学習法

時事問題

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もうしばらくすると12月。このぐらいのタイミングから「時事問題」と言われる問題に取り組む受験生も多いと思います。

時事問題って何?と思われている方のために以下wikipediaから引用です。

時事問題(じじもんだい)とは、近年に起きた政治、経済、国際、社会一般における事象の総称である。 新聞、雑誌、テレビなどのマスメディアで取り上げられるトピックスが、入学試験・入社試験および各種資格試験の問題として取り上げられるときにしばしば用いられる。

よく受験生ならニュースよく見ておきなさいと言われるのはこういった問題への対応力を上げていくためです。

さてもう2015年も終わりに近づいてきています。今年の入試ではどういった時事問題が出題されるでしょうか? 続きを読む

実践的な過去問の取り組み方

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本日は久しぶりに「学習法」に関する記事を。

この時期、受験生の勉強内容に占める「過去問演習」の割合はどんどん増えていっていると思います。そこで実践的な過去問の取り組み方をご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

実践技1 時間を計る

当たり前ですが、必ず時間を計って制限時間内で取り組むようにしましょう。できれば見直しの時間を考慮して、制限時間よりも5分程度時間を短くして取り組んでみるといいと思います。なお、時間を計る相棒はキッチンタイマーです。100円ショップで100円で売っていますので、初期投資だと思ってぜひ購入してみてください。

実践技2 時間が足りなかった場合は延長戦

制限時間内に終わらなかった問題は、延長戦として一通り取り組んでみましょう。もちろん採点する時にはこれらの問題は点数には含めませんけどね。全教科すべての問題に取り組んだら、丸つけをしていきます。

実践技3 ◯, ×つけて終わりでない。

「丸付けをする」というと、解答を見て自分の答えに◯、×を記入し、×だった問題の答えを直してはいおしまい!としている受験生が少なくないと聞きますが、これは絶対NGです。◯、×をつけたあとは、必ず解説を隅々、じっくりと読むようにしましょう。間違えた問題の解説を熟読し、理解するのは勿論ですが、正解していた問題も、自分とは異なる解き方で解いているかもしれませんから(数学など)、時間に余裕がある時はチェックしておくと良いと思います。ちなみに、解説を読んでもよく分からない。そう言った問題もあると思います(特に全国高校入試問題正解の数学の解説には、とても一発で思いつかないような解法が載っていたりすることもありますので..)。その場合はどうすれば良いか?!

塾に通っている人であれば、塾の先生に質問する、もしくは学校の先生の暇を見つけて質問するなど、解説が理解できないものはまず「質問」しようとすると思います。これは至極正しい方法なのですが、受験日が近づいている直前期という点を考慮した場合、解説を読んでも分からない問題は捨てるの一手かなと思います。

そもそも解説を見ても分からないということは、その問題を解く以前の何かしらの部分の理解ができていない可能性が高いわけです。そのような状態無理に理解しようと、たくさんの時間を割くぐらいなら、その問題に関連する単元の基礎・標準的な問題に取り組んだ方がよっぽど得点力が上がるように思うのです。

受験勉強ではついつい「完璧主義」になりがちです。「これもやらないと、あれもやらないと..」しかしよく考えてみてください。入試で満点を取る必要はありません。上位校ですら、70%程度の正答率で合格できるわけです。つまり、30%は捨て問なのです。解説を読んでも分からない問題はおそらく正答率も低い問題だと思いますから、なおさら深追いしない方が良いと思います。

限られた時間をより効率的に過ごすためには、このような考え方で過去問に取り組んでみるのもいいかもしれませんよ!

あ、過去問を購入されていない方は、もうそろそろ購入しましよう!

