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【受験生必見!!】石川県総合模試 完全入門

    
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【受験生必見!!】石川県総合模試 完全入門

石川県の中学3年生を対象とした県内最大級の模擬試験が「石川県総合模試」です。

年間のべ約3万人が受験するこの「石川県総合模試」とは一体どんな模擬試験なのか?テストの内容・難易度は?費用は?活用方法は?

本日は石川県総合模試に関する不明点を解消し、フルに活用するための完全入門をお届けいたします!!

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石川県総合模試とは!?


石川県総合模試は最大規模の模擬試験で年間のべ3万人が受験します。

全8回実施される石川県総合模試は各回ごとに受験者数が異なります。ここ数年ははコロナ禍ということで、会場受験もままならない状態だったということもあり、受験者数は以前ほど多くありませんが、それでも冬頃には3000人超となるイメージです。

なお昨年度公立高校を受験した受験生の総数は6927人ですので、受験生の約2人に1人が受験していることになりますので、非常に信頼性の高い模擬試験と言えます。

どんな問題が出題されるの?


模擬試験で出題される問題は、石川県の公立高校入試の傾向・形式に即したものとなっています。入試予想問題としても活用できますし、第1回〜第5回までのテスト問題であれば、金沢市統一テスト対策にも使用可能です。

現状把握・課題点導出の最強ツール「個人成績表」とは!?


模擬試験受験後、約2週間程で個人成績表が返却されます。ここには自分の今の学力を相対的に把握すると同時に、課題点を考える上で重要なデータが詰まっていますので、しっかりと振り返りを行い、次へとつなげていきましょう。

それでは具体的な個人成績表の見方をご紹介します。

成績表

(画像出典:http://hokkoku.bunkacenter.or.jp/moshi/

個人成績表は4つのセクションに分かれています。

① テストの結果

科目別・5科合計の得点と偏差値、平均点が示されます。受験者全体の中での順位や得点分布から、現時点での実力を客観的に把握することができます。また県内の推計順位も表示されます。

(推計順位とは、今回の模擬試験を受験していない生徒を含めた石川県内の全ての中3生の中でどれくらいの順位かを予想したもの)

② 成績の推移

科目別に各回ごとの偏差値の推移がグラフ化して表示されます。成績が上昇トレンドにあるのか、停滞気味なのかといった、それとも下降トレンドにあるのかを把握することは、受験合格に向けた戦略を考えるうえで大切な指標の一つとなります。

(トレンドとは傾向という意味)

③ 志望校の診断

石川県総合模試では、公立・私立あわせて最大4校までの合格判定データが提供されます。この合格判定は、長年のデータにもとづく合格基準偏差値と実際の模擬試験の結果偏差値から割り出されます。

合格可能性をS~Eまでの6段階で示しされ、それぞれの意味は以下の通りです。

S・・90%以上の合格可能性。余裕を持って合格できるライン
A・・80%以上の合格可能性。いわゆる安全圏。余程のことがなければ合格できるライン
B・・60%以上の合格可能性。合格圏内。このラインがいわゆる合格基準ライン
C・・40%以上の合格可能性。合格射程圏内。これからの頑張り次第で十分合格が狙えるライン
D・・20%以上の合格可能性。努力が必要。相当な頑張りが必要なライン
E・・19%以下の合格可能性。かなりの努力が必要。ほぼ合格することはないと思っていいライン。

この他、志望校内の順位、第1志望の高校に関しては、志望者平均点、最高点、最低点といった情報も提供されます。

学力分析表

「成績表」は現時点での自分の学力を客観的に評価したデータを提供してくれるものでしたが、「学力分析表」は今後の学習の課題を考えるヒントを教えてくれるものです。
実際に出題された問題の正答率と自分の正答状況が1問単位で把握できる「学力分析表」を活用することで、自分の課題がどこにあるのか、どの分野、どのレベルの問題に今後注力すべきなのかといった、データにもとづくより精度の高い受験戦略を考えることが可能となります。

まとめ答案

石川県総合模試の採点はデジタルで採点し、まとめて表示されます。また、領域別の正答率がグラフで示されるので、どこに課題があり、今何を勉強するべきかを把握することも可能です。

石川県総合模試 今年の開催スケジュール・費用は?


2023年度の石川県総合模試の開催スケジュールは以下の通りです。

第1回 7月2日(日)
第2回 8月27日(日)
第3回 9月17日(日)
第4回 10月15日(日)
第5回 11月12日(日)
第6回 12月10日(日)
第7回 2024年1月7日(日)
第8回 2024年2月4日(日)

なお、今年度も新型コロナウイルスの影響が残っており、全ての受験生が公開会場で受験することはできない可能性があります。
気になる受験料は1回あたり5,280円です。
ただしこの受験料は連続受験をすることで割引が適用されます。
連続受験パターン 受験料一括支払額 一回あたりの受験料 一回あたりの割引額
第1回〜第8回 連続受験 36,080円 4,510円 770円
第2回〜第8回 連続受験 32,340円 4,620円 660円
第3回〜第8回 連続受験 28,380円 4,730円 550円
第4回〜第8回 連続受験 24,200円 4,840円 440円
第5回〜第8回 連続受験 19,800円 4,950円 330円
第6回〜第8回 連続受験 15,180円 5,060円 220円
第7回〜第8回 連続受験 10,340円 5,170円 110円
全部で8回実施されるため、全部を受験するとなるとそれなりの費用がかかります。
成績推移をしっかりと捉えていくという観点からできるだけ連続受験するのが理想ですが、ある程度回数を絞って受験したい肩には、以下の受験をオススメします。

第1回 まだ受験まで時間がある段階で、志望校の合格可能性を認識しこれからの勉強に活かす
第5回 金沢市統一テストの試験結果と合わせて、志望校の合格可能性を判断するため
第7回 金沢市統一テストの試験結果と合わせて、志望校の合格可能性を判断するため

石川県総合模試の試験会場は?


石川県総合模試の試験会場は、各回によって異なりますが、現時点で予定されている試験会場は以下の通りです。ここに紹介している会場以外の会場となる場合もありますので、必ず各回の会場を確認するようにしてください。

金沢学院大学/北國新聞会館/香林坊プラザ/金沢勤労者プラザ/JA石川教育センター/国際ビジネス学院 金沢マチナカキャンパス/国際ビジネス学院 白山キャンパス/ 石川ハイテク交流センター/レッツホールつるぎ/小松市民センター/小松市公会堂/加賀商工会議所/羽咋公民館/志賀町文化ホール/七尾産業福祉センター/能登町営まちなか鳳雛塾/北國新聞輪島総局

総合模試ゼミ・作文通信添削とは?!


石川県総合模試が開催された翌週に行われるのが「総合模試ゼミ」。石川県の入試問題を知り尽くしたプロ講師集団による5科目の受験対策講座です。

模擬試験に出題された問題や入試頻出問題の解説、受験勉強のポイントなど1日完結スタイルで実施されます。

普段学習塾に通っていない受験生などは受験してみても良いかもしれません。

作文通信添削は、月1回のペースで資料や課題にしたがって条件作文や、各教科の頻出記述問題に取り組むことで、記述力養成に不可欠な表現力を身につけていけるよう、プロの講師が細かく丁寧に添削するものです。

最後に


いかがでしたか?

石川県内の中学3年生が高校受験の対策を進めていくうえで、貴重なデータを得られるのが石川県総合模試です。できるだけたくさんの模試を受験しながら、自分自身の学習の評価・改善を行い、志望校合格に近づいてもらえればと思います。

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