石川県で医学部受験に一番強い高校は?!
昨日は、月刊北國アクタスのデータをもとに、「石川県で難関10大学に一番合格しやすい高校はどこだ!?」というテーマで、独自指標の「合格力」を用いて記事をアップしました。本日は同じく合格力を用いて、「医学部進学」に強い高校はどこなのか?!ということを検証してみようと思います。
空前の医学部ブームの中で
現在、大学受験界は空前の医学部ブームであると言われています。特に西高東低の医学部ブームと言われており、中部より西の地域で医学部人気が沸騰していると言われています。やはり「安定した職業」=「医者」という一般的なイメージが、特に地方だと根強いのかもしれませんね。さらに、2020年からは医学部の定員が削減される予定となっており、今がまさにチャンス!ということのようです。月刊北國アクタスのデータに目を通しますと、今年県内から医学部に進学した人の総数は、現役・浪人含めて70人。やはりほんの一握りの学生が、医学の扉を開けることができていることに間違いはないでしょう。
そんな、医学部に強い県内の高校はどこなのか?!早速検証していきます。昨日の難関10大学と同様、浪人生の合格数は排除し、現役合格者数のみに注目します。そして、今回は、
[合格力]=[医学部への現役合格者数] ÷ [卒業生数]にて算出しようと思います。
はたして、どのような結果になるのでしょうか?
医学部進学なら圧倒的に…..
早速結果をご覧いただきましょう。
附属高校の圧勝です。
なんと2位の泉丘高校の7.2倍近い「合格力」となっています。
この背景には、もともと附属高校に進学される方に「医学部志向」が強いことも影響しているのだろうと思います。とは言え、ダブルスコアどころではない、この圧倒的な差には驚きを隠せません。
先日の記事でも触れましたが、進学校への進学を希望する中学生の多くは、志望校の「大学合格実績」を志望校選択における重要な指標とする傾向が強くなっています。
附属高校と泉丘高校で、どちらを志望しようか迷った時は、この進学実績の差を一つの判断材料としてみてはいかがでしょうか?!
将来的に「医学系」の道へ進んでみたいなら、断然「附属高校」に進学すべきだと言えます。それ以外の学部で、首都圏や関西圏の有名大学を受験しようとするのなら「泉丘高校」を選択した方がよさそうです。
ちなみに医学部受験はとても難しく、全国で一番難易度の低い医学部でも偏差値60以上もあるのです。今回の附属高校のこの医学部進学実績と、前回の難関10大学の合格実績を踏まえ、これらを合わせた形で、「(最終版) 本当に大学進学に強い高校」という記事を明日アップする予定ですので、ぜひチェックしてみてください。