第5回石川県総合模試の試験結果
先日実施された第5回石川県総合模試の試験結果の返却がはじまっているようです。ザワナビ編集部も早速入手しました。受験日が近づいてきていること、そして受験者が増加したこと、この2点を踏まえると、金沢市統一テストと同様に志望校選択の重要な指標となりうる今回の模擬試験の結果を詳しく見ていきましょう。
全体結果
まずは全体的な結果から確認していきましょう。
前回と比較すると
数学の平均点が上がった一方で、理科が大幅に難化したことにより、5科目平均点も下がっています。ちなみに今回の模擬試験では、前回よりさらに受験者数が増えたこともあり、各学校ごとの志願者数も軒並み増加しています。
それでは、各学校の第一志望者の平均点と、過去の受験生の平均点との差を比較していこうと思います。
進学上位校は軒並み平均点が増加!
上の表は、各学校の第一志望者の平均点と全体平均点との差を「今回」と「過去の平均」を学校ごとに表示してあるものです。数値が赤くなっている科目は、過去の受験生よりも点数が低いことを表しています。錦丘高校・野々市明倫・伏見高校は過去の受験生よりも点数が低くなっており、現時点では例年と比較すると受けやすい可能性が高いと考えられます。一方で、上位校は軒並み過去平均点よりも上の点数となっています。これは今回の受験者増加との関係も考えられますが、シンプルに数値だけを捉えれば、例年以上に厳しい受験となりそうです。学校ごとに受験者の得点状況に特徴が見られます。自分に得点状況と比べてみるといいかもしれませんね。
本日は取り急ぎ、第5回石川県総合模試の結果をご紹介しました。またデータを詳しく見ていこうと思います。昨日あたりからかなり寒くなってきました。受験生の方は風邪をひかないようにしてくださいね。