 

金沢市統一テスト後の学習のヒント

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さて先日第1回金沢市統一テストが無事終了しました。未だ今年の問題を入手できていないザワナビ編集部であります(汗

今回のテストはおそらく本日から猛烈なスピードで返却されると思います。今週中には5教科の合計点が分かると思います。「あーこの点数で志望校の受験大丈夫なのだろうか??」など色々考え、場合によっては不安になる方もいるでしょう。ただし、このテストの結果評価はあくまでも市内平均点が出てからです。それまで「あーだこーだ」言うのは不毛な話。それよりも、どういった間違いをしたのかと言った誤答分析を行いつつ、今後の自分の学習へと反映させていくという姿勢が大切であると思います。

さ、それではこれから入試までの学習はどのようにしていけばいいのか。ちょっとしたヒントを。

ザワナビが提唱する学習方は「正答率別学習法」です。

よくある学習法はおそらくこう言ったものだと思います。

あるAという単元を学習する場合

1)問題集のAという単元のページを開く

2)大体の問題集は、「基本問題」「標準問題」「応用問題」という構成になっていると思いますので、まずは「基本問題」に取り組む

3)丸つけをしたら次は「標準問題」

4)そして最後に「応用問題」

これっていたって普通の学習法ですよね。通常はこのように学習をしていくと思うのですが、受験勉強を行っている皆さんにとっては少し効率的でないのでは?と思います。

本当にその問題集の問題すべてを解く必要があるのでしょうか?

受験勉強は「できていない」部分を「できる」ようにする作業の繰り返しと言っても過言ではありません。例えば上位校を受験する生徒であれば、すでにできている「基本問題」をこの時期にもう一度解く意味ってあるんでしょうか?時間のムダだと思いませんか?

受験生に残されている時間は有限です。この残された時間を有効に使うためには、学習法にも効率性を求めるべきです。

それが「正答率別学習法」なのです。

例えば、附属高校や泉丘高校を受験する人であれば、基本的な事項は現時点である程度できているはずです。現在の課題は、正答率が30%・20%と言った多くの受験生は間違えてしまうが、上位校合格を目指すのであれば正解できるようにしたい問題への対応力を強化することです。

例えば、錦丘高校や桜丘高校を受験する人であれば、テストになると必ず基礎的・標準的な問題での取りこぼしが見られているはずです。つまり、正答率が50%以上の問題での取りこぼしがあるはずなのです。この場合は、これらの問題の正答率を高めるための練習が必要です。

ところで、問題を見ただけで、この問題は正答率が50%以上あるな、いやこれはないなと言った見極めってできますか?学校の先生や塾の先生であればできるのだろうと思いますが、私たち一般人には難しいですよね。

実は教育委員会によっては、問題ごとの正答率を発表しているんです!が、いちいち調べるのは大変…..だったのですが….

ちょいと古いですがいい問題集があります。

それがこれです。

【正答率50%以上の問題のみを集めた問題集】

全国の高校入試の問題から、正答率が50%以上のものを単元別にまとめたものです。上の数学以外にも

受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題英語

受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題社会

受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題理科

受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題国語

と全教科揃っております。

そしてこのシリーズには

【正答率50%未満の問題のみを集めた問題集】

全国の高校入試の問題から、正答率が50%未満のものを単元別にまとめたものです。上の理科以外にも

受験生の50%以下しか解けない差がつく入試問題社会

受験生の50%以下しか解けない差がつく入試問題数学

受験生の50%以下しか解けない差がつく入試問題英語

受験生の50%以下しか解けない差がつく入試問題国語

と言ったように、正答率50%以上の問題集同様、全教科揃っています。

問題集の問題すべてに何度も取り組むといった学習方ももちろん効果がありますが、残された時間を考えた時に、データに基づき問題を取捨選択し、効率よく学習を進めていくという方法もありだと思います。

ご参考までに

 

 

 

 

あと3ヶ月の勉強法ー算数・数学編ー

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あともう少しで11月です。2015年もあっという間に終わろうとしています。そして….、皆さんそろそろ気づいているでしょうか?入試までの日数が刻一刻と減っていることを…。

