新中学1年生 入学後に実施されるテストについて
いよいよ新年度ですね。4月になりました。
金沢は昨日桜の開花が宣言されましたよね。犀川沿いの桜も昨日から一気に開花したような気がします。4月になったということは、いよいよ新学年のスタートです。本日から各学年ごとに、4月の学習のポイントなどを記事にしていこうと思っています。その前に、新しく中学1年生になる方はたぶん気にされているはずです….。そう、入学後に実施されるテストについて。ということで、本日はこのテストについて、簡単に記事にしてみようと思います。
特別な対策は不要
中学校に入学すると、小学校内容の確認テストが行われます。中学入学後一発目のテストということで、どうやって対策すればいいのだろう….と思う方もいらっしゃるようですが、結論から言うと、特別な対策は不要です。また、このテストの結果が、中学校の成績に反映されるということもありません。あくまでも、小学校内容の定着度合いを把握することが目的のようです。春休みに塾などで春期講習会に参加された方は、中学内容の先取りと小学校内容の復習をしていると思います。春期講習会に参加されていない方で、小学校内容の復習をしようと思っている方は、時間も限られていますので、以下の項目を確認してみると良いと思います。
【計算・数の性質の分野】
- 整数計算
- 小数計算
- 分数計算
- 約数・倍数・公約数・公倍数とその利用
【単位と単位量あたりの大きさ】
- 各種単位変換
- 単位量あたりの大きさに関する文章題
【割合・比】
- 割合の基本(小数・百分率・歩合)
- 割合の文章題
- 比
【代表的な文章題】
- 平均
- 速さ
【図形】
- 各図形の求積(公式は大丈夫か)
- 立体の体積・表面積
ざっと、これくらいかなと思います。これくらいといっても、全部やろうとするとかなり時間がかかりますから、これらの中から、自分が苦手だなと思っている単元をピックアップして、代表的な問題に取り組まれてはいかがかなと思います。
これらの学習内容は、中学数学を学習していく上で必要となることは事実ですが、苦手であったとしても、中学数学を学び進めていく過程で、その都度復習することはできますから、あまり過度に復習しっかりとやらないと!と思わなくても大丈夫です。それよりも、可能であれば、中学校内容の先取り学習を進めていった方が良いでしょう。塾に通っている方は、この春休みだけで、中学入学後最初の定期テストの試験範囲分ぐらいの学習は終えているはずですから、遅れをとらないような対策をすることが賢明かと思います。