附属高校入試 合否追跡データ 2016
以前の記事で高校入試合否追跡調査を読者の方ならびに学習塾の方にお願いしたところ、合否データを多数ご提供いただきました。ありがとうございます。本日はご提供いただいた合否追跡調査データから、昨年度入試の実態について簡単な考察をしていこうと思います。本日取り上げる学校は「金沢大附属高校」です。
2016年度入試の合否状況
昨年度入試における金沢大附属高校の合否状況をまとめたのが下のグラフです。青色は合格、緑色は不合格をあらわしています。
今回ご提供いただいたデータは15名分ですのでカバー率は27%程であることをまずあらかじめ申し上げておきます。その上で、この合否状況をもう少し詳しくみていきましょう。
頂戴しましたデータで、合格が確認できている一番下の点数は289点です。この点数で2人合格しています。288点以下の点数での合格は確認できていません。
一方で、290点、300点でそれぞれ1人ずつ不合格が確認できています。ただし293点で合格している人もいます。303点以上の点数で不合格になった人は確認できていません。
以上を踏まえますと、昨年度の附属高校入試では、288点〜302点の間で一定程度の逆転現象が見られる状態で、合格最低点は289点であったと言うことができると思われます。
附属高校を志望されている方は、まず300点を合格か不合格かを分けるベンチーマークだと思っておいと良いでしょう。この点を踏まえて、受験戦略を構築していってもらえればと思います。
今回の附属高校のデータ収集において、各科目の点数調査が十分にできず、総点のみでのご報告となってしまいました。次年度は科目の得点傾向を踏まえて情報収集し、皆様にご報告したいと思っています。
以上、2016年度金沢大附属高校 合否追跡調査データのご紹介でした!
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