附属中であれば12月がテストですから、とっくの昔にテスト3ヶ月前をむかえ、あと1ヶ月ちょっとになっています。錦丘中や私立高校入試は1月に実施されますから、残り2ヶ月ちょっと。附属高校入試であれば2月に実施されるので、残りあと3ヶ月ちょっと。そしてそして、一番受験生の多い、公立高校入試までは残り4ヶ月ちょっととなったわけです。

受験勉強をすすめていくうえで、「残り3ヶ月ちょっと」というのは一つの節目となります。残された日数でどのように受験勉強をすすめていけばいいか。本日はそのヒントになるようなことをお伝えしようと思います。

今回想定している受験生は、もっとも人数の多い平均点付近の生徒です。

まず大前提としてあと3ヶ月のタイミングともなると、算数・数学が残り3ヶ月で劇的に成績アップすることはほとんどないということを確認しておきたいと思います。理科・社会はそれこそ極端な話、入試日の前日まで成績が上がることはあるかもしれませんが、算数・数学はそうではありません(これは国語や英語にも言えることです)。

したがって、この時期の勉強というのは「理科」「社会」が中心となっていなければなりません。そういう状態の中で、算数や数学の学習を行う目的は「メンテナンス」。この言葉に尽きると思います。特に平均点付近の人は、基本・標準レベルの問題の中で、過去に間違えた問題を中心とした「解き直し」を徹底していくといいと思います。

万が一、過去に自分がどの問題を間違えたのかが記録されていない(わからない)場合は、過去問何年か分(三年ほどでいいかなと思います)に取り組んでみてください。

このとき大切なのは、「丸つけの仕方」です。

一通り問題に取り組んだあと、すぐに丸つけをしてはいけません。

一通り問題に取り組んだうえで、自分なりの手応えをもとに、すべての問題の「予想◯×」を最初に記入します。

◯:絶対正解できている。もしくは正解できているだろうと思われる問題

△:たぶん正解できているだろうと思われるが、若干の不安を感じている問題

×:おそらく正解できていないだろうと思われる問題

このチェックをつけた後に、解答を見ながら◯、×をつけていってください。

復習しなければならないのは、

◯だと予想していたのに×

△だと予想していたのに×

だった問題です。これらの問題ができるようにしていけばいいのです。そしてこれらの類似問題を問題集で探して解いてみると、さらに練習に厚みをもたせることができます。

×だと予想していて×だった問題はどうすればよいか?

個人的には「捨ててしまってもいい」と思うのですが….、もし解答解説を見てもイマイチ理解できない問題は「捨てる」で良いと思います。この時期に、予想×で実際に×のような問題を、残された日数で◯にするのはかなり大変なことです。であるなら、すでに予想◯、△といったある程度手応えのある問題で不幸にも間違えてしまった問題を、確実に仕留めることを意識した方が懸命と言えるでしょう。

受験生活がある3ヶ月を切ったら、少し勉強のやり方の修正をしてみることも大切だと思いますよ。

偏差値を1上げるための点数とは?

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これまで「偏差値」に関する記事をいくつか書いてきました。

「点じゃないんだ大切なのは」

「偏差値は『線』でとらえる」

「『標準偏差』って知ってる?実はこの数字がとっても大事なんです」

こんな感じです。

毎月のように実施される模擬試験。その偏差値という数値にたいしてもシビアになってきた人も少なくないと思います。そこで今回は「偏差値を1上げるための点数とは?」というタイトルで記事を書いてみようと思います。

偏差値についてもう一度簡単に基礎的なことを確認しましょう。

偏差値というのは、自分の点数から平均点を引いて、それを受験者の得点分布の度合いを(散らばり具合)を表す数値である「標準偏差」というもので割った数値のことです。そして以前の記事にも書きましたが、この標準偏差という数値が大きいほど、受験者の得点がより散らばっている(分散している)ことを表しています。ですから、「標準偏差」という数字が大きい科目の方が差がつく科目というわけです。

