附属高校入試直前!【理科】の出題内容
附属高校入試が近づいていますので、附属高校入試の出題内容に関してご紹介する記事をアップしていきます。本日は「理科編」です。
全分野から満遍なく
まずは附属高校入試で実際に出題された内容過去5年分をチェックしてみましょう。
過去6年間の出題内容を整理したものです。全分野から満遍なく出題されていることが分かると思います。ただ各分野ごとに出題されやすい単元はありそうです。物理分野であれば、物体の運動や力からの出題が多いですね。これらの傾向をある程度踏まえて学習を進めていってもらえればと思います。
各分野ごとの得点比率をグラフ化したものが次のグラフです。
物理分野が比較的配点比率が高いように思いますが、ほぼ全体的に同じ比率で出題されると考えておけば良いでしょう。
附属高校入試の問題は、単純な知識事項を聞く設問だけでなく、理由などの記述を求める問題がもともと多かったのですが、近年はさらに記述量が増えてきた印象を受けます。さらに作図問題も多くなってきていますから、こういった形式の問題の対策もしっかりとしておく必要があります。
受験生の大半は過去問にすでに取り組まれていると思います。まずは過去問で出題された記述問題などがしっかりとできるようになっているかをチェックし、さらに自分の苦手単元を中心に、同様の記述問題に取り組まれてみるといいと思います。
電話帳をお持ちの方であれば、理科の後に収録されている、国立大学附属高校の問題や、私立高校の問題などから問題に取り組んでいる方も少なくないでしょう。あきらかに附属高校より難易度が高い学校は除外しつつ、これらの問題の中から問題をピックアップして取り組んでみるとよろしいのではないでしょうか。
あともう少ししかありませんが、試験1分前まで学力は伸びますから、頑張ってください!(1分前はちょっと言い過ぎたかもしれません…)