平成28年度公立高校入試【英語】出題内容分析

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今年の入試も一通り終了し、あとは合格発表を残すだけとなりました。

今年度の入試問題の出題内容をあらためてじっくりと見ていこうと思います。第一弾は激変の「英語」です!

出題形式は確かに大きく変わりました。

[1] リスニング

リスニングは例年通りA〜Dで構成されています。Aは英文を聞いて質問に答える問題、Bは図・絵が与えられた問題、Cは英単語を答える問題、Dは質問に対してア〜ウから適切な選択肢を選ぶ問題となっています。配点はAが6点(各3点×2)、Bは6点(各3点×2)、Cは9点(各3点×3)、Dは9点(各3点×3)の合計30点となっています。

特筆すべきは、CとDでしょうか。

Cの適切な英単語を答える問題はこれまでも出題されていましたが、昨年までは、英単語の最初のスペルが示されていました。ところが、今年からはそれが1問をのぞいてなくなる自体に!(なぜ、アだけは、最初の一文字が書いてあったのかは不明です)。答えを書くヒントだっただけに、それがなくなったことで、心理的にも「ヤバイ!ムズイ」と思ってしまった受験生も少なくないのではないでしょうか。

Dは大幅に変わり、選択肢が音声となりました。これまでは選択肢は印刷されていたのですが、それがなくなりましたので、難易度もそれにともない上昇したと考えていいと思います。

[2] 適文補充(選択)

[2]はこれまで英文法の問題(=並び替え)が定番でしたが、大きな変更が見られました。英文法の問題ではなく、英文の中の空欄に適する英文を選択する問題となりました。この傾向が次年度以降も継続するとしたら、リスニングが始まる間に、英文法問題を終わらせてしまうといった、従来の取り組み方を変更する必要が出てくるかもしれません。

[3]英文読解(会話文)

まず例年に比べて明らかに英文の量が多くなりました。1ページに収まりきらず、次のページの約半分近くまでの分量となります。単純に考えて、前年度の1.5倍です。読解のスピードがいままで以上にもとめられることになりそうです。設問自体は、例年通りのものが大半です。適語補充、本文の内容に関するものなどです。

[4]英文読解(スピーチ)

私の大好きな日本語として「おもてなおし」を取り上げ、おもてなしに関する経験についてスピーチするという内容の英文を読んで答える問題です。[4]の英文も若干ではありますが、分量は増えています。[4]の問題で特筆すべきは、これまで一つの大問として出題されていた「英作文」がなくなった変わりに、この[4]の問題の1つとして出題されるという形式に変更となったことです。今回の英文は、おもてなしについて、それが「何か特別なことをしなくてはならない」のではなく、「何か小さなことであっても」おもてなしはできるといった趣旨の英文です。今回の英作文は、このような会話の流れを踏まえたうえで、「今すぐできるおもてなし」として、あなたらな何をするかを英文で記述する問題となっています(正確には、スピーチを行っている、健太くんならどう言うと思いますか?という問に答える形で書きます)。

ある程度、話の流れをつかんだうえで書かなければならないですから、これまでよりも難しくなったと言えます。

ただ、実際は[4]の問題って、例年、最初と最後の段落読めば内容が把握できる構造になっているので、問題を読む前に英作文を書くこと自体は可能かもしれません。

以上、平成28年度公立高校入試【英語】の出題内容を詳しく見てみました!

 

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