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あと3ヶ月の勉強法ー算数・数学編ー

  
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あと3ヶ月の勉強法ー算数・数学編ー

あともう少しで11月です。2015年もあっという間に終わろうとしています。そして….、皆さんそろそろ気づいているでしょうか?入試までの日数が刻一刻と減っていることを…。

附属中であれば12月がテストですから、とっくの昔にテスト3ヶ月前をむかえ、あと1ヶ月ちょっとになっています。錦丘中や私立高校入試は1月に実施されますから、残り2ヶ月ちょっと。附属高校入試であれば2月に実施されるので、残りあと3ヶ月ちょっと。そしてそして、一番受験生の多い、公立高校入試までは残り4ヶ月ちょっととなったわけです。

受験勉強をすすめていくうえで、「残り3ヶ月ちょっと」というのは一つの節目となります。残された日数でどのように受験勉強をすすめていけばいいか。本日はそのヒントになるようなことをお伝えしようと思います。

今回想定している受験生は、もっとも人数の多い平均点付近の生徒です。

まず大前提としてあと3ヶ月のタイミングともなると、算数・数学が残り3ヶ月で劇的に成績アップすることはほとんどないということを確認しておきたいと思います。理科・社会はそれこそ極端な話、入試日の前日まで成績が上がることはあるかもしれませんが、算数・数学はそうではありません(これは国語や英語にも言えることです)。

したがって、この時期の勉強というのは「理科」「社会」が中心となっていなければなりません。そういう状態の中で、算数や数学の学習を行う目的は「メンテナンス」。この言葉に尽きると思います。特に平均点付近の人は、基本・標準レベルの問題の中で、過去に間違えた問題を中心とした「解き直し」を徹底していくといいと思います。

万が一、過去に自分がどの問題を間違えたのかが記録されていない(わからない)場合は、過去問何年か分(三年ほどでいいかなと思います)に取り組んでみてください。

このとき大切なのは、「丸つけの仕方」です。

一通り問題に取り組んだあと、すぐに丸つけをしてはいけません。

一通り問題に取り組んだうえで、自分なりの手応えをもとに、すべての問題の「予想◯×」を最初に記入します。

◯:絶対正解できている。もしくは正解できているだろうと思われる問題

△:たぶん正解できているだろうと思われるが、若干の不安を感じている問題

×:おそらく正解できていないだろうと思われる問題

このチェックをつけた後に、解答を見ながら◯、×をつけていってください。

復習しなければならないのは、

◯だと予想していたのに×

△だと予想していたのに×

だった問題です。これらの問題ができるようにしていけばいいのです。そしてこれらの類似問題を問題集で探して解いてみると、さらに練習に厚みをもたせることができます。

×だと予想していて×だった問題はどうすればよいか?

個人的には「捨ててしまってもいい」と思うのですが….、もし解答解説を見てもイマイチ理解できない問題は「捨てる」で良いと思います。この時期に、予想×で実際に×のような問題を、残された日数で◯にするのはかなり大変なことです。であるなら、すでに予想◯、△といったある程度手応えのある問題で不幸にも間違えてしまった問題を、確実に仕留めることを意識した方が懸命と言えるでしょう。

受験生活がある3ヶ月を切ったら、少し勉強のやり方の修正をしてみることも大切だと思いますよ。

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