新中学3年生 年間の学習スケジュールを意識しましょう【公立・社会】
新中学3年生の皆さんの今年一年間の学習の全体像をザクッとご紹介しています。これまで英語編と数学編をお送りいたしました。本日は「社会編」をお送りいたします。
公民はすぐ終わらせることができる
社会も英語・数学と同様に、一通りの学習をまず先に終わらせるというのが基本的な考え方です。繰り返しになりますが、入試レベルの問題を徹底的に演習し、経験値を上げることが「合格への近道」です。今回取り上げる社会や理科は、英語・数学・国語と違い、成績を短期的に引き上げることが比較的容易な科目です。一方で、英語や数学は「積み上げ」の科目である以上、成績が上がるまでにはある程度の時間が必要となります。ですから、あくまでも英語・数学・国語の学習を夏休み前までは優先的に行い、夏休み中に基礎事項を総まとめした上で、理科・社会の本格的な学習をそこにプラスしていくという風にイメージしてもらえればよろしいかと思います。
以下のプランは、上位校の受験を想定したもので、中堅校の受験を考えている方には、後日別ルートをお示ししたいと思います。
4月 日清・日露戦争と条約改正、大正デモクラシーと日中戦争への道、太平洋戦争と戦後の日本
5月 日本国憲法、民主政治の仕組み・国会の仕組み
6月 内閣の仕組み、裁判所と裁判の仕組み、地方自治・社会保障
7月 財政と経済の仕組み、国際社会と国際連合
このペースで学習を行うと、夏休み前には一通り中3内容の学習を終えることができます。そして、夏休み中に知識事項の確認と定着を目指した学習を行い、9月以降、過去問演習を中心としたが学習を行うという流れが一番スムーズだと思います。
ぜひ参考にされてみてください。