【2019年入試】附属高校 国公立大学 現役合格 状況分析

金沢大学附属高校の2019年大学入試の合格者数が発表されました。今回発表された数値をもとに、附属高校の国公立大学への合格状況を分析していこうと思います。

なおここで紹介する合格者数は公表されている合格者のうち、現役で合格した合格者のみ取り扱います。

それは現役合格者数こそが、その学校の指導力を反映すると考えるためです。既卒生の大半は予備校に通い受験をしますので、既卒生の合格に影響を及ぼすのは学校ではなく予備校と考えるのが適切です。

それでは早速2019年大学入試の合格状況を詳しく見ていきましょう!!

学年の70%程度が旧帝大レベル以上を受験

まず今年度の附属高校の進路状況の概要は以下の通りです。

卒業者数 進学者数 就職者数 未定者数
127 81 0 46

浪人率は約36.2%です。

国立大学への合格者数は合計45人で、国立大学合格率は約35.4%、国公立大学への合格者数は合計49人で、国公立大学合格率は約38.6%となります。約40%の生徒が国公立大学へ合格していることになります。さすがですね。

では、もう少し具体的に国公立大学への合格状況を見ていきましょう。

これは公表されている合格者数を、偏差値順に並び替えたものです。

なおここで使用した偏差値は、東進衛星予備校が公表している前期C判定の偏差値で各大学の全ての学部・学科の平均偏差値となります。

大学名 平均偏差値 受験者数 現役合格者数 累積合格者数 累積生徒数
東京大学 72.86 16 2 2 16
京都大学 70.29 6 3 5 22
一橋大学 70.25 3 0 5 25
東京工業大学 68.83 4 1 6 29
東京医科歯科大学 68.33 1 0 6 30
東京外国語大学 68.33 1 1 7 31
大阪大学 66.65 7 2 9 38
東北大学 64.94 3 3 12 41
お茶の水女子大学 64.60 3 1 13 44
北海道大学 64.36 4 1 14 48
筑波大学 64.35 5 2 16 53
横浜国立大学 63.82 4 1 17 57
千葉大学 62.42 2 2 19 59
名古屋市立大学 61.89 3 0 19 62
東京都立大学 61.25 1 1 20 63
東京農業工業大学 61.18 4 1 21 67
大阪府立大学 60.73 2 1 22 69
名古屋工業大学 60.50 1 0 22 70
金沢大学 60.00 48 18 40 118
電気通信大学 60.00 1 0 40 119
奈良女子大学 59.60 1 0 40 120
岡山大学 58.68 1 0 40 121
新潟大学 56.36 2 0 40 123
富山大学 55.86 15 3 43 138
福井大学 54.64 9 3 46 147
大分大学 53.78 1 0 46 148
弘前大学 52.76 2 0 46 150
山梨大学 52.64 1 0 46 151

附属高校は現役・浪人の合格者数はもちろんのこと、受験者数も公表されています。

東大・京大に合格したのは学年で5人ですが、実際に受験している(つまり東大・京大レベルの生徒)は学年で約38人ほどいますので、学年全体の約30%が東大・京大を受験するレベルであったことが分かります。

一方で旧帝大ならびに旧帝大ならびに同等レベルの大学に合格したのは学年で約16人程ですが、同等レベルの大学を受験した生徒は全体の約70%になると推測されます。

上記の表では、筑波大学までの累積生徒数は53人と表示されており、旧帝大レベルの生徒は学年で50人程度なのでは?と思われている方もいらっしゃると思うのですが、実はこの表は各大学の全ての学部の平均偏差値順になっているのです。

附属高校特有かもしれませんが、附属高校は医学部医学科志望の生徒が非常に多く国公立大学の医学部医学科の偏差値は旧帝大レベル以上となっているため、これらの医学部医学科受験者を加味すると、学年の約70%が、旧帝大レベルを狙える状態であることが分かります。

 

 

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