全国高校入試問題正解の使い方=その2=
夏休みも終わり受験生はいよいよ後半戦に。ここから猛ダッシュで志望校に合格する人も少なくありませんから頑張って欲しいと思います。
さて前回のエントリーからだいぶ時間がたってしまいましたが、「全国高校入試問題正解」の使い方についての第2回目記事。こっそりアップしたいと思います。
前回は全国高校入試問題正解という問題集がいかに受験勉強において有効なものかをご紹介しました。ただ分量が多い問題集のため、北海道から沖縄まで順番にやっていくという取り組み方は少し大変です。さらに、例えば数学であれば、「相似」「三平方の定理」といった中3生がこれから学習する単元が入試によく出題されていることもあり、全部の問題を満遍なくというのは、大半の受験生にとっては非効率です。
9月からこの問題集で受験勉強をしていこうと考えている方は、単元限定方で取り組んでいくことをオススメします。
8月に中1・2年生内容の総復習をしているはずですから、すでに自分が「どの単元が得意」で「どの単元が苦手」かはある程度把握していると思います。
例えば、数学の「関数」が苦手という場合であれば、関数の問題だけ、順に取り組んでいくのも一手です。同様に理科の物理、例えば「電流」が苦手ということであれば、「電流」の問題だけをピックアップして取り組んでいく方法でもよいでしょう。
この問題集に取り組む目的は、いろいろなパターンの問題に触れることです。
最近の入試では「思考力」や「表現力」を問う問題が出題され、パターン演習では対応できないとの声もありますが、この「思考力」や「表現力」を問う問題にも一定程度の「パターン」があることに気づくはずです。そしてそれらのパターンごとの解法・糸口の発見の仕方を覚えていくことで、問題対応能力がより強化されるはずです。
あ、こういった取り組み方もあるんだねと思っていただければ幸いです。
ちなみにですが、理科・数学・社会については、過去の入試問題を分野別に並び替えた問題集も出版されています。余裕があればこれらの問題集にも取り組んでみるといいかもしれませんね。
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