ちなみに、先日の第3回石川県総合模試であれば、各科目の標準偏差は次のようになっています(石川県総合模試のホームページでは、現時点で第3回石川県総合模試の標準偏差が正式に発表されていませんので、何名かの結果表より以下の標準偏差を算出しています。公式発表とは微妙に数値が異なる可能性がありますので、予めご了承ください。

英語 19.9

数学 17.1

国語 16.9

理科 18.9

社会 19.7

この数値だけを見ると、英語が一番差がつく科目だったと言えます。逆に国語が一番差がつきにくい科目だったとも言えます。

ちなみにこの標準偏差は自分で求めることができますよ!自分の模擬試験の結果表を持ってきてみてください!

(自分の得点ー平均点)×10÷標準偏差+50=自分の偏差値

ですから、

標準偏差=(自分の得点ー平均点)×10 ÷(自分の偏差値ー50)

で求めることができます。

さて、この標準偏差。この標準偏差は、実は偏差値を10上げるときに必要な得点を表しているのです。ですから標準偏差を10で割れば、偏差値を1あげるための得点が出てきます。

石川県総合模試であれば、各学校の合格基準偏差値というのが示されていますね。そして自分の偏差値と比べれば、あとどれぐらい「偏差値」を上げなければならないということはわかります。そして、上記のことがわかっていれば、同じテストで、「あと何点とれていたら合格基準に達していたのか」、ということがわかります。

これってテストの振り返りをするとき結構大切だと思います。自分の間違えたところはすでにわかっていると思います。そしてその間違えたところのグループ分け、例えば単純な分け方をするなら、「本来なら解けた問題」「その時は手が出なかった問題」など、間違えた問題とひとくくりいっても、その種類はいくつかあるものです。誤答箇所をじっくり見ながら、この「あと何点という数値」と照らしあわせ、「どことどこを取れば合格基準にのったのか」といったこをイメージしていく。そして次回そのような問題を確実に正解するためにどうしていくのかといった計画をたてていくことは意味あることだと思います。

ぜひ、この記事を参照され、偏差値とうまく向き合って、自分の受験勉強の計画のアップデートに役立ててもらえればと思います。

算数の応用問題を解くためには?!

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前回、算数の「計算問題の大切さ」を記事にしました。しかしいくら計算問題が大切といっても、応用問題でまったく手が出なければ(つまり、解法が思いつかなければ)、いくら計算力があっても意味がないわけです。
それではこの算数の応用問題を解くためにはどういう練習をしていけばいいのでしょうか?今回はこのテーマで、特に現在4年生・5年生の方を対象とした記事を書いてみます。

ところで、ここでいう応用問題というのはどういう問題かをまずはっきとさせておきましょう。
以前、この問題集使えますよ!とご紹介させていただいた、「算数の基本問題」という問題集がありましたが、そこに掲載されいてる問題は基本問題ならびに標準問題と言われているものです。今回対象とするのは、この問題集に載っていない、B問題より難易度が高い問題、模擬試験で言うと正答率が50%を下回る問題です。

さて、これら算数の応用問題は入試問題を参考に作成されています。それは6年生だけでなく5年生や4年生でも同じです。ただ4年生や5年生の段階では、まだ習っていない(よくあるのは比です)単元を使えばすぐに解けるけど、現時点でそれを知らないから解くのが難しいといったタイプの問題が応用問題の王道です(もちろん、単純に計算を複雑にしただけのものもあります)。

ではこのような問題を解くにはどうすればよいのか。特に4年生・5年生段階でどう対応していけばよいのでしょうか。

よく耳にするのは、例えば4年生であれば5年生や6年生の内容を先取りし、問題が出題された時に早速それを利用して解くという方法です。
これは「木を見て森を見ず」の典型で、やってはいけない事のベスト1位です。そのような方法で4年生や5年生時点で他の子よりも応用問題が解けるようになったとしても、受験学年になればそのうち追いつかれるのが目に見えています。目的は模擬試験でいい点数を取ることではなく、志望校に合格することであることを忘れてはなりません。

