【受験戦略】金沢大附属中学校 合格への道 「小4 今月の社会」
さぁ、6月になりました。本日は附属中学校の受験を考えている小学4年生の今月の学習プランをご紹介していきます。これまで、地理学習の基礎を学習してきました。先月は地図の記号・見方・等高線の意味などを学習してきました。これで地理学習を行ううえで押させておきたい地図の見方をマスターしたわけですから、これから色々な地域について学習していきましょう。北 から降りていくか、南から上っていくか、どちらでもOKなのですが、一応北 から南に降りていく感じで勉強を進めていきましょう。
1週目・2週目 北海道の学習
地図帳は必ず用意しましょう。地図帳を見ながら学習していきます。まずは札幌や函館といった主要都市の位置や人口の様子を確認します。それらの確認が終わったら、気候の学習も行いましょう。その際、この地域の気候は◯◯◯だとただ覚えるのではなく、地図帳片手に地形から気候がどうなっているかを考えることが大切です。ここポイントですからね!!「考える」ことが大切です。これをせずにただ「覚えるぞ!」といって覚えたとしても、すぐ忘れてしまいますよ。考えながら学習していきましょう。あとは石狩平野は稲作で有名ですが、もともとは稲作に不向きな土地でした。それがどのように稲作で有名な土地となったか、その成り立ちをしっかりと理解していきましょう。とにかく単に覚えるだけではいけません。
3・4週目 東北地方の学習
東北地方の学習も、北海道の学習と同様、地図帳片手に、そして、単に覚えていくのではなく、複数の事柄を関連させた上で「理解」をしていくことを意識して学習していきましょう。地形と気候の部分では、「やませ」は要チェックです。また漁業と三陸海岸をはじめとした地形もよくチェックしていきましょう。ちなみに東北地方には、東北三大祭りなどの伝統文化が色濃く残っています。稲作と東北三大祭りとのつながりや、伝統工業と気候のつながりといったものを関連づけて理解していくと良いでしょう。