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星稜中学校 H27年度 入試問題分析ー算数編ー

  
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星稜中学校 H27年度 入試問題分析ー算数編ー

昨日星稜中学校の平成27年度入試問題分析ー国語編ーを記事にしました。今回はその続き。算数編です。

星稜中学校の平成27年度の算数の入試問題は、大問数が5つ、小問数が23問となっています。配点は非公表ですが、問題数から考えて一問あたり4点ぐらいかなと勝手に予想しています。それでは詳しく入試問題をチェックしていきたいと思います。

[1] 計算問題

簡単な計算問題です。ここは満点を確実にゲットしたいところです。どの問題も普通に計算すれば十分正解することができると思いますが、例えば(1)や(4)などは、計算を簡単にする計算法則を上手く活用して解くことができれば、スピーディーに問題に取り組めるのではないかと思います。

[2] 小問集合

様々な単元から、基本的な問題が10問セレクトして出題されています。

(1)比  (2)速さ(単位変換含む) (3)割合の基本 (4)割合(相当算)(5)数の大小 (6)数揃え (7)台形の面積 (8)複合図形の求積(半円3つ合体)(9)損益算 (10)対角線の数

どれも中学受験の問題として考えると難易度低めの基本問題ばかりです。しっかりと中学受験対策の勉強をしていた受験生であれば、満点とることは十分可能な問題です。

[3] 公約数と公倍数

(1)は最大公約数を求める問題。連除法を使えば一発。(2)は(1)で求めた最大公約数から公約数の個数を答える問題。最大公約数の約数=公約数の関係がわかっていればなんなくクリアー。(3)は公倍数で2015より小さいものがいくつあるかを求める問題。最小公倍数を求めてから、2015をその最小公倍数で割った商が答えとなる。いたって基本的な問題。

[4] 規則性の問題

規則性の問題でよく見るテープつなぎの問題。図が与えられていないので、つないでいく様子を自分でしっかりとイメージしながら問題に取り組んでもらえればと思います。問題自体はよく見る問題です。等差数列の公式なども中学受験生であれば学習済みですから(1)は難なく解けるはずです。(2)は受験生の中には難しいと感じる子もいたかもしれませんが、これもよく出る形です。

[5] 速さ

進行グラフが与えられ、それを読み取って「追いついた時間」や「歩く速さ」を求める問題です。(1)では進行グラフにおいて、グラフが平らになっている部分が何を表しているのかを説明させる問題が出題されています。(2)(3)については、よくあるパターンです。

 

以上、平成27年度の星稜中学校「算数」の入試問題を分析してきました。算数の問題はどれも基本的な問題ばかりですので、しっかりと中学受験の勉強をしておけばかなりの高得点が期待できるものばかりです。まずは教科書レベルの問題を確実に解けるような練習をしておくことが必要です。

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