同様に、小学生の段階で中学生で学習する「方程式」を教わり、それを用いて解いている人もいるようです。これまた、時代錯誤の間違った方法です。
確かに、「つるかめ算」などは中2で学習する連立方程式ですから、連立方程式をマスターしておけば正解できると思われがちです。これは間違っていないのですが、だからといって小学生に連立方程式を教えてたとしても、はっきりいってあまり意味がありません。

例えば、

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1個150円のなしと1個40円のくりを合わせて12個買ったら、代金の合計は810円でした。くりは何個買いましたか?
**************************************************************
といった典型的な「つるかめ算」の問題であれば、

なしをx個、くりをy個とすると

x+y=12
150x+40y=810

の2式を連立させて解くことは確かにできます。

つるかめ算で解いたとしても、
全部なしを買ったとして、150×12=1800円
実際の代金との差が 1800ー810=990円
なしとくりとの1個あたりの差 150-40=110円
くりの個数 990÷110=9

で大差ありません。

しかし

******************************************************************
3種類のおもちゃA、B、Cがあり、Aが120円、Bが150円、Cが160円で、これらを合わせて20個買いました。AはBよりも2個多く買ったところ、代金が2820円となりました。それぞれ何個買いましたか?
*********************************************************************

といった問題となると、連立方程式を使っても立式すること自体大変になりますし、計算も大変になります。一方で、Bの個数を基準に、Bの個数変化による代金の合計と2820円との差に注目すれば、それぞれいくつ買ったかはすぐわかります。

このように応用問題になればなるほど、方程式で解くよりも算数の知識に基づいて解いた方が断然速いことが大半です。
ましてや近年出題が目立つ、「見たことのないような問題をその場で試行錯誤して解く問題」となると、算数的な考え方・解き方が身についているかどうかがとても大切になります。
ですから、繰り返しになりますが、中学生内容の先取りをしても何の意味もありません。

ではどうすればよいか。

4年生であれば、4年生のその時点で習ったことを組み合わせて、応用問題に取り組み、どういう視点で問題に立ち向かっていけばいいか、自分ならどう解くかといった練習を通じて経験値を上げていくことです。もちろんこれはとても大変な作業ですから、一人ですべてできることは難しいでしょう。そこで、塾・家庭教師の出番ということになります。
積極的に先生に質問をしていけばいいと思いますよ!

ちょっと長くなってしまいましたので、本日はここまで!

本日の記事のアイキャッチ画像は、内田洋行 教育総合研究所「学びの場.com」より

算数は計算に始まり計算に終わる

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本日は小学生のお勉強に関する記事です。

テーマは「算数」

算数の勉強というとどういった内容をイメージするでしょうか?苦手な子が多い文章題の問題?見るのもイヤと思う人さえいる図形の問題?いろいろだと思います。今のこの質問に対して「計算」を思い浮かべた人はどれくらいいるでしょうか?ほとんどいないと思います。

これは至極当然で、皆さんが取り組まなければならない問題の大半が、上記のような文章題、そして図形の問題だからです。実際の入試問題を見ても、計算問題はごく僅かで、残りはすべてこれらの問題で構成されています。

しかし実は大切なことがあります。これらの文章題や図形の問題も、解を得るために「計算」をしなければならないのです。仮に解き方がわかっていたとしても、正確に計算をして答えにたどり着けなければ×になってしまうのです。ですから「計算」を侮ってはいけないのです。

では、皆さんはこの「計算」にどのように取り組んでいるでしょうか?

毎日計算に取り組んでいますか?

