桜丘高校入試 合否追跡調査データ 2016
本日は2016年度 桜丘高校入試 の合否追跡調査データから、桜丘高校受験者の傾向把握などをしていこうと思います。なお、合否追跡調査データはこれまで、附属高校・泉丘高校・二水高校とそれぞれ記事化していますので、併せてご覧いただければ幸いです。
まずは得点分布をご覧ください。
ご提供いただいた桜丘高校のデータは合格された方からのものだけだったので、ボーダーラインが何点ぐらいだったのかといったことの推測はできません。
少なくとも一つ言えることは、323点で合格者がいるということは、ボーダーラインはこの点数以下ということです。さて、桜丘高校受験者の各科目・5教科計の平均点と標準偏差を見ていきましょう。こちらの方が得られる示唆が大きいですよ。
桜丘合格は「英語・国語」の得点力が鍵を握る?!
これまで見てきた泉丘高校や二水高校とは明らかな違いがあります。1点目は、英語の標準偏差が高いということ。泉丘高校や二水高校では英語の標準偏差が極めて低く、英語で差がつくことはまずないといった状態でした。ところが、桜丘高校では、その英語の標準偏差が高くなっています。また国語の標準偏差が最も高いというのも驚きです。桜丘高校合格の鍵を握るのは「英語・国語」の得点力と言えるかもしれません。一方で、数学は標準偏差が低くなっています。おそらく一定程度以上の難易度は、桜丘高校受験生で正解できる人が少なかったということが理由ではないかと思います。桜丘高校受験者の各科目の標準偏差を高い順に並べていくと、
国語 → 英語 →→ 理科 →→数学 → 社会
となります。
こういった傾向を踏まえて、学習量の配分や受験戦略を考えていただければと思います。
以上、桜丘高校融資 合否追跡調査データ2016 でした!