数学 大問[1]を甘くみてはいけない!
第3回石川県総合模試がいよいよ10月4日に実施されます。あと10日ほどですから、できることと言えば、当たり前のことをコツコツやることにつきます。
本日はこの模擬試験における「数学のコツ」を少し記事にしてみようと思います。
ご存知の通り、石川県の公立高校入試の数学の問題は難易度が高いことで有名です。その入試に即した問題で構成されているこの模試の数学も難易度は高めです。
こういったテストで差がつくのはどういう問題だと思いますか?
後半に登場する超絶難しそうな立体図形の問題でしょうか?もちろんそういった問題ができたら差はつくんですけど、大切なのはこのような問題ではないんです。
ではどの問題か。
間違いなく[1]です。
[1]の配点は30点。例えば前回の総合模試であれば数学の平均点は50.3点。ということは、[1]の問題をパーフェクトで正解してしまえば、平均点まではあと20点。問題数で言えば、4問か5問程度。逆に言えば、難易度が高い上位校を受験する生徒にとっては、ここを落とすわけにはいかないわけです。皆ができない問題(正解者が少ない問題)ができなくても差は対して広がりませんが、皆ができる問題(正解者が多い問題)を間違えると差が広がります。
これはある年のサンプル生徒の総合模試における[1]の満点率を表したものです。
附属高校 21.7%
泉丘高校 12.1%
二水高校 3.2%
上位校を受験する生徒といえどもこの程度です。まだまだ1点の重みがわかっていないと言えるでしょう。
数学は1問1点とか2点といった配点ではありませんから、1問正解するかしないかで、受験生内の順位が大きく変わります。この部分をよく認識する必要があります。
あと数回残された模擬試験、そして金沢市統一テストでは、[1]を完答することを強く意識してテストに取り組んでもらいたいものです。試験終了5分前は、もう一度[1]の見直しをするぐらいがgoodだと思いますよ。
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[…] いずれにせよ、[1]の配点は各4点×9=36点です。もう一度言いますよ?36点です!!上位校を受験する人はここで確実に点数をとっていきましょう。平均点を目指す人も、ここで点数をしっかりととればあとは自分が解けそうな問題を数問解くだけで平均点に達します。そういう意味でも[1]は大切です。あ、そういえば、昔[1]が大切だという記事を書いていましたね。よければこちらもご覧ください。 […]