来年度から金沢大附属高校入試が激変 !!
来年度 (平成30年度) より、附属高校入試が激変します。
現在中学2年生で附属高校受験を希望されている方は要注意 !!
変更内容を踏まえて、学習内容を見直す必要があるかもしれません。
来年度から学力検査選考が変わります !!
附属高校入試は「推薦入試」と「学力検査」による志願者選抜を行なっています。来年度から変わるのはこの「学力検査」です。変更内容を整理しましょう。
【変更前】
・定員 55名 (金沢大附属中学校から30名、附属中学校以外から25名)
・選抜方法: 学力検査のテスト結果(500点満点)+調査書の書類審査
【変更後】
・定員 55名
・選抜方法
(1) 学力テストの結果(500点満点)+調査書の書類審査
(金沢大附属中学校から25名、附属中以外から20名)
(2) (1)の選考の後、学力テストの結果(500点満点)+英語の点数+英語以外で一番高得点
だった科目の点数+調査書の書類審査 で10名
学力検査による入学定員は変わりませんが、従来の選考方法通りによる合格者数が45名となり、残った10名を、新しい選考方法により決定することになりました。
新しい選考方法は、
5教科の点数+英語の点数+英語以外で一番高得点だった科目 の700点満点。
換言すれば、
英語と、その時のテストで一番良かった科目のテスト結果を倍点にした合計点で合否が決定するということです。
したがって、これまで以上に「英語」の比重が高くなることが予想されます。「英語が苦手」というのは、致命的となるということですから、現中1・2生で、附属高校を志望される方は、英語をじっくりと学習する必要があります。
学力検査の残り10名に適用される新しい選考方針。
残り10名ということは、ボーダー付近の受験生ということで、附属高校としては、学力レベルに大きな差はないと考えているのでしょう。
大学受験の合格状況と英語の点数に相関関係が見られることは有名な話です。そのため英語力に一定程度の水準を求めつつ、あとは、何かしら尖った部分を持っている生徒を迎え入れたいという学校側の考えを反映しているのかな、そう思わずにはいられません。
いずれにせよ、大きく変わる選考方式を見据えて、しっかりとした対策を講じていきましょう。