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一番最初に志望校の過去問に取り組むべきはまさに”今”

  
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一番最初に志望校の過去問に取り組むべきはまさに"今"

4月1日からスタートした新年度もあっという間に15日が経過してしまいましたね。小6・中3の受験生も、まずは新しい学校生活に慣れることが最優先だと言われていると思います。もちろんそれは間違いではありませんが、来る「受験」のことを考えると、ぜひ今月中にやっておいてもらいたいことがあるのです。それが、「志望校の過去問に取り組む」こと。え?!今のタイミングで?!と思うかもしれませんが、”今”取り組むことに意味があるのです。本日はそれについてちょっとしたお話を。

大切なのは点数ではありません

入試問題は、どの志望校を受験するかによってまったく異なるといっても過言ではありません。例えば高校受験を考えてみましょう。あなたが、附属高校を志望するのか、公立の高校を志望するのか、私立の高校を志望するのか、これによって、あなたの受験戦略・計画は大きく変わってきます。なぜなら、入試問題は受験する学校によって、まったくと言っていいほど異なるからです。問題の傾向・よく出る分野・配点・難易度それぞれに違いがあるのです。したがって、志望校への合格を考える場合は、それに合わせた学習をすることが、もっとも効率的なわけです。

“今”、この時期に過去問に取り組む意味は、「敵を知ること」・「自分に足りないことを考えること」にあります。

例えば公立高校を第一志望としている方は、今年の入試問題でもいいので、時間をはかって取り組んでみましょう。この時の点数は気にする必要はありません。取り組んだ上で、出題の傾向やその特徴を考える、そして志望校合格のためにはどのような力を身につけていかなければならないかを考えることに時間をかけましょう。

この時間を受験勉強の早期に作ることで、要領の良い志望校合格への学習計画・戦略を練ることができるのです。

受験勉強の鉄則は、「志望校の入試でよく出そうなところに力を入れ、出ないところは適度に力を抜く」です。

志望校によく出る分野も出ない分野も、均等に勉強することは、もっとも理想的な学習法でありますが、残された時間を考えた場合、入試によく出る分野を重点的に学習した方が得策なのは、受験生でなくても分かることだったりします。

それぞれの高校の傾向については、今後記事としてアップしていきますね。

ぜひ、週末の時間がある時に、過去問に取り組んでみてください!

 

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