附属・泉・二水を志望する今年の受験者の特徴

中学生

前回、第3回石川県総合模試の試験結果を各学校を第一志望としている生徒の平均点の変化という点から見てみたわけですが、今回は同じく第3回石川県総合模試の結果を過去のデータと比較し、今年の受験生の特徴を少し考えてみようと思います。全部だと大変なので…、とりあえず附属・泉・二水という金沢トップ3を第一志望とする受験者の得点を詳しくみてみました。

単純に点数だけを見ていても、毎回の模試の平均点が異なるので、しっかりとしたことはわかりません。石川県総合模試が受験者に公表しているデータでは、科目ごとの平均点と全教科の平均偏差値、そして偏差値の分布が各学校ごとに示されます。科目ごとの変化をとらえたいので、今回は公表されているデータの「科目ごとの平均点」に注目したいと思います。附属、泉、二水を第一志望としている生徒の科目別平均点がどのようになっていて、過去データと比較するとどういう変化が見られるか。こういった点に注目します。

学校別・教科ごとの第一志望者の平均点差の一覧(過去データ)は以下の通りです。

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なおこの数値は、各年度の各科目の年間平均との差をあらわしています。

表の数値を改めて紹介すると、

附属高校

英語 +28.2 数学 +27.6 国語 +18.4 理科 +24.5 社会 +23.6

泉丘高校

英語 +23.3 数学 +21.5 国語 +14.4 理科 +23.2 社会 +20.8

二水高校

英語 +13.5 数学 +11 国語 +9 理科 +13.9 社会 +12.9

となっています。

では、今年の受験生の現時点までの平均点と、過去の年間平均とを比較してみましょう。

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年間平均と比較をすると、大抵の科目で過去データよりも現時点での平均点は低いという結果になります。そりゃそうですよね。だって、年間平均は、受験直前期までのデータを含んでいますから…。

そこで、第3回の石川県総合模試の過去データに絞って比較してみます。

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学校別にデータ比較をしていきましょう。

【附属高校】

志望者のレベルは例年通り

ただ、「英語」と「社会」が過去の平均と比較すると少し低くなっています。一方で「数学」はかなり高くなっています。今年附属を志望している生徒は「数学」が得意な生徒が多いのかもしれません。

【泉丘高校】

志望者のレベルは例年以上

今年の泉丘高校は昨年以上に難化しそうです。現時点で過去平均点よりもかなり点数が上昇しています。主要科目である「英語」「数学」「国語」すべてが過去平均点よりも点数が上昇しています。夏休みにしっかりと主要科目を固めてきているようですね。現時点では理科、社会が過去データよりも低くなっていますが、これから理科・社会も固めてくるでしょうから、全体的にさらに難化すること必至です。

【二水高校】

志望者のレベルは例年よりちょっと下がるかも

今年の二水高校はさらに受験生の学力が低下しています。泉丘高校と二水高校との間には、もはや埋められないほどの差ができてしまっているようですね。ただし、二水高校志望者は例年スロースターターが多いです。第4回石川県総合模試からグイグイと成績が上がってくる人が少なくありまんので、しっかりと状況を観測していかなければなりません。

 

上記はあくまでも数値を見ただけでわかるトレンドです。これから金沢市統一テストの結果が出揃いはじめると、より現実的な志望校選択をみなさんするようになりますから、模試データの分析はより意味を持つことになります。また機会があれば、こういったデータの比較をしてみたいと思います。

 

 

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