二水高校入試 合否追跡調査データ 2016
2016年度 高校入試の合否追跡調査データを公開しています。これまでに 金沢大附属高校、泉丘高校 の合否追跡調査データを公開してきました。本日は二水高校です。なおあらかじめご説明させていただきますと、二水を含め、入試難易度順で二水から下の高校の調査データの数はあまり収集できておらず、ボーダーラインがどの点数付近かはわかりません。一方で、受験者の各科目の平均点から、差がついている科目とそうでない科目といったものが浮き彫りになってきています。むしろ後者のデータの方が、今後の学習の参考になるかと思いますので、ぜひご活用いただければと思います。
点数分布状況をとりあえず…
二水高校に関して頂戴したデータはすべて合格のデータだったため、ボーダーラインはわかりませんが、得点の分布状況はこのようになります。
それでは受験者の各科目・5科目計の平均点と標準偏差を確認していきましょう。
これは合格者した方のみのデータであるという前提ではありますが、英語の標準偏差の低さに驚きを隠せません。平均点だけで言えば泉丘高校の受験者平均点とほぼ同じです。不合格になった方のデータを含めれば、英語の平均点はもう少し低くなるとは思いますし、標準偏差の数値も大きくなるとは思いますが、二水高校を受験するレベルの方同士では、泉丘高校同様あまり英語では差がつかないと思っておいた方がよいかもしれません。つまり、英語ができるのはあたり前ということです。ほかの科目の標準偏差は概ね似通っていますが、一番差が開いたのは社会だったようです。標準偏差の高い順に教科を並べると、
社会→数学→国語→理科→→→→→英語
といった形になります。まずは早期に英語を固め、数学なども一定程度目安となるような点に到達できるようにしたうえで、社会などの学習にいかに多くの時間をさけるかが重要になりそうです。
以上、ご参考までに!