志望校選定ーボーダライン付近の場合どうするか?!ー
昨日、第2回金沢市統一テストと、第6回石川県総合模試の両方の結果をもとに、志望校合格可能性を色で感じる「志望校決定シート」を公開しました。今回はその志望校決定シートを用いて、ボーダーライン付近の方がどう考えるべきかを記事にしたいと思います。
視点は私立がアリなのかどうか!
ボーダーライン付近の方が考えなければならないことは、仮に公立高校が不合格だったとして、私立高校進学となっても大丈夫なのかどうかです。石川県は公立高校を重視する県ですので、今も、公立優位の風潮が残っていますね。また、私立高校へ進学した場合、公立高校へ進学した場合よりも、多少金銭的な負担が大きくなります。こう言った点を踏まえ、私立高校へ進学するのもOKなのであれば、基本的に志望校変更なしで突撃あるのみです。私立高校進学がNGの場合は、慎重な判断が求められます。
泉丘高校のボーダライン付近の方
青色は泉丘高校、緑色は二水高校の合格可能性を表しています。第2回金沢市統一テストで370点付近、第6回石川県総合模試で395点付近の方は、ある程度のリスクを考える必要があります。上の図にあるように、この付近の方が二水高校に志望校変更すれば、二水高校の合格可能性はかなり見込めます。
二水高校のボーダーライン付近の方
緑色は二水高校、青色は桜丘高校の合格可能性を表しています。第2回金沢市統一テストで340点付近、第6回石川県総合模試で352点付近の方は、ある程度のリスクを考える必要があります。上の図にあるように、この付近の方が桜丘高校に志望校変更すれば、桜丘高校の合格可能性はかなり見込めます。
桜丘高校のボーダライン付近の方
緑色は錦丘高校、青色は桜丘高校の合格可能性を表しています。第2回金沢市統一テストで310点〜330点付近、第6回石川県総合模試で318点〜327点付近の方は、志望校を錦丘高校に変更することも併せて検討してみ良いかもしれません。これまでは、志望校を変更すると、変更先の高校の合格可能性は80%程度とかなり高かったのですが、桜丘のボーダー付近は錦丘の合格80%に含まれないため、上記のように点数に幅をもたせています。
錦丘高校のボーダライン付近の方
緑色は錦丘高校、青色は西高校の合格可能性を表しています。第2回金沢市統一テストで290点付近、第6回石川県総合模試で292点付近の方は、志望校を西高校に変更することも併せて検討してみ良いかもしれません。変更した場合、西高校の合格可能性はかなり高いと期待できます。
志望校変更を検討されている方は、ご参考までに。