度 出題内容
2018 生命の連続性(遺伝の規則性と遺伝子)、大地の変化(火山と噴出物)、化学変化とイオン(木炭電池)
2017 大地の変化(地震)、身の回りの物質(気体の性質)、身の回りの現象(音の世界)
2016 身の回りの物質(物体と物質)、身の回りの現象(音の世界など)
2015 身の回りの物質(気体の性質)、動物の生活と生物の変遷(筋肉、ムセキツイ動物)、電気の世界(電磁誘導など)
2014 電気の世界(回路と電流電圧・オームの法則)、化学変化とイオン(酸とアルカリ)、動物の生活と生物の変遷(血管)

過去5年間の出題内容をまとめるとこのようになります。

比較的よく出題される単元とそうでない単元がこの表から見てとれますが、どの単元から出題されるかは実際の出題を見てみなければ分かりません。

ただ難易度は学校のワークレベルの問題が多数です。ワークの基礎問題をしっかりとやりこむことで十分に正解できる問題とも言えます。

基礎的なレベルですから、理科が得意な方は完答を目指して、理科が苦手な方は、これ以降さらに難しくなるので、出来るだけ[1]で得点を稼ごうという視点が大切です。

特に理科が苦手な方は、こういった小問集合の問題を探して毎日にように問題に取り組むと良いでしょう。

物理分野からの出題傾向

ここからは理科の4分野ごとの出題内容を整理していきます。まずは物理分野。

物理分野を苦手とする人は少なくありません。まずはどういった単元が狙われることが多いのかをしっかりと把握しておきましょう。

年度 出題内容
2018 電気の世界(中2):オームの法則、直列回路電流、電圧、抵抗、電熱線・電力量、電気用図記号

運動とエネルギー(中3):力が働く物体の運動、働かない物体の運動、記録テープ・台車

2017 電気の世界(中2):静電気と電流、真空放電、電子、静電気

身のまわりの現象(中1):光の屈折、反射

2016 身のまわりの現象(中1):圧力・浮力

運動とエネルギー(中3):等速直線運動、慣性の法則

2015 身のまわりの現象(中1):力とそのあらわし方、バネの伸びと力の大きさの関係

電気の世界(中2):電流と磁界

2014 身のまわりの現象(中1):圧力、フックの法則、浮力、計算問題

運動とエネルギー(中3):力が働く物体の運動、摩擦力、垂直抗力、分力の作図

第1回金沢市統一テストの試験範囲となっている物理分野から、特にこれといった傾向もなく満遍なく出題されています。過去5年間に注目すると、中1の身のまわりの現象からの出題が他単元よりは多くなっています。

中1の身のまわりの現象からの出題では、光や音よりも力に関する問題がよく出題されていますから、まずは力、その後に光、最後に音といった順番で学習していくと良いでしょう。

中3の運動とエネルギーからの出題は、例年似たような問題となっており対策はしやすいかなと思います。

中2はとにかく電気の世界をしっかりと学習するし、どこを突かれても大丈夫なようにしておくことが理想です。

化学分野からの出題傾向

続いて化学分野。

化学分野もまずは過去の出題内容を整理し、どういった単元が狙われているのかを整理しましょう。¥

年度 出題内容
2018 身のまわりの物質(中1):プラスチック、密度、有機物

化学変化と原子・分子(中2):銅の酸化、化学変化の原子モデル、銅と酸素の化合比など計算問題

2017 身のまわりの物質(中1):溶解度と再結晶

化学変化とイオン(中3):化学変化と電池、中和反応、イオン式

2016 化学変化と原子・分子(中2):鉄と硫黄の化合

化学変化とイオン(中3):中和反応

2015 化学変化とイオン(中3):中和反応(一部中2の化学反応式についての出題あり)

化学変化と原子・分子(中2):熱分解、水上置換法、化学式

2014 身のまわりの物質(中1):物体と物質、メスシリンダー、上皿てんびんの操作、密度

化学変化と原子・分子(中2):酸化銅の還元、化学反応式、計算問題

中2内容の「化学変化と原子・分子」は特に頻出単元となっています。基礎的な化学反応式や酸化・分解などの基礎内容、さらにそれにまつわる実験の注意点を聞く問題から、計算問題まで出題されています。

自分の苦手がどの部分かにはよりますが、まずは暗記で対応できる部分でしっかりと点数を取れるようにしていきましょう。その上で計算問題に対応力強化を図ってください。

理科の計算問題だけの問題集なども発売されていますので、そういった問題で集中的に練習するのも良いでしょいう。

中3内容の「化学変化とイオン」からの出題は比較的対策がしやすいように思います。というのもだいたい出題されている内容は「中和」絡みの問題が多く、まずはその部分を中心に学習をしていけば良いと思います、もちろん中2の「化学変化と原子・分子」同様、暗記事項でしっかりと点数を取れるようにしていくことが重要です。

