平成27年度 第1回金沢市統一テスト分析ー理科編ー
本日も先日実施された第1回金沢市統一テストの出題内容分析を行っていこうと思います。
はすでに分析済みですので、よろしければご覧ください。
それでは早速見ていきましょう!
今年度の第1回金沢市統一テストは大問が9つ、小問数が50問となっています。試験時間が50分ですからスムーズに解いていかないといけませんね。
[1] 小問集合
問1 塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物の加熱について
(1)実験方法に関する出題(気体を取集するための方法を図に必要な器具を書き足して完成させる)
(2)発生した気体の性質に関する問い
問2 人体 (ヒトの腕について)
問3 (1) 平均の速さ(中3 運動とエネルギーから)
(2) 電流 (交流について)
[2] 生物
この問題はよくある問題ですから、しっかりと得点をゲットしたいでうね。植物の光合成に関する対照実験の問題です。
[3] ばね
中1 力と圧力からの出題で、ばねの伸びと力の大きさに関する問いが中心の問題が出題されています。問1では、与えられた表を参考にして、ばねの伸びと力の大きさをグラフで表させていますが、それはそのまま問3の答えにつながっていくといった感じです。
[4] 中和
中和に関する問題です。学校によっては中和を統一テストの直前に学習していた学校があったとのことです。問題自体の難易度はそこまで高くありません。仮に第2回金沢市統一テストもしくは公立高校入試で同単元が出題されたとしたら、もう少し難しくなるだろうと思われます。
[5] 地震
これはもう典型的な形で、よく出る問題です。おそらくこれまでに問題集で何度も似たような問題に取り組んでいるのではないかなと思います。
[6] 熱分解
熱分解に関する問題が出題されています。酸化銀を熱したらどうなるかという問題です。問1では気体の収集法に関する問いが出題されています。
[7] 生命のつながり
ホウセンカの花粉を題材に、問3以降は減数分裂によってできた細胞を選択したり、被子植物の受精とはどのようなことなのかを「合体」問いう言葉を用いて記述させる問題が出題されています。
[8] 天気
これもよく出題される典型的な形の問題でした。天気記号の読み取りなど基礎的な問題も出題されていますから、しっかりと得点ゲットと行きたいところです。
[9] 電流と磁界
苦手とする生徒が多い、電流と磁界に関する問題で統一テストは終了となります。問3の(3)のように電流の向きを変えず、電流を強くして、磁石の極を入れ替えたら、コイルの回転の向きと速さはどうなるかといった問題もよく見る問題ですね。
以上が、平成27年度 第1回金沢市統一テストの理科の問題でした。ちなみに、全部で50問の小問の中で、いわゆる「記述問題」は11問。全体の約20%ほどとなっています。また、グラフをかいたり図を描いたりする問題は、4問出題されています。記述問題対策はもちろん必要ですが、各分野の基礎的・標準的な知識事項の抜けがないかを、統一テストの結果を踏まえて確認しておいてもらいたいと思います。