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実践的な過去問の取り組み方

  
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実践的な過去問の取り組み方

本日は久しぶりに「学習法」に関する記事を。

この時期、受験生の勉強内容に占める「過去問演習」の割合はどんどん増えていっていると思います。そこで実践的な過去問の取り組み方をご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

実践技1 時間を計る

当たり前ですが、必ず時間を計って制限時間内で取り組むようにしましょう。できれば見直しの時間を考慮して、制限時間よりも5分程度時間を短くして取り組んでみるといいと思います。なお、時間を計る相棒はキッチンタイマーです。100円ショップで100円で売っていますので、初期投資だと思ってぜひ購入してみてください。

実践技2 時間が足りなかった場合は延長戦

制限時間内に終わらなかった問題は、延長戦として一通り取り組んでみましょう。もちろん採点する時にはこれらの問題は点数には含めませんけどね。全教科すべての問題に取り組んだら、丸つけをしていきます。

実践技3 ◯, ×つけて終わりでない。

「丸付けをする」というと、解答を見て自分の答えに◯、×を記入し、×だった問題の答えを直してはいおしまい!としている受験生が少なくないと聞きますが、これは絶対NGです。◯、×をつけたあとは、必ず解説を隅々、じっくりと読むようにしましょう。間違えた問題の解説を熟読し、理解するのは勿論ですが、正解していた問題も、自分とは異なる解き方で解いているかもしれませんから(数学など)、時間に余裕がある時はチェックしておくと良いと思います。ちなみに、解説を読んでもよく分からない。そう言った問題もあると思います(特に全国高校入試問題正解の数学の解説には、とても一発で思いつかないような解法が載っていたりすることもありますので..)。その場合はどうすれば良いか?!

塾に通っている人であれば、塾の先生に質問する、もしくは学校の先生の暇を見つけて質問するなど、解説が理解できないものはまず「質問」しようとすると思います。これは至極正しい方法なのですが、受験日が近づいている直前期という点を考慮した場合、解説を読んでも分からない問題は捨てるの一手かなと思います。

そもそも解説を見ても分からないということは、その問題を解く以前の何かしらの部分の理解ができていない可能性が高いわけです。そのような状態無理に理解しようと、たくさんの時間を割くぐらいなら、その問題に関連する単元の基礎・標準的な問題に取り組んだ方がよっぽど得点力が上がるように思うのです。

受験勉強ではついつい「完璧主義」になりがちです。「これもやらないと、あれもやらないと..」しかしよく考えてみてください。入試で満点を取る必要はありません。上位校ですら、70%程度の正答率で合格できるわけです。つまり、30%は捨て問なのです。解説を読んでも分からない問題はおそらく正答率も低い問題だと思いますから、なおさら深追いしない方が良いと思います。

限られた時間をより効率的に過ごすためには、このような考え方で過去問に取り組んでみるのもいいかもしれませんよ!

あ、過去問を購入されていない方は、もうそろそろ購入しましよう!

 

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