理科に限ったことではありませんが、よく「記述が多い」ということが指摘されていますが、上位校狙いでなければ、記述以外の部分でしっかりと加点していけば、たいていの高校の合格ラインは見えてきます。さらに上位校狙いであっても、まずこの記述以外でしっかりと点が取れなければ話になりませんし、記述記述と言っても、どこかの問題集で見たことのある記述問題も多く、全く未知のレベルの記述は稀なのです。

話が少しそれてしまいましたが、化学分野からはその他中1「身のまわりの物質」からも出題されます。キーワードは「密度」と「溶解度と再結晶」。それぞれの典型問題に多く触れておきましょう。

生物分野からの出題傾向

理科の「生物分野」からの出題もまずは整理しておきましょう。

年度 出題内容
2018 植物の世界(中1):顕微鏡の使い方、ゾウリムシ、顕微鏡の倍率、多細胞生物

生命の連続性(中3):生物の成長と生殖、細胞分裂の順

2017 植物の世界(中1):植物の分類、被子植物、離弁花・合弁花、胞子

動物の生活と生物の変遷(中2):血液の循環

2016 動物の生活と生物の変遷(中2):セキツイ動物、両生類、相同器官

生命の連続性(中3):脂肪、受粉、クローン、デオキシリボ核酸(一部中1内容も含まれる)

2015 植物の世界(中1):光合成、対照実験、光合成の原料

生命の連続性(中3):花粉管、被子植物の受精、栄養生殖

2014 植物の世界(中1):蒸散

生命の連続性(中3):メンデル、分離の法則、優性形質・劣性形質

意外だなと思われるかもしれませんが、中1「植物の世界」と中3「生命の連続性」からの出題が多く、中2「動物の生活と生物の変遷」からの出題は少ないことが過去5年間の出題内容から読み取れます。

あくまでも過去はそうだったというだけで、来年度以降もこの傾向が続くという保証はありませんが、生物分野の勉強をするなら、優先順位としては中1「植物の世界」、中3「生命の連続性」がまずその優先度が高いと考えて問題ありません。

中1「植物の世界」からは蒸散や光合成、植物の分類など、色々な問題が出題されていますので、幅広い対策が求められます。

一方で中3「生命の連続性」は単元の特性上、「遺伝」に関する部分がやはりよく聞かれます。覚えるべき内容は中1「植物の世界」よりも少ないですから、この「生命の連続性」をまずはしっかりと仕上げていくと良いでしょう。

中2「動物の生活と生物の変遷」も中1「植物の世界」同様、幅広い対策が求められます。

例えば学校の定期テストなどでこれらの単元の復習をしてみるのも良いかもしれません。

地学分野からの出題傾向

最後に「地学分野」です。中3で学習する「地学」については、まだ未習ということもあり、出題されるのは中1「大地の変化」か中2「天気とその変化」か、もしくはその両方からとなります。

実際の出題内容を整理してみましょう。

年度 出題内容 配点
2018 天気とその変化(中2):天気記号、雲量、低気圧の風の向き、前線とそのまわりの天気の変化
2017 天気とその変化(中2):天気図の読み取り、前線、気団
2016 大地の変化(中1):火山と噴出物、斑状組織、凝灰岩
2015 大地の変化(中1):地震、初期微動継続時間、P波・S波、計算問題

天気とその変化(中2):天気記号、天気図の読み取り、前線、高気圧、気圧と時刻の関係

2014 大地の変化(中1):火成岩、等粒状組織、花こう岩、流紋岩

天気とその変化(中2):前線、天気図の読み取り、梅雨前線、小笠原気団

2016年以降は「地学分野」からの出題は大問1つとなっています。3年間この傾向が続いていますが、2015年や2014年は大問が2つ出題されており、今後どのように取り扱われるのかは不明です。

ただ過去5年間さかのぼってみると、圧倒的に「天気とその変化」がまずは大事であるということがお分かりいただけるのではないかと思います。

「天気とその変化」からは天気図の読み取り、あとは前線関係の問題(例えば前線が通過した後の天気の変化などの典型問題)、気団に関する問題などが出題されています。標準的な問題ですので学校のワークや市販の問題集でしっかりと練習しておけば十分対応可能です。

「大地の変化」はここ2年間出題されていませんが、過去は「火山と噴出物」「地震」から出題されており、まずはこれらをしっかりと復習しておくことが期待されます。

対策の進め方

金沢市統一テストに向けて理科の勉強をしていこうと言う人は、今回ご紹介した傾向を踏まえた上で、まずは「自分が得意」とする分野でしっかりと安定的に得点できるようにしていく、その上で苦手単元の「知識事項」の漏れを埋めていく、この2点に優先的に取り組んでください。

もちろん苦手単元と一括りにしても、そこにはいろいろなジャンルの問題がありますから、過去に出題されていた問題ジャンルからまず取り組む内容を決めていくと良いでしょう。

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