中学受験を考えている方も、そうでない方も、「計算問題」は毎日必ず取り組む。これを決まりごとにすることをオススメいたします。そんなたくさんの問題に取り組む必要はありませんが、必ず毎日、時間を計って取り組む。計算を1日サボると3日分計算力が後退するなどと言われている通り、毎日取り組むことで計算力を強化することができます。これは中学受験生にとってマストなことなのだとご理解いただけるかと思います。非受験生にとっても、毎日必ず課題に取り組むことで、学習の習慣をしっかりと身につけることができます。この習慣ができているかできていないかは中学に入学後ものすごく大切になります。

想像してみてください。小学校時代ですら毎日勉強するという習慣がついていない子が、中学生になって毎日勉強に向かうことができるでしょうか?部活動もはじまって忙しくなるのに、ただでさえ習慣のない子が、毎日しっかりと学習に取り組めるわけがありません。だからこそ、小学校時代、それもできるだけ早い時期から、この毎日計算に取り組むという課題を与えてあげて欲しいと思います。

計算のみのテキストも市販されていますね。有名所で言うと「計算マスター」シリーズでしょうか。1日3問のみの構成で、1年間分がテキストになっているものです。こういった教材を用いて、毎日の計算トレーニングに取り組んでみるといいと思います。

 

なお、この計算マスターシリーズはちょっと難しいです。特に5年生以降は受験生でもキツイですし、分数のかけ算・わり算まで学習しておかないと解けません。1学年落として購入されるとよろしいかと思います。5年生ならば計算マスターシリーズの4年生といった具合です。中学受験をされる方でも、県内の中学校の入試問題の難易度を考慮すると、1学年落としでも大丈夫かなと思います。首都圏や関西圏の中学受験をされる方は、そのような事は言ってられません….。

 

 

数学 大問[1]を甘くみてはいけない!

第3回石川県総合模試がいよいよ10月4日に実施されます。あと10日ほどですから、できることと言えば、当たり前のことをコツコツやることにつきます。

本日はこの模擬試験における「数学のコツ」を少し記事にしてみようと思います。

ご存知の通り、石川県の公立高校入試の数学の問題は難易度が高いことで有名です。その入試に即した問題で構成されているこの模試の数学も難易度は高めです。

こういったテストで差がつくのはどういう問題だと思いますか?

後半に登場する超絶難しそうな立体図形の問題でしょうか?もちろんそういった問題ができたら差はつくんですけど、大切なのはこのような問題ではないんです。

ではどの問題か。

間違いなく[1]です。

[1]の配点は30点。例えば前回の総合模試であれば数学の平均点は50.3点。ということは、[1]の問題をパーフェクトで正解してしまえば、平均点まではあと20点。問題数で言えば、4問か5問程度。逆に言えば、難易度が高い上位校を受験する生徒にとっては、ここを落とすわけにはいかないわけです。

皆ができない問題(正解者が少ない問題)ができなくても差は対して広がりませんが、皆ができる問題(正解者が多い問題)を間違えると差が広がります。

これはある年のサンプル生徒の総合模試における[1]の満点率を表したものです。

附属高校 21.7%

泉丘高校 12.1%

二水高校  3.2%

上位校を受験する生徒といえどもこの程度です。まだまだ1点の重みがわかっていないと言えるでしょう。

数学は1問1点とか2点といった配点ではありませんから、1問正解するかしないかで、受験生内の順位が大きく変わります。この部分をよく認識する必要があります。

あと数回残された模擬試験、そして金沢市統一テストでは、[1]を完答することを強く意識してテストに取り組んでもらいたいものです。試験終了5分前は、もう一度[1]の見直しをするぐらいがgoodだと思いますよ。

 

 

映像授業が流行ってますね

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IT技術の発達により、これまで物理的に不可能であったことが容易にできるようになっています。

最近脚光を浴びている「映像授業」もその一つ。これまでは高校生を対象とした大学受験向けというイメージが強かったですが、中学生や小学生へとその対象も拡大してきているようです。

