二水高校のボーダーラインは ?! 二水高校入試 合否追跡調査データ 2017
二水高校の合否追跡調査2017 をご紹介いたします。2017年入試の追跡調査データから予想されるボーダーラインとは ?!
本記事は、読者の方からWEB上でいただいたデータに基づいて作成しております。データ数がそこまで多くないため、今後の参考材料としていただければ幸いです。
323点付近がボーダー ?! 逆転現象もある ?!
今回頂戴したデータをまとめたグラフは次のグラフです。ご提供いただいた合否データの大半は合格の情報でしたが、一部不合格の情報もご提供いただけたことで、ボーダーラインを推測することができました。
ご覧の通り、323点付近で合否が入れ替わっております。323点で不合格だった方がいる一方で、322点で合格されている方もいます。この付近がボーダーラインとなっており、内申書による逆転現象が少なからず見られたのではないかと思います。
科目ごとの平均点と標準偏差は ?!
続いて、科目ごとの平均点と標準偏差を確認していきましょう。
重視すべきは「標準偏差」です。データの数が少ないので、参考までといった所ではありますが、数学・社会の標準偏差が高くなっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
逆に国語は標準偏差が一番低い科目となっています。数学や社会ができた子・得意な子には今年の入試問題は有利にはたらいたようです。
泉丘と二水高校は公立上位校のNo.1とNo.2と言われていますが、実際の得点傾向にどの程度違いがあるのでしょうか ?!
【泉丘高校の結果】
【二水高校の結果】
標準偏差に注目すると、数学と国語は泉丘と二水で大きく異なることがわかります。今年度の入試では、泉丘受験生内では国語の標準偏差が高いですが、二水では低いです。一方で、数学については二水高校の標準偏差が特に高くなっています。
このことから、二水高校受験者は、数学よりも国語が強い文系タイプが比較的多いのではないかと推測することができると思います。
逆に言えば、二水高校受験生にとっては、数学が強いことが武器になりうるということです。