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石川県公立高校入試 『2023年度 入試結果』詳細解説

  
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石川県公立高校入試 『2023年度 入試結果』詳細解説

2023年3月に実施された 石川県公立高校入試 の入試結果が公表されましたので、その詳細を皆さんと共有しようと思います。

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昨年よりは平均点上昇も依然として難しい


2023年3月7・8日に実施された石川県公立高校入試では、一般入学枠7,003名に対して6,927人が入試にのぞみ、6,099人が合格を手にしました。

今年度は昨年度に比べて平均点が上昇した科目が多く、5科目計の合格者平均点は247点と久しぶりに250点台付近まで上昇しました。

国語社会数学理科英語5科目合計
59.3点41.9点44.4点50.8点50.2点247点

特に英語は2022年度の39.9点から50.2点へと約10点近い上昇を見せています。

とはいえ、一昔前は合格者平均が250点台後半〜260点台だったことを考えると、難しい入試であったことは間違いありません。またこの難易度は来年度以降も維持されるものと思われます。

5教科合計の得点分布状況は次の通りです。

0〜4950〜99100〜149150〜199200〜249250〜299300〜349350〜399400〜449450〜500
0.25.811.216.616.815.916.913.23.20.0

上記のグラフならびに表内の数値は、比率(%)を表しています。

平均点が上昇したことで、昨年全体の1%しかいなかった400点以上の受験生が、今年は3.2%にまで増加しています。

上位校受験者にとっては350点

それではこの比率をもとに大まかな順位の目安をご紹介していきます。

得点階級比率該当生徒数累積生徒数1点あたりの人数の目安
450〜5000.00
400〜4493.21951954
350〜39913.28051,00016
300〜34916.91,0312,03121
250〜29915.99703,00119
200〜24916.81,0254,02520
150〜19916.61,0125,03820
100〜14911.26835,72114
50〜995.83546,0757
0〜490.2126,0870

上記表の1点あたりの人数の目安は、全ての得点に均等に受験生がばらけていたとした時の大まかな目安人数です。

なお、過去問演習をしている受験生がこの表を参考に、自分が2023年入試を受験した場合、順位や志望校の合格可能性がどれぐらいあるのかを考える場合は注意が必要です。

例えば二水高校志望なら、泉丘(400名)→二水(400名)だから累積で800位までの点数を取る必要があるとは考えないようにしてください。この表の人数には、小松高校や七尾高校といった、金沢エリア外の人数が含まれているためです。

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