映像授業の利点はなんといっても「何度でも繰り返し見ることができること」「授業を自分の指で止めることができること」そして「どこにいても映像にアクセスできること」だと思います。わざわざ塾に通う必要もなく、家でタブレットやPCからすぐに動画にアクセスできる。そして映像の先には、全国を代表するような有名講師の授業が展開される。都市部と地方の教育格差是正が期待されているのも頷けます。だからこそ急速にこれらの映像授業が浸透していっているのだと思います。

もちろん映像授業は利点ばかりではありません。「自主性」があることが利用の大前提ですから、学習に対する自主性のない子には向きません。また映像授業はリアル授業よりも1回あたりの学習内容の吸収度が低くなる傾向にあるとのことです。これは映像視聴のスタイルが影響しているのかもしれません。

したがって、こういった点をカバーし、学習管理を保護者の方がするか、もしくはそういったことを家庭教師や塾の先生にお願いすることができるようであれば、映像授業は非常に強力なツールとますますなっていくことでしょう。

さてその映像授業を提供しているサイトを簡単に3つだけご紹介(本当は他にもたくさんあるのですが、とりあえず筆者が知っている生徒を中心に)

まずはなんといってもこのサイト

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アオイゼミ

もうアオイゼミやっているよ!っていう方も少なくないと思います。アオイゼミのいい所はやはり「LIVE感」ですよね。にこにこ動画みたいに、生の映像に対して全国の受講生がコメントをしていく。そのコメントに先生も生で反応する。こういった所が現代っ子のハートをつかんでいるのだろうと思います。

そしてもう一つ大注目なのが、

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勉強サプリ

これはあのリクルートが今年から本格的にスタートした小・中学生を対象とした映像授業を主体としてトータルの学習をバックアップしてくれるサイト。一流の先生の映像授業だけでなく、ドリルもセットになっている点がウリです。またどこかの記事にあったのですが、オンライン上で問題に取り組ませていくことで、正解・不正解のビッグデータを解析して、一人一人にあった学習内容を提供するのだそうです。個別指導塾の個別カリキュラムなどでは到底太刀打ちない、まさにモンスター。さすがリクルートです

 

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すらら

すららはどちらかというと成績が中位から下位の生徒を対象としたもので、学習塾が導入している例も少なくないようです。ゲーム的な要素をふんだんに取り入れることで、勉強になかなか集中できない成績下位の生徒でも取り組みやすくする工夫がなされているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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全国高校入試問題正解の使い方

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前回「全国高校入試問題正解」通称「電話帳」という問題集が受験生が取り組む教材として定番であるとご紹介しました。


ただこの教材。収録されている問題すべてが過去の入試問題であるため、現状ある程度の成績がある生徒でないと取り組むのが難しいと思われます。石川県総合模試で偏差値60以上というのが一つの基準かな?と思っています。

さて、この全国高校入試問題正解。
なぜ「定番」教材なのか…。
そんな話を少し。

高校入試の世界にも全体的なトレンドがあります。
2015年度入試であれば、

・英語は長文中の単語や文法内容等に難化傾向が見られる
・社会は歴史分野で「世界史」の出題が増加。公民は「時事的問題」の出題が増加
・記述問題の質的変化

さくっと3つあげるとこういったトレンドが見られています。
全国高校入試問題正解に取り組むことで、こういった最新の入試傾向を掴むことができます。これがこの問題集が定番になっている理由その1。

理由その2はもちろん弱点単元の洗い出しができるということ。
誤答箇所は既存の問題集などに戻りつつ学習をすすめていくことで、効率よく復習をすすめていくことができます。

では、この全国高校入試問題正解にどのように取り組んでいけばいいのか。
闇雲に全部の都道府県に取り組む?!ま、それも一つの方法です。今頃から使用しているのであればそれでもいいと思いますが、そうでない場合も考えられます。
そこで、次回は効率のよい取り組み方をご紹介していこうと思います。

まだ全国高校入試問題正解を購入していないという人!売り切れる前に購入